今日の給食を尋ねて、たくさん食べた?と訊くと、ほとんどの子どもたちが「うん」と答えてくれます。
早ければ2歳過ぎくらいからこちらの言うことが分かる子どもたちのほとんどです。
しかし、献立の内容まで踏み込むと、まずまず答えることが出来るのは1年生でやっと10人に1人くらい、2年生で10人中5人くらい、そして3年生になると10人中9人くらいとなります。
子どもたちにとって、食べてしまったものを覚えている必要がないのだろうと推測しています。
過ぎてしまったことは特に興味はなくなり、今のこと、次のことに関心が移っているのだろうと思います。
小学生6年生と話していたら、卒業式で涙を流すのが不思議、流すとしたらうれし涙、何故なら自分たちは卒業して中学生になることに期待して希望を抱いているのだから、ということを聞きました。
子どもたちは前向きで、過去の感傷に浸っているということは少ないのだろうと思いました。
卒園、卒業、進級いろいろありますが、子どもたちとは過去ではなく、明日、未来を語り合える時と考えた方が良いだろうと思います。
——————————————————————————–Kaname Tanimoto 12.12.02