5歳ぞう組2024年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、鉄棒の逆上がりに挑戦したり、とび箱の5~6段に挑戦したりと意欲的に運動遊びに挑戦する姿が多く見られた。目標が達成されたことを喜び、更に高い目標を設定して挑戦する子も見られるようになってきた。看護学生の健康教育では、食べものの通り道やうんちの種類、人間の臓器についてクイズをしながら学び、体にについて興味関心を深めることができて良かった。

人間関係

友だちと誘い合ってルールのある遊びを楽しむ姿が多かった。戸外では、地面に9マスの枠を作り、その中で鬼ごっこをするゲームをすると繰り返し楽しんでいた。初めての子には、ルールを理解している子が教えることで子どもだけで遊びを進めることができていた。遊びが継続することで、地面に描いた枠線が消えてしまうことがあったが、その都度線を描き直し継続して遊びを楽しむことができていた。

環境

園庭の畑で、虫探しをしたり芋畑で芋掘りや虫探しをしたりするなど季節の変化を感じられるようにした。コオロギやキリギリスなどの虫探しをしたり、木から落ちるどんぐりの実を拾ってままごと遊びに取り入れたり、画用紙と折り紙を組み合わせて製作遊びをしたりと子どもなりに工夫して遊びを楽しんでいた。

言葉

友だちとのやりとりなかで、言葉が威圧的になったり相手を傷つけたりする姿があった。友だちへの伝え方や口調について子どもたちと考えながら確認していった。時折、子ども同士でも「その伝え方はどう?」「強い言い方はいけんよ」など友だちに教える姿も見られるようになってきている。引き続き、言葉の伝え方について丁寧に伝えていく。

表現

よさこいソーランの踊りを意欲的に取り組み、友だち同士でかっこよく見せる工夫やアドバイスを伝え合う姿が見られた。子どもたちのやりとりを見守ったり、挑戦したい意欲を大切にしたりしながら保育者も一緒に踊りを踊って表現する楽しさを共有していった。

食育

箸の持ち方や、お茶碗を持って食べるなどの基本的な食べ方や就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。食事中に話に夢中になってしまい、食事が進まないことや、「ごちそうさましたい」という自分の意思を伝えられない子がいる。保育者が手本を見せたり、ごちそうさまを言いやすい雰囲気づくりをしたりしていく。

育児あれこれ