5歳ぞう組2023年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、散歩に出かける機会を作ったり、園庭で体を思いきり動かしたりして、体力づくりを心がけながら開放感や春を感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため、水分補給や衣服の調節を促しながら健康面に留意していった。

人間関係

お店屋さんごっこを楽しんだ。異年齢での交流の機会が多く、年下に優しく関わる姿が見られた。また、店番をした際は順番で使ったり、それぞれ役割分担をしたりして協力しながら遊ぶ姿があった。友だちに思いやりを持って関わる姿を大切にしながら、必要に応じて仲立ちとなっていった。

環境

園周辺を散歩すると、春の草花や虫をあちこちで見つけて楽しんでいた。つくしを見つけると、「これ食べられるんだよ」と自分の知っていることを友だちに知らせたり、名前を知らない草花があると、園に帰ってから図鑑で調べたりして楽しんでいた。子どもたちの発見にゆったりと耳を傾け、興味関心が広がるようやりとりを楽しんでいった。

言葉

お別れ会に向けて、在園児へのプレゼント作りをしていると、子どもたちの方から他クラスや給食室、アイアイにもプレゼントがしたいと提案があった。保育者が思い出の写真をプリントすると、写真を切り取って貼るだけでなく、それぞれのクラスとの思い出や、楽しかったこと、お礼の言葉などを書き、ポスターにしていた。プレゼントを渡す際には、どういう言葉をかけたいか子どもたちと意見を出し合い、子どもたちの言葉で相手に伝えられるように関わっていった。

表現

お別れ遠足で、海とくらしの史料館や水鳥公園へ行くと、ラキューでそれらの施設で見た物を作る姿が見られるようになった。「ぼくはホオジロザメを作るよ」「○○くん、ホオジロザメがたべるクラゲを作ったら?」などと、関連したものを次々と友だちと作り、保護者や他クラスの友だちにも見せて喜ばせたいという思いから、作品名を書いて飾るなど遊びが発展していった。作品札と一緒に飾ることで、さらに子どもたちの満足感が味わえるようにしていった。

食育

就学に向けて食事の食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくと時計を確認しながら食べる姿があった。また、就学への期待感も高まり、自ら苦手な食材を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。「今日は○○食べてみた。」「早く食べ終わった。」と時間内に食べ終わったことや苦手なものが食べられたことを喜んでいた。時間内に食べ終われたことや、苦手なものを食べたことを十分に認め、食事意欲につながるようにしていった。

育児あれこれ