5歳ぞう組2022年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、意欲的に運動遊びに挑戦して体を思い切り動かして遊ぶ姿が多く見られた。特に鉄棒は、前回りができるようになったことをきっかけとして、逆上がりに挑戦したり、地球回りという技に挑戦したりするなど自信を持って挑戦する姿があった。また、気温の高低差を感じて自ら衣服を調節したり、水分補給をしたりして健康的に過ごせるよう知らせていくことで、意識して行動する姿が見られるようになってきた。

人間関係

サッカーに興味関心を持つ子が増え、男女が入り混じって遊ぶ姿がある。サッカーのルールを守ろうとするなかで、自分本位になってしまいトラブルになることがあった。保育者はお互いの思いを受け止めつつ、楽しくサッカーをするためのアドバイスや提案をしながらサッカーを継続して遊べるように関わっていった。蹴ったボールが友だちの体に当たってしまい、「ボールを当ててごめんね。」と声をかける姿も見られるようになってきた。戸外に出る機会を増やし、サッカーや鉄棒、大縄跳びなど友だちと一緒に遊ぶ機会を作り、関わりを深められるようにしていきたい。

環境

室内用の鉄棒を用意して、鉄棒ができるようにしたり、好きなキャラクターの折り紙をしたり絵を見て描いたりして遊びを楽しんでいた。また、友だちと一緒にLaQを使ってコマを作り、積木や玩具のケースを組み合わせてコマの台に見立てたり、積木で街に見立てたりするなど室内の玩具を工夫して楽しむ姿が見られるようになってきた。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

絵本「めっきらもっきらどおんどん」の歌を歌ったり、絵本に登場する役になりきってごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。表現遊びが楽しいと感じられるように、絵本を繰り返し読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったりして楽しさを感じられるようにしていった。

食育

お皿を持って食べるように声かけをしたり、箸の正しい持ち方を知らせたりして食事のマナーを意識して食べられるようにしていった。箸の正しい持ち方を意識して食べることは難しいため、その都度知らせたり保育者が手本を見せたりしていった。また、芋掘りを通してさつま芋の大きさや重さの違いに気づきながら楽しく参加することができていた。

育児あれこれ