5歳ぞう組2019年度4月のまとめ

健康

園庭遊びや散歩などの機会を十分に作ることで、開放感を味わいながら、かけっこやボール遊び、大縄跳びなどを楽しんでいた。体力や気温などに配慮しながら今後も戸外での活動を大切にしていきたい。

生活の場面では、必要に応じでクラスでの約束事などを話し合う機会を作ることで、意欲的に行動する姿が多く、自分たちで生活の場を作っていく喜びや満足感を味わっているように感じた。引き続き、子どもたちの満足感や充実感が味わえるよう生活の中で配慮していきたい。

人間関係

気の合う友だちと声をかけあって好きな遊びを楽しみ、ブロックやごっこ遊びなどを楽しんでいた。作品を見せ合うことで刺激を受け、自分でも作ろうと挑戦したり、作り方を聞いたりして関わる姿も多い。自然と感謝の言葉を伝える姿に、友だちへの親しみが深まっていると感じた。引き続き、優しく接する姿を見守り、周囲との関係を深めていきたい。

環境

桜や菜の花などの季節の草花に触れたり、観察したりする機会を多くしていった。また、個々で携帯できる図鑑を用意することで、自分なりに調べる楽しさも味わえるよう配慮していった。今後も自然との関わりを大切にし、興味関心を広げられるようにしていきたい。保育室内で飼育している生き物に対しては、子どもたちが観察したり世話をしたりする場面を十分に作れていなかったので、工夫して興味関心を持てるようにしていきたい。

言葉

クラス全体で挨拶をする機会や、登降園時に保育者が積極的に声をかけることを大切にすることで、進んで保育者や友だちと挨拶をする姿が増えていった。また、年長児としての自信や自覚に繋がるよう、挨拶や返事の仕方などについて触れていくと、自分なりに意識する姿も増えていった。

話を聞く場面で姿勢が崩れたり、途中で思いが先行して話し始めたりする姿が見られる。声をかけて姿勢や態度を意識できるようにしていきたい。

表現

塗り絵や折り紙、色鉛筆などを整えることで、遊びに取り入れて表現活動を楽しむ姿が多く見られた。引き続き、環境を整え、遊びが継続できるようにしていきたい。リズム遊びは、これまで親しんできた曲に触れることで、友だちや保育者と一緒に歌ったり、体を動かしたりして楽しさを感じていた。今後も、音楽が身近に感じられるよう色々な曲に触れて楽しんでいく。

食育

食事の場を整えようとする意識が高く、自分たちで机を拭いたり、配膳をしたりしていた。子どもたちの姿に合わせ、当番活動を取り入れていくことで、役割も明確になり、落ち着いて食事に向かえるようになってきた。また、全体的に友だちとの会話も楽しむ姿も多く見られる。引き続き、楽しく食事ができるよう工夫していきたい。また、夏野菜や植物の栽培を通して、食事や生き物の生長への興味関心を育めるようにしていきたい。

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