5歳ぞう組2018年度3月のまとめ

健康

園生活を楽しく過ごすために意識することを一緒に考え、取り組んできた。水分補給や衣服調節を進んで行い、友だちと声をかけあう姿も増えていった。

活動では、色々な動きを体験し、体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。サッカーやドッジボール、野球などに親しめるよう工夫することで、積極的に遊びに取り入れる姿が増えた。また、鉄棒や登り棒など友だちに刺激を受けて挑戦する姿や、できるようになった喜びを十分に受け止め、自信や意欲に繋がるよう配慮していった。

人間関係

個々の思いや成長に十分に配慮し、友だちとの関わりや集団の中で過ごすことの喜びを味わえるよう見守っていくことで、子どもたち同士で助け合い、さらに相手の良さに気づいて関わりも広がっていった。

地域交流では、お茶会や中高生との交流など、色々な年代の方と関わることを楽しんできた。自分の力を発揮して役に立つ喜び、思いを受け止めてもらえる満足感、さらに憧れや親しみなどを抱くよい機会となった。

環境

子どもたちの興味関心に合わせて、生活の中で文字や数字に親しんでいくことで、友だちと文字を使ったやりとりや、時計を意識して行動するなど生活に取り入れる姿が増えていった。

また、絵本や図鑑に親しむ機会を多く作ることで、身近な生き物について調べたり、発見や探究したりすることを楽しむことができた。その中で、季節に変化や行事の意味などについて考える機会も作れてよかった。

言葉

恥ずかしさや不安から人前でうまく話せない子がいたが、時間をかけて目標を持って親しむことで自信がつき、行事での挨拶や台詞などを自分の言葉で言える姿が多く見られた。

友だちとの関わりでは、言葉が足りずトラブルになることが多かった。保育者が必要に応じて言葉を補い、意味を互いに理解できるよう仲立ちしていくことで、相手の思いに気づき、思いを伝えあう姿が少しずつ増えていった。

表現

年間を通して歌や踊りに親しむことで、遊びの中に自分から取り入れ、表現する楽しさを味わう姿が多く見られた。また、行事を通して自分なりの達成感、みてもらう喜びなどを味わい、継続して楽しむことができた。

製作活動では、繰り返し楽しめる環境を大切にし、満足感や達成感を味わえるようにしていった。繰り返し楽しむ中で、個々の表現力や発想力、想像力を十分に認めたり、友だちと共感する場も作ったりして、表現する楽しさ、伝わる喜びを味わえるようにしていった。

食育

野菜の栽培や収穫、自分たちで調理することを通して、食べる喜び、作る楽しさを味わえるようにしてきた。様々な形で食材に触れることで、食事への楽しみが増え、苦手な食材にも挑戦する姿が増え自信に繋がっていった。

年度後半からは、就学に向け食べ終わる時間や食べた後の過ごし方を伝えることで、見通しをもって食べようとする姿にも繋がっていった。

育児あれこれ