5歳ぞう組2015年度8月のまとめ

健康

気温の高い日や蒸し暑い日は、室温調整や活動前後の水分補給を促し、快適に過ごせるよう配慮していった。体調を大きく崩す子はいなかったが、鼻水や咳が出る子がいたので、休息や手洗い・うがい、汗の始末などを丁寧に行うようにした。また、畑で育てた野菜を給食で食べたり、自宅に持ち帰ったりして収穫を喜ぶとともに、健康への関心が高まるよう伝えていった。

人間関係

プール遊びで、シートに友だちを乗せて引っ張る遊びや、ペットボトルをつなげた船に順番に乗る遊びに興味を示し、友だちと関わりながら楽しんでいた。また、初めて水中で目を開けられた子がいると、「○○くんができたよ」と保育者に嬉しそうに伝えたり、「一緒に潜ろう」と誘い合って楽しさや喜びに共有したりしていた。子ども同士で認め合う姿を見守り、一緒に気持ちに共感していき、自信に繋がるよう関わっていった。

環境

片付け始める時間だけでなく、次の活動開始時間を伝えていった。次第にどのくらい前から片づけを始めたらよいか、次の活動前にはどんな準備をしたらよいかなどを自分たちで考えられるようになり、見通しをもてるようになってきた。今後も見通しをもてるような声かけや配慮をしていきたい。
子ども達の遊びの様子や対話から、保育室に必要なものや、玩具や棚の位置を考え、姿に合わせて流動的に変化できるようにしていった。今後も活動や姿に合わせて環境を整えていきたい。

言葉

お盆での帰省や旅行先での出来事を嬉しそうに話す子もいるが、断片的な内容の子もいる。保育者が問いかけながら内容を広げたり、言葉を添えたりして相手に伝わるよう仲立ちをしていった。伝わることで共感し、友だち同士での会話を楽しんでいた。友だちとのトラブルの中で、「いけんよ」と相手に強く迫る姿があるので、落ち着いて話ができるように、相手の気持ちを考えられるように関わっていった。

表現

保育室の玩具を入れ替えや、増やしたことでごっこ遊びが広がっていった。友だちとのやりとりや、自分の体験や想像をもとに遊びを工夫し楽しむ姿が多く見られた。製作活動は、材料が不十分で取り組む姿が少なかったので、今後は様々な材料を用意して十分に楽しめるようにしていきたい。
自分たちで栽培した野菜でスタンプ遊びを行うと、感触や匂いを味わいながら楽しむことができた。中には、スタンプを組み合わせて好きな模様を楽しむ姿もあった。子どもたちの自由な表現を認め、楽しむ姿に共感していった。

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