4歳きりん組2021年度4月のまとめ

健康

戸外では、登り棒や鉄棒、鬼ごっこなど体を動かし、好きな遊びが楽しめるようにしていった。繰り返し遊ぶ姿や挑戦する姿を認めながら、保育者も一緒に遊び、一人一人が楽しんでいる姿に共感していった。気温が高い日は、自分で気がついて、水分補給や衣服の調節をすることができるよう声かけをしていった。

人間関係

友だちと過ごす楽しさや心地よさが味わえるように手遊びや紙芝居など、クラス全体で楽しむ時間を作っていった。遊びでは、友だちと関わる中で、自分の思いを通そうと強い口調で話したり、友だちの使っている玩具を黙って取ったりしてトラブルになることも多かった。必要に応じて仲立ちしながら、友だちとの関わり方を伝えていき、対応していった。また、保育者も一人一人とじっくりと関わり、やりとりを楽しむ中で信頼関係に繋げられるようにしていった。

環境

子どもたちの興味関心、好きな遊びに合わせて玩具の配置を変更したり、玩具を出す量を考えたりしたことで、自分の好きな場所で、好きな玩具で遊んだり、友だちとやりとりを楽しみながら遊んでいた。また、虫探しをする子が多く、虫を発見したり、観察したりすることに喜びを持つ姿が増えていった。子どもたちの楽しさを共有したり、図鑑を用意したりすることで、より興味関心が深まるようにしていきたい。

言葉

見つけたものや経験したことなど言葉で伝えたいという気持ちを大切にし、やりとりする楽しさを味わえるように関わっていった。また、絵本や紙芝居に親しみ、物語や言葉のリズムなどを楽しめるように読み聞かせしていった。保育者や友だちとのやりとりを楽しんでいるが、中には自分の思いを言葉でうまく表現できない子もいるので、思いが通い合う嬉しさや心地よさが味わえるように関わっていきたい。

表現

季節の曲や手遊びなどに触れ、友だちや保育者と一緒に歌ったり、表現したりする楽しさを感じられるようにしていった。また、塗り絵に興味をもち、楽しむ子が多い。最近では、色の配色にこだわりをもっている子が多くなり、みんなで見せ合う機会を作ると、友だち同士で見せ合ったり、色々な色での表現を楽しんだりする姿も見られた。今後も様々な用具を用意して製作が楽しめるようにしていきたい。

食育

子どもたちと食事をする中で、食べる量や苦手な物、食べる時間などを把握するようにしていった。箸を使って食べているが、握り持ちになる子もいたので、丁寧に持ち方を伝えていった。また食事中、友だちとの会話が弾み、食事が進まない子や姿勢が悪くなる子もいたので個別に声をかけたり、椅子の座り方を伝えたりすることで、自分で意識できるようになっている子も増えてきている。

育児あれこれ