3歳ぱんだ組2023年度12月のまとめ

健康

排泄後や食事前の手洗い、食後の歯磨きなどは、保育者からの声かけがなくとも自分からすすんで行えるようになってきた。できたことをしっかりと褒め、それを聞いた他の子どもたちもすすんで行えるよう、声かけをしていった。
咳や鼻水の症状のある子が多くあった。遊びや食欲などの様子に変化がないか保育者同士での連携を図って、確認し合うことを心がけていきたい。

人間関係

初めての発表会を終えて歌や踊り、劇を友だちと一緒に経験できた満足感や自信を得ることができた。その経験を通して自分の気持ちを言葉でしっかりと友だちに伝えようとする姿が見られるようになった。しかし、上手く伝わらずトラブルになりそうな場面も多くあったため、保育者が言葉を代弁したり、間に入ったりしながら、解決できるようにしていった。
イスとりゲームや転がしドッジボールでは、「がんばれ!」と勝ち残っている友だちに声援を送り、友だちを思いやる姿がうかがえた。

環境

セロハンテープや新聞紙を使って様々な製作に取り組み、保育者は必要に応じる程度で、子どもたち自身が作り上げられるように準備を行った。絵本や紙芝居を楽しみながら、この季節ならではの装飾を作って楽しんでいた。
バイキング給食でテーブルやイスが保育室から運び出される日には、部屋でもできる集団遊びなど室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるようにしていった。

言葉

週明けには休日の出来事や好きなキャラクターについて話すことを楽しんでいた。どの子も自分なりの言葉で思いを伝え、話すことが楽しいと思えるような声かけを心掛けたことで、友だちとの関わりをより楽しもうとする姿が見られてきた。今後も、言葉で伝える楽しさを共有したい。

表現

絵本や紙芝居を観て、クリスマスや正月へのイメージを膨らませていった。ツリーの作品では、自分が色付けした段ボールにカラー折り紙を貼り、自分のイメージしたものを作って見せ合うなど、製作の中にも表現を取り入れる姿も見られていた。
今後も、いろいろな場面で表現する楽しさを感じられるようにしたい。

食育

汁や和え物など自分の皿をもって食べようとする姿も多くなったため、食べこぼしも少なくなった。しっかりと褒めて、楽しくきれいに食べることができるように声掛けをした。
苦手な食材も興味を持って食べることができるように、どのような味がするのか、体のどの部分の栄養になるのかなど絵本や紙芝居等を通して伝えていきたい。

育児あれこれ