3歳ぱんだ組2022年度8月のまとめ

健康

子どもたちの体調の変化にいち早く気付けるよう、こまめに検温したり、一人ひとりの様子をしっかり見守ったりして対応していった。また、気温が高くなる日が続き、室温も高くなる日が多かったため、子どもたちには、水分をしっかり摂るように声をかけたり、水分補給を行う時間を作ったりしていった。お茶を自分で入れることができる子が増え、積極的に水分を摂ることができていて良かった。

人間関係

集団遊びを楽しむ姿が増え、「○○ちゃん、~しよう!」と遊びに誘ったり、「○○くん、入れて~」と遊びの輪に加わったりする姿が見られた。また、友だちが片付けをしていると、自分が使っていない玩具も一緒に片付けたり、「○○ちゃん、落ちてたよ」と友だちの落とし物を拾って届けたりする姿があった。協力したり、相手を思いやったりする子どもたちの姿を認め、側で見守っていった。

環境

クラスで飼っているカブトムシの観察を楽しむ姿があった。登園してすぐに虫カゴを覗き、「ゼリーがなくなってるよ」とカブトムシのエサの心配をしたり、3匹中1匹だけ土の上に出ていることに気付き、「ほかのカブトムシは?まだ寝てるかなぁ」と残り2匹の様子を考えたりする子がいた。また、手に乗せたり、服につけたりして触れ合いを楽しむ姿があったため、今後も虫や植物などの生き物と触れ合える機会を作り、子どもたちが様々な自然に興味、関心を持てるようにしていきたい。

言葉

「うみにいったよ」「キャンプに行くの」など、休みの間に経験、体験した出来事や次の休みの予定などを嬉しそうに、保育者や友だちに伝える姿があった。保育者も話に参加したり、他児に同じ話題の話を聞いたりして、やりとりが長く楽しめるようにしていった。また、トラブルになった時には、「○○くんが~して嫌だった」「○○ちゃんと~して一緒に遊びたかった」など、自分の思いを言葉ではっきりと伝える姿が増えてきた。保育者が仲立ちとなると、「一緒に~して遊ぼう」「ごめんね」「いいよ」など、友だちにも自分の思いを言葉で伝えて解決しようとする姿も多く見られるようになってきた。

表現

色水遊びでは、様々な色を組み合わせ、それぞれにオリジナルジュース作りを楽しむ姿あった。似ている色でも「これは、りんごジュースだよ」「みて、いちごの色!」など、自分なりのイメージを伝え、嬉しそうに保育者や友だちに見せていた。また、氷遊びや泡遊びでは、「シュワシュワしてる」「ツルツルして気持ちいい」「つめたーい」など、気づきを自分なりの言葉で表現して伝える姿が見られた。一人ひとりが自分なりに表現しようとする姿を認め、一緒に感じたり、気づいたりした喜びを味わえるように言葉を添えていった。

食育

給食を食べる前から、見た目の苦手意識があり、「これ、食べれない」という子がいたため、無理強いせず、子どもの思いに寄り添っていった。また、空になった弁当箱や皿を保育者のところまで見せにくる子もおり、全部食べられた嬉しさを味わったり、自信に繋げられるよう、配膳する量を子どもと考えながら決めていくようにしたい。

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