3歳ぱんだ組2018年度9月のまとめ

健康

運動会に向けてダンスやかけっこをしたり、巧技台を使ったあそびを取り入れたりし、思い切り身体を動かすことを楽しめるようにしていった。汗をかいた時には「シャワーする」と保育者に伝えたり、自らタオルで汗を拭いたりして汗の後始末をしようとする姿が見られた。

月の後半はアデノウイルスが流行したため、早めの対応を心掛けて体調の変化に気を付けていった。

人間関係

初めてするルールのある遊びは、不安そうにする姿もあった。保育者が丁寧にルールを伝えたり、一緒に繰り返し楽しんだりすると少しずつルールが分かり、友だちとあそびを楽しむことができてきた。また、玩具や場所の貸し借りも保育者が仲立ちしながらすることで、子ども同士でのやりとりがスムーズに行えるようになってきた。

環境

絵本や紙芝居を通して秋の自然や生き物に興味を持ちはじめ、散歩に出かけた時には「絵本でみたね」と会話が弾んでいた。散歩先は虫や旬の野菜、果物、稲を探したり、観察したりして自然物への興味や関心が広がるように畑や田んぼの多い農道に出かけて行った。また、見つけたものを観察したり、大切に育てたりできるよう図鑑を用意していった。

言葉

「これしたい」「〇〇してもいい?」と保育者に自分の欲求を言葉で表現できる子が増えてきたが、友だちとのやりとりが増える中で言葉が足りず、トラブルになることもあった。お互いの気持ちを伝えたり、言葉を足したりして仲立ちしながらやりとりを楽しめるようにしていった。引き続き、遊びや生活の中で必要な言葉を丁寧に伝えていきたい。

表現

運動会で踊るダンスを楽しみにし「○○踊りたい」とリクエストする姿があった。回数を重ねると自信を持って踊る姿が見られ、年中・年長児が見守る中、ホールで踊る時には張り切って踊っていた。恥ずかしさや不安な表情の子には側につき、表現する楽しさが味わえるように一緒に踊っていった。

食育

散歩の時に稲や野菜、果物を見つけると喜んで友だちや保育者に伝えていた。「これなんの野菜?」「僕、お米大好き」とより食に興味を持っていた。また、自分をカブトムシやプリキュアに見立てて、苦手なものにも挑戦しようとする姿が見られた。友だちの頑張りをクラス全体に共有し、意欲に繋がるようにしていった。引き続き、少しでも苦手意識が減るように旬の野菜を見たり、触れたりしていきたい。

育児あれこれ