3歳ぱんだ組2018年度10月のまとめ

健康

初めての運動会では、元気いっぱいに体を動かしてかけっこやダンスを笑顔で楽しんでいた。中には、会場の雰囲気に委縮してしまい保護者の側から離れられなかったり、涙が出たりする子もあった。一人一人の気持ちに寄り添いながら、その子なりの形で参加できるようにしていった。

園全体でアデノウィルスによる流行性角結膜炎が流行したため、目やにや目の充血などの症状に注意をはらったり、手洗い・うがいを促したりしていった。クラス内でも数名が罹患し、内2名が運動会当日を欠席することとなった。

人間関係

尚徳中学校2年生との交流では、すぐに打ち解けておいかけっこや虫探しを一緒に楽しむ姿があった。「また来てね」と笑顔で見送り、次回の交流を心待ちにしている。

気の合う友だちと誘い合って、パズルやぬり絵、かけっこや鉄棒など好きな遊びをじっくりと楽しむ姿が多く見られた。一緒に遊んだり、必要に応じて気持ちを代弁したりしながら、関わりが深まるようにしていった。

環境

運動会が終わった翌週に席替えを行った。次の活動への移行や配膳時の動線などがスムーズに行えるよう図った。

玩具の入れ替えや棚やテーブルの配置に変化をつけることで、好きな遊びにじっくりと取り組めるようにしていった。手先が器用になってきたので、パックスを置くと夢中になってロボットを作る子どもが現れた。

言葉

「一緒に遊ぼう」と誘ったり、「じゃあ、こういうのはどう?」とルールを提案したりしながら仲良く遊ぶ姿がよく見られた。友だちとのやりとりが上手くいかない時には、「仲間に入れてって言ったのに、○○くんがダメって言った」などと状況を保育者に伝えたり、その時の自分の思いを伝えたりできるようになってきた。言葉で気持ちが伝わることの嬉しさを味わえるように、優しく相槌をうち、ゆったりとした気持ちで話を聞き代弁や仲立ちをしていった。

表現

運動会のでは、元気いっぱい踊ったり、走ったり、跳んだりし、初めて参加する喜びや嬉しさを会場の方々に伝えることができた。特に親子競技では、保護者と一緒に参加できることをとても喜び、忍者になりきって修業をしていた。

製作では、ハロウィンへのイメージを表現した。コウモリの羽に、色々な折り紙を貼り合わせることで、明かったり、暗かったりする色合いで、「楽しそう」「怖そう」といったイメージを表現していた。

食育

散歩先で見かけた稲苅りの様子や畑の柿などで実りの秋を感じ、給食の際にふり返ることで食べ物への興味や関心を深めることできた。遠足の手作り弁当では、ボリューム満点ながら、嬉しさや楽しさから完食できる子が多かった。

保育者や友だちとの会話や美味しい食事を味わいながらも、姿勢や、空いた手で皿を持つなどのマナーを意識して、テーブルや床にこぼさず食べられるように優しく声を掛けていった。

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