3歳ぱんだ組2017年度10月のまとめ

健康

天候の良い日には積極的に散歩に出掛け、気温の差や田畑の作物に触れることで、秋の深まりを感じとれるようにしていった。

初めての運動会では、気負うことなく、いつも通り元気いっぱいに体を動かしてかけっこやダンスを笑顔で楽しむ頼もしい姿がみられた。

後半になると、気温差に体調を崩し、日中元気に過ごしていても夕方になると高熱が出るなどして欠席をする子が多くあった。食欲や活動量の差など、いつもと違う様子に早く気付けるよう注意深く見守っていった。

人間関係

尚徳中学校2年生との交流では、すぐに打ち解けて嬉しそうに膝に座ったり、腕にじゃれついたりしていた。お店屋さんごっこでは、ペアの中学生としっかり手を繋いで店を巡っていた。恥ずかしそうにしながらも、売り子役のぞう組とのやりとりを楽しみ、目当ての品物を買い求めることができて、どの子も満足そうな笑顔を見せていた。保育者や気の合う友だち以外の人との関わりを、楽しもうとする姿が見られるようになった。

環境

天候の悪い日には、室内に巧技台やマットを用意し、全身を使って遊べるようにしていった。内容も複数用意したことで、子どもたちが自分に合ったものを選んで無理なく遊ぶことができた。

体調不良の子が多い日は、日頃は部屋にない玩具を用意したり、製作コーナーを設けたりしながら、室内環境に変化をつけ、ゆったりと遊んで過ごせるようにしていった。

言葉

運動会への意気込みやその後の感想を、自分なりの言葉で一生懸命に保育者に伝えていた。仲の良い友だち同士では、「おもしろかったね」「早かったなぁ」などとお互いの頑張りを認め、声を掛け合う姿が見られた。一人一人が、話をすることや言葉で気持ちが伝わることの楽しさを味わえるように、優しく相槌をうち、ゆったりとした気持ちで話を聞いていった。

表現

散歩に出掛けた時に拾った木の実や落ち葉を使ったり、中学生と一緒に作ったりしながら、秋を表現した作品やお店屋さんごっこの商品を楽しみながら作っていった。「どんな形がいいかなぁ?」「私はこの色にするよ」などと友だち同士や中学生とのやりとりの中で、自分のイメージを膨らませていっていた。

食育

散歩や絵本を利用して、稲や柿、サツマイモなどの身近な旬の食材を見て、触れて、匂いを感じて、楽しみながら食への興味を深めていった。

保育者や友だちとの会話や美味しい食事を味わいながらも、姿勢や、空いた手で皿を持つなどのマナーを意識して、テーブルや床にこぼさず食べられるように優しく声を掛けていった。

育児あれこれ