2歳こぐま組2018年度7月のまとめ

食事

全体的によく食べている。おかわりがあると張り切る姿もあり、ピカピカにした皿を見せ、「せんせ~おかわりちょうだい!」と言って、おかわりをして食べる子もいる。一方で暑さのせいか食欲が減り、水分ばかり摂ろうとし、食が進まない子もいる。保育者が側につき、「○○ちゃんも食べてるよ」「おいしいね~」などと言葉掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。

排泄

紙パンツから布パンツに移行する子が増えた。保育者に促されるとトイレに行き上手に排尿できるが、自分で排尿間隔がわかりトイレに行く子は少ない。子どもたちの排尿間隔を把握し、声かけをしながら少しずつ自分で気づけるように進めていきたい。また、紙パンツを履いている子も、タイミングが合えばトイレで排尿できる子もいる。上手にできた時は十分に褒め、自信につなげていった。

健康

鼻水や咳が続く子がいる。また、夏風邪や中耳炎で熱が出る子もいた。普段より食べる量が少なかったり、熱が高めだったりしたときは、保護者に様子を伝え、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

水遊びで疲れるのか、給食が終わると遊ぼうとする子もおらず、すぐに入眠する。一人で眠る子が多いが、中には「せんせいトントンして」と言って、保育者が側に来ないとなかなか眠れない子もいる。一人一人が安心して眠れるよう、側についたり背中をさすったりし睡眠を促していった。

身体発達

水遊びが始まり、どの子も喜んで遊んでいる。プールの中で腹這いになりワニさん泳ぎをしたり、バタ足をしたりして、全身で水遊びを楽しんでいた。また、泡を立ててあそぶと、ままごと用のハンカチをゴシゴシと洗い、洗濯ごっこを楽しむ姿もあった。保育者のまねをしてギュッと絞り、洗濯ばさみではさんで干すところまで楽しんでいた。保育者も一緒にあそびを楽しみ、遊びを広げていった。

情緒

友だちが泣いていると保育者に知らせたり、ティッシュを持って行って涙を拭いてあげたりと、少しずつ友だちを思いやる姿が見られるようになった。また、友だちが作っていた玩具が壊れると、「○○ちゃんがなおしてあげる」と言って、一緒に作り直そうといする子もいた。子どもたち同士での関わり合いを大切に見守りながら、できないところはさり気なく援助し、友だちを助けてあげたという満足感を味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、気の合う友だちとやり取りを楽しみながら遊んでいる。月齢の小さい子も言葉がぐんと増え、自分の使っていた玩具が取られそうになると「○○ちゃんの!」「かえして」と自分の思いを言葉にして伝えられる場面も出てきた。まだ、言葉よりも先に叩こうとしたり、咄嗟に言葉にできず、奇声を発して威嚇したりする姿もあるので、「~されたら嫌だったね」「~したら嫌だよって言おうね」など、思いを汲み取りながら、繰り返し言葉を代弁し伝えていった。

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