1歳うさぎ組2023年度3月のまとめ

健康

2歳児保育室でのトイレトレーニングも順調で、紙パンツ交換に誘うと「トイレ行く」と言って、張り切って便座にも座ってみる子が多くあった。また、今まで消極的だった子も、自分で尿意を感じてトイレに行き排泄に成功するようになるなど、進級への期待が後押ししているように感じられた。意欲的な姿をしっかりと褒め、「できたね」「気持ちいいね」などと声をかけて喜びに共感していった。

人間関係

それぞれに気の合う友だちができ、お互いに誘い合って遊ぶ姿が多く見られた。言葉を添えながら、玩具のやりとりや場所の共有もスムーズに行えるようになってきたが、相手を意識しすぎたり、玩具への独占欲が勝ったりしてトラブルになりそうなこともあったので、仲立ちとなれるよう側で遊びを見守っていった。また、クラスみんなで一緒に体を動かす楽しさも味わえるよう、ホール遊びや外遊びの機会も積極的に設けて、ダンスやかけっこなどを取り入れていった。

環境

他クラスと連携を図って、進級に向けて2歳児保育室で過ごす機会を設けていった。安全に遊ぶことができるよう発達にあった玩具に入れ替えたり、期待や見通しをもって過ごせるよう前もって子どもたちに話をしたりしていった。
夕方や土曜日など少人数での活動になる際には、型はめやジグソーのパズルを用意して、落ち着いてじっくりと楽しめるようにしていった。

言葉

言葉がますます発達し、保育者が仲立ちをしなくても、子ども同士で見立て遊びや買い物ごっこを楽しむ姿が多く見られた。保育者を真似てエプロンシアターごっこしながら流暢な歌や台詞も聞かれるようになってきた。側で遊びを見守り、必要に応じて仲立ちとなったり、言葉を補ったりしながら、話したい思いや伝わる嬉しさに共感していった。

表現

保育者がエプロンシアターを始めると、赤ちゃん人形用の布団をエプロンに、ブロックをフェルトのキャラクターに見立てて、保育者の隣にならんで真似て楽しむ姿が多く見られた。自分なりに考えて、代用できる物を用意したり、保育者になりきって演じたりする微笑ましい姿を温かく見守り、表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

「これ、おいしいね」「○○入ってるね」などと、友だちと会話をしながら食事をする姿が多く見られた。保育者も会話に加わり、よりやりとりが深まり、一緒に食事をする楽しさを味わえるようにしていった。
食具の扱いがより丁寧に、上手になり、食べこぼしがとても少なくなってきた。、食事用エプロンの使用を止めてみたいと協力を仰ぐと、どの保護者も快く同意くださった。一日着替えをしない子が増え、家庭と成長を共に喜んでいった。

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