1歳うさぎ組2022年度11月のまとめ

健康

食後、自分のおしぼりを持ってきて手や口を拭こうとしたり、ロッカーから服を出して自分で着替えようとしたりする姿が増えてきた。難しいところは、「やって」と保育者に言葉で伝えたり、仕草でアピールしたりする姿がある。自分でしようとする姿を見守りながら、できた時には嬉しい気持ちに共感し次につなげていった。また、難しいところは言葉を掛けながらやり方を知らせたり、手を添えたりしながらじっくりと関わっていった。

ホールや園庭など誘導ロープを握って自分の足で歩くことを楽しむ子の姿も多く見られた。子どもたちが楽しく歩くことができるよう、今後も無理の無いよう誘導ロープを取り入れていきたい。

人間関係

「○○ちゃん」と気の合う友だちを誘ったり、「一緒だね」と友だちと同じ遊びをして、楽しさを共有したりする姿が見られた。一緒に遊ぶ中でお互いの思いが通じずトラブルになることもあるが、保育者が気持ちを受け止めお互いの思いを分かりやすく代弁し、「かして」「どうぞ」など言葉を添えながら繰り返し関わり方を知らせ、友だちと遊ぶ楽しさが感じられるようにしていった。

環境

散歩先で落ち葉の上を歩き、ザクザクと音が鳴るのを楽しんだり、園庭で落ち葉や花を使ってままごとの材料にしてあそんだりと、戸外で花や葉を、見たり触れたりして楽しむ子の姿が多く見られた。保育者も一緒に遊び、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

「せんせい」と声を掛け、感じたことや経験したことを言葉で保育者に伝えたり、「ねーねー」と保育者の肩を叩き、仕草や表情で思いを伝えようしたりする姿が増えてきた。子どもたちの伝えたいという思いを大切に受け止め、応答したり、子ども同士のやりとりを仲立ちしたりして、言葉や仕草で思いが伝わる喜びが味わえるようにしていった。

表現

粘土遊びやお絵描き、ブロック遊びなどを楽しんだ。「○○できたよ」と自分でイメージをして作ったものを友だちや保育者に見せたり、友だちが作ったものを見て、同じように作ってみようとしたりと、自分なりに作りたいものを作ろうとする姿が見られた。「すごいね」「上手だね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

「じぶんで」と、スプーンをもって一人で食べようとしたり、「みててね」と保育者に自分で食べる姿を見てもらうことを喜んだりする姿が見られた。自分で食具を使って食べようとする姿をしっかりと褒め、意欲につなげながら、難しいところはさりげなく手を添えたり援助をしたりし、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。

育児あれこれ