健康
機嫌は悪くないが、咳や鼻水がよく出たり、熱が高めだったりして体調を崩す子の姿が多かった。検温したり食欲やミルクの飲み具合を見守ったりしながら、日中の体調の変化に気を付けて過ごしていった。身体発達面ではずり這いが上達し、全身を動かして目指すところに移動したり、両面棚に手をかけてつかまり、ひざ立ちの体勢になったりする子の姿が見られた。活発に動ける姿を認めて言葉をかけ、体を動かす楽しさに共感していった。
人間関係
担任とその他の人を見極めて、馴染みの少ない職員に対しては人見知りして泣き出す子の姿があった。不安に感じる思いを汲み取って、「泣かなくても大丈夫だからね」と言葉をかけたり、対応を代わったりして安心できるように関わっていった。
環境
気候に配慮してテラスに出かけ、外気を感じて心地よさや気分転換を図っていった。人工芝の感触を指先で触り、感触を確かめてから動き始める子や窓ガラスにつかまって立ったり、扉前の段差の部分をハイハイしながら上がり降りしたりと探索を楽しむ子の姿が見られた。安全面や衛生面に配慮しながら子どもたちの動きを見守っていった。
言葉
喃語を盛んに発する子の姿が見られたり、「まんま」とはっきりとした一語文を発したりするなど、声がよく出るようになってきた。子どもの発語を受け止めて真似してみたり、思いを汲み取って言葉に置き換えてみたりしながら声を出す楽しさを感じられるように関わっていった。
表現
保育者が「むすんでひらいて」や「きらきら星」などの歌を手の動きを付けながら歌い始めると、子どもたちは動きを止めて保育者に注目し見ている姿があった。興味を示している姿を受け止めて、繰り返し歌い楽しめるようにしていった。また、スキンシップが楽しめる触れ合い遊びを通して、保育者と一緒に遊ぶ楽しさが味わえるよう関わっていった。
食育
完了食の子がおやつを先に食べ始める様子を両面棚につかまって立ちながら見ていたり、声を出して自分も早く食べたいとアピールしたりする子の姿があった。後期食の子は、小皿の茹で野菜をつまんで口に運び食べる子もいれば、小皿を目の前に置いても手を伸ばさない子も見られる。手でつまんでみるように促したりつまみ食べしている友だちの姿を見せたりして、手づかみ食べを促していった。