3歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

3歳ぱんだ組2023年度4月のまとめ

健康

気温差があり、夏を感じるような暑い日もあれば、雨や風の影響で肌寒い日もあった。気温の変化に体調を崩しやすいため、子どもたちの体調を一人一人把握し、体調の変化にスムーズに気付けるようにしていった。また、体調に合わせて衣服を調節したり、繰り返し換気を行ったり、快適に過ごせるようにしていった。気温の高い日は水分をこまめに摂るよう声かけをし、体調管理に気を付けていった。

人間関係

新しいクラスに進級し、玩具も新しくなり、友だちと玩具の取り合いになる姿も増えてきている。保育者が一緒に関わる機会を増やすことで、「貸して」「一緒に見よう」などの言葉が少しずつだが、子どもたち同士で出てくるようになった。また、友だちが使っているものを勝手にとったり、遊んでいるスペースに入ったりしてトラブルになることがあった。欲しくて取ったり、友だちの遊んでいるスペースに勝手に入っていったりし、トラブルになることがあった。友だちの思いを代弁したり、思いを受け止めたりしながら、「入れてって言ってみようか」と伝え、仲立ちとなり、関わっていった。

環境

園庭に出たときに、「お花がないね」という子どもたちの思いからひまわりを植えようと計画した。ひまわりという花は何色か、どうやって花になるのかなどが分かるように部屋にイラストを用意した。部屋の環境を整えることで、「きれいな花だね」「黄色とかオレンジにも見える」などイラストを見て自分の思いを言葉にする姿が見られた。いろいろな環境を整えることで、子どもの気付きも広がることを学んだ。

言葉

遊びの中でいろいろな言葉のやりとりを友だちとも一緒に楽しむ姿が見られた。よりやりとりが楽しめるように、遊びの中で買い物ごっこを取り入れ、「〇〇ください」「〇〇いかがですか」など遊びの中から出てくるいろいろな言葉のやりとりが楽しめるようになってきた。保育者が遊びを工夫し、一緒に楽しむ中で、一つの言葉から子どもの想像力がうまれ、いろいろな言葉へと発展する楽しさを感じられた。

表現

ペンを使って絵を表現することが好きな子どもが多いため、頻繁に塗り絵や色画用紙とペンを用意すると、「○○描いたよ」「見て!」と自分の描いたものを知らせたり、いろいろな色で塗れたことを嬉しそうに伝えてくる姿があった。「○○色が多くて可愛い絵だね」「これは○○?」などと会話を広げることで、子どもたちの思いを受け止め、やりとりも広げていった。

食育

昼寝起きには、「今日のおやつは、何?」と聞いてくる子や朝の食事の放送を聞いて「今日、〇〇だ」「美味しいよね」などと思いを言葉にして伝える子どもが増えてきた。弁当箱になったことで、進級当初ご飯を食べなかった子もピカピカの弁当箱を嬉しそうに見せてアピールする姿があった。「○○ちゃん、きれいに食べたね!すごいね」と一人一人に言葉をかけ、自信に繋げていった。…

3歳ぱんだ組2022年度3月のまとめ

健康

体力がついてきたことで、積極的に戸外で体を動かして遊んでいた。散歩先の和みの広場では、繰り返し斜面の上り下りや、鬼ごっこをして楽しむ姿があった。たくさん体を動かして遊んだ後は休憩や水分補給を促していった。

人間関係

かるたや椅子取りゲームなど、簡単なルールのある遊びを楽しんでいった。ルールをよく理解しており、ルールを守って遊んでいたが、負けて悔しい気持ちから「もうやりたくない」と涙が出る子もいた。「悔しかったね。でも頑張ったね」「~のところがすごかったよね」など、一人一人の頑張った過程を友だちと認め合うことで、友だちと遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

天気の良い日が続き、連日散歩に出掛けることができた。3月下旬には桜が満開で、連日桜を見に行ったり、虫探しをしたりして楽しんでいった。散歩中に見つけた草花や虫の名前が調べられるよう、小さな図鑑を持っていくと、「せんせい、これ一緒?なんていう花?」と興味深そうに図鑑の写真と照らし合わせていた。子どもたち発見したものを写真に残し、掲示することで帰園後も余韻を楽しんでいった。

言葉

気の合う友だちと遊ぶ中で、思いがぶつかることがあったが、「○○ちゃんが、~って言って嫌だった」「○○ちゃん(わたし)は~したかった」と、困ったことを自分の言葉で保育者に伝える姿があった。保育者が仲立ちとなり、相手の思いを伝え合ったり、言葉を重ねたりすることで、相手の思いにも気付けるよう配慮していった。

表現

一年間の作品を綴る表紙作りを、絵を描いて楽しんだ。絵をかく際に、一年間の振り返りをすると、「くれよんのくろくん(オペレッタ)楽しかったね」「運動会でダンスをしたのが楽しかった」など、楽しかったことを、自分なりに伝える姿があった。また、発表会の場面や友だちと手を繋いで遊んでいるところを描いていた。一人一人の表現や思いを大切にし、言葉を重ねたり、会話を広げたりして、楽しさを共有していった。

食育

野菜の出てくる絵本や紙芝居、エプロンシアターなどを多く取り入れていった。「今日の給食に、お話に出てきたにんじんだいじんいるかな?」などの声かけをすると、普段野菜嫌いな子も面白がって具材を探す姿があった。また、保育者に“かっこいいところを見せたい”という思いから、進んで野菜を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。一人一人の成長を、保護者と一緒に共有し、自信につなげていった。…

3歳ぱんだ組2022年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が多かったため、保育室で過ごす日は、衣服を調節し、防寒対策をしていった。また、咳や鼻水が出る子も多くいたため、ティッシュで拭いたり、体温を測ったりして、一人一人の体調をしっかり見守っていった。

人間関係

きりん組やぞう組と一緒にホールを使用して過ごす日が何度かあった。半面ずつ分けて使用していたため、直接関わることは少なかったが、年上の子の遊ぶ姿を見て、同じ遊び方をしてみたり、話しかけてコミュニケーションを取ったりして楽しむ姿があって良かった。これから少しずつ、異年齢の子と遊んだり、関わったりする機会を増やしていけると良いと思った。

環境

気温や室温をみながら、保育室とホールを使用して、子どもたちが体調を崩さず、安心して過ごせるように配慮していった。ホールで過ごす日は、半面に机やいすを置いて、製作遊びやブロック遊びなどが楽しめるようにしていった。もう半面では、三角マットの滑り台を用意したり、スペースを広げたりして、思いきり体を動かして遊べる環境を整えていった。

言葉

保育者や友だちに自分の話を聞いてほしい思いから、友だちの話を遮ろうとしたり、大きな声で話したりする子の姿があった。「順番に聞くから待ってね」「落ち着いた声で話そうね」など、一人一人の思いを受けとめながら、言葉を伝えていった。また、最後まで子どもの話に耳を傾け、「~だったんだね」「~できて良かったね」など、感想を伝え、話したり、伝わったりする満足感が味わえるように関わっていった。

表現

はさみを使って工作をしたり、絵を描いたりして楽しむ姿が多くあった。はさみを使うことが上手になってきたり、描ける絵の幅が広がったりしている印象が強く、子どもたちも出来たものを嬉しそうに保育者や友だちに見せていた。自分なりのイメージを、作ったり描いたりすることで表現する姿を十分に認めていった。今後も子どもたちが自由に工作などの製作遊びを楽しめるように様々な素材や廃材なども用意していきたい。

食育

節分の日に恵方巻に見立てたロールサンド作りをすることができた。自分たちで食パンに好きな味のジャムを塗って巻くことをとても楽しんでおり、一人一人が自分の作ったロールサンドを美味しそうに食べていた。子どもたちの楽しさや喜びに共感しながら、作ったり食べたりする楽しさがより味わえるように関わっていった。また、今月から、バイキング給食の時に子どもたちが自分で取るやり方を始めた。自分で取ることができる嬉しさを感じ、おかわりも積極的にする姿があって良かった。…

3歳ぱんだ組2022年度1月のまとめ

健康

晴れ間を見て数十分でも園庭遊びを楽しんだ。追いかけっこやサッカーをしたり、鉄棒や木登りをしたりと、たっぷりと体を動かして遊ぶことができた。寒くなり、厚着になる子がいたが、活動に合わせて衣服を調整したり、保護者に声掛けをしたりし、快適に過ごせるよう配慮していった。

人間関係

かるたやすごろく、椅子取りゲームなど、簡単なルールのある遊びを楽しんだ。負けたくない思いから、ルールを守らず、トラブルになる場面もあった。その都度わかりやすくルールを伝えたり、「~されたら、みんなで楽しく遊べないなぁ。」と友だちの思いを伝えたりし、繰り返し仲立ちとなっていった。

環境

はさみを使ったあそびを多く取り入れていった。初めは、直線に切ることを楽しんでいたが、色画用紙に丸型、三角などを描いたものを用意すると、線の上を切ることを意識して、集中して丁寧に切っていく姿が見られるようになった。

また、形の違いの面白さに気付き、ままごと用のお椀(丸形)を紙に当てて形を縁取ったり、自分たちで描いた絵を切り取って楽しむ姿もあった。子どもたちの関心、意欲を大切にし、遊びを広げていった。

言葉

休み中の出来事を嬉しそうに話す姿があった。「どこで何をした」だけでなく、何を見て、どう思ったのかなど、詳しく話せるようになっており成長を感じた。また、「〇〇ちゃんは、どこに行ったの?」と子ども同士で、やりとりを広げる場面もあった。保育者も一緒に会話を楽しみ、様々な話題に興味を持てるようにしていった。

表現

手先を使った遊びが好きで、ブロックでロボットを作ったり、はさみで色画用紙を切り、切ったものを繋げて身近なものに例えたりと、それぞれの作りたいものを、自分なりに形にして表現する姿があった。「本当だ!〇〇できたね」と子どもたちの言葉を繰り返したり、「~のところがかっこいいね」と具体的に褒めたりし、自信に繋げていった。

食育

1月のバイキング給食から、保育者が盛り付けたおかず等を、自分たちで選んでトレイに乗せ、席まで運ぶようにした。また、おかわりを自分で入れるようにすると、いつも以上に意欲的に食べ、おかわりをする姿があった。意欲的に食べる姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有することで、次への意欲にも繋げていった。…

3歳ぱんだ組2022年度12月のまとめ

健康

雪が降る日があったり、気温が低くなる日が続いたりして、体調を崩す子がいた。登園後や午睡後に全員の検温をしたり、咳や鼻水が出ている子は様子を見守り、保護者に伝えたりし、いち早く体調の変化に気づけるように配慮していった。寒い中でも、元気に遊ぶ子どもたちで、戸外遊びができる機会も作っていくと、サッカーをしたり、追いかけっこをしたりと、体を思いきり動かして遊ぶ姿があって良かった。

人間関係

気の合う友だちと同じ遊びを楽しむ中で、“こうしてほしい”“これはしてほしくない”など、思いがぶつかり合う姿もあった。自分の気持ちを素直に友だちに伝えることができるように、一人一人の思いを汲み取り、どのように伝えたらよいか一緒に考えていった。

環境

雪が降った日には、窓の外を眺めて、「みて!ゆきだよ!」「ゆきだるまつくろう~」など、友だちや保育者に知らせたり、歌を歌ったりして楽しさや喜びを共有する姿があった。雪が積もった日には、机や床にシートを敷き、保育室で雪あそびが楽しめる環境を整えていった。「つめたい~」「かたくなった!」など、感触を味わいながら遊ぶ姿があり、冬の季節ならではの遊びを楽しむことができた。

言葉

友だちに自分の思いを言葉で伝えることができるようになってきたが、上手く伝わらなかったときに、「ばか」「もうきらい!」など、言葉遣いが悪くなったり、強い口調になったりする子の姿があった。なぜ、そのような言葉を言ってしまったのか、子どもの思いをしっかり聞いて、受けとめた上で、「~って言われたら悲しいよ」「~って伝えたら良かったね」など、丁寧な言葉で伝えられるように仲立ちとなっていった。

表現

発表会での経験が子どもたちの自信になったようで、歌ったり、役になりきったりして遊びを楽しむ子の姿がより増えてきた。発表会で使った衣装をいつでも着られるように置いておくと、好きな役の衣装を選び、友だちと一緒に劇遊びを始めて楽しむ姿があった。子どもたちが自信を持って表現する姿や一つ一つの言動や行動を十分に認め、自由に表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

苦手なものでも、少しずつなら食べられるものが増えてきている。自分で「半分は食べてみる」「人参は食べられる」と食べるものを決め、食べきる姿も見られるようになった。自分で決めたいという思いを大切に、頑張ろうとする姿を認めていった。また、箸だけで最後まで食べられる子が増えてきており、「せんせい、みててよ!」「ほら、できたよ!」と、嬉しそうに伝える姿があった。今後も子どもたちが意欲的に食事ができるように言葉かけや環境を工夫していきたい。…

3歳ぱんだ組2022年度11月のまとめ

健康

ホワイトボードにその日の活動をイラストカードで記すと、○○の前には、片付けをして、トイレに行くなど活動までの流れをよく理解し、進んで行動できるようになった。進んで行動する姿を十分に褒め、なかなか準備の進まない子が“わたしも~しよう”と自分で気付けるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちと誘い合って、一緒に遊ぶことを楽しんでいるが、「今は一人で○○がしたい」「○○は一人でしたいから、邪魔されたくない」という思いから、誘いを断わられ、泣いて訴える場面があった。“友だちと一緒に遊びたい”という思いを受け止めながらも、「○○ちゃんは今は~したいんだって。~が終わったら、また一緒に遊ぼうって言ってみようね」と声をかけ、相手の思いにも気付けるようにしていった。

環境

散歩に出る機会は少なかったが、晴れた日は、園庭で戸外遊びを楽しんだ。葉っぱが赤やオレンジになっていることに気付き、様々な色の葉っぱを集めて、ままごと遊びに使ったり、落ち葉を両手いっぱいに集めて撒いたりして楽しむ姿があった。子どもたちの言葉にゆったりと耳を傾け、楽しさを共有しながら、一緒に様々な気付き、発見を楽しんでいった。

言葉

友だちと関わって遊ぶ中で、戦いごっこに発展し、乱暴な言葉遣いになる姿があった。また、「○○ちゃんに~って言われて嫌だった」と保育者に知らせる姿もあった。必要に応じて仲立ちとなり、「~って言おうね」と正しい言葉を伝えたり、「~って言われたら、友だちは嫌な気持ちになるよ」と相手の思いを伝えたりしていった。

表現

繰り返し発表会ごっこを楽しんだ。発表会ごっこの中でも、特に劇遊びが好きで、大きな声でセリフを言ったり、踊りながら歌ったりして楽しんでいった。歌いながら、子どもたちと一緒に振り付けを考えることで、さらに張り切る姿が見られ、笑顔いっぱいで演技する姿があった。「~のところ、すごくかわいかったね」「大きな声が出ててかっこよかったよ」と具体的に褒め、自信につなげていった。

食育

“発表会ごっこで上手にできた”“大きな声で歌えた”などの達成感が様々なやる気につながり、普段野菜嫌いの子が、「せんせい、きょう○○たべられるよ!だって、はっぴょうかい(ごっこ)がんばったもん」と言って、進んで食べてみる姿がたくさん見られた。それぞれの姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有することで、次への意欲、自信につなげていった。…

3歳ぱんだ組2022年度10月のまとめ

健康

天候の良い日が多かったため、園庭で遊んだり、散歩に出掛けたりする機会を多く作ることができた。かけっこ遊びが好きな子が多く、思いきり走って、友だちと一緒に楽しむ姿があった。朝夕は日中と比べて寒くなる日も増え、鼻水や咳が出る子もいたため、こまめに検温したり、手洗いや消毒の声かけを行ったりして、子どもたちの体調を見守っていった。子どもたちも、「咳が出る」と自分の体の変化を伝えたり、鼻水を自分で拭いたりする姿が多く見られるようになってきた。

人間関係

気の合う友だち同士で同じ遊びを楽しむ姿があった。一緒に遊ぶ中で、「それ、かっこいいね!」「○○ちゃんすごいね!」と友だちの姿を認める言葉かけをする子の姿が増えていた。一方で、思いがぶつかって、友だちに対して、強い口調になる子もいたため、双方の思いを受けとめ、話を聞いた上で、「優しく伝えてみようか」「○○ちゃんも~って思ってるよ」など、お互いが納得して仲直りできるように、状況に応じた言葉かけをしていった。

環境

園外保育でネイチャーゲームを楽しんでから、日々の散歩の中でも五感を使い、秋の自然を感じて楽しむ姿があった。「あっ、何の音?」と耳に手を当てて、虫の鳴き声や飛行機の音を聞いたり、花や葉っぱに鼻を近づけ、「良い匂い!」と匂いを嗅いだりしながら、友だちや保育者に自分の発見を伝え、一緒に感覚を共有して、喜ぶ姿があった。

言葉

ごっこ遊びを楽しむ姿があり、仮面ライダーごっこやお店屋さんごっこをする中で友だちとのやりとりも弾む様子があった。自分の思いを言葉で伝えるだけでなく、相手の言葉をしっかりと聞いて、「そうなんだね!」「僕もおなじだよ!」など、気持ちを共有する姿に子どもたちの成長を感じた。一方で、上手く思いが伝わらず、トラブルになることもあったため、必要に応じて、双方の思いを代弁して伝えるなど、仲立ちとなっていった。

表現

折り紙でリボンや動物を作ったり、自分なりの折り方で好きなものをイメージして作ったりする子の姿が増えてきた。保育者に作ったものをプレゼントする子もいたため、保育者もお礼を伝えたり、「かわいいのがつくれたね~」「すごい!かっこいい!」など、子どもたちが作ったものを十分に認めたりして、喜びを共有したり、自信に繋げたりしていった。

食育

散歩に出掛けた時に、柿畑がある道を通り、観察を楽しむことで、秋の果物を知る機会を作っていった。給食で柿が出ると、「さっき見たよね!」「オレンジ色だね!」「あっ、甘いよ~」など、興味を示して、食べ物の話で盛り上がったり、美味しそうに食べたりする子どもたちだった。また、「これ、食べられるよ!」と苦手だった野菜を食べられるようになった姿を嬉しそうに見せてくれる子がおり、成長を感じた。…

3歳ぱんだ組2022年度9月のまとめ

健康

ポットのお茶の量を調節しておくと、自分たちでコップにお茶が入れられるようになり、進んで水分補給ができるようになった。力加減が難しく、入れすぎてこぼれてしまうこともあるため、必要に応じては手を添えたり、入れ方を繰り返し伝えたりし、自分でできた喜びが味わえるようにしていった。9月末になると、朝の気温が下がり、長袖で登園する子が出てきた。身体を動かしたり、昼になると気温が上がったりし、汗をかくため、半袖を多めに持ってきてもらい、こまめに着替えができるようにしていった。

人間関係

運動会ごっこをする中で、さらに友だちとの仲が深まり、一緒に遊ぶことを楽しんでいる。また、友だちの姿によく目を向けており、“どうして友だちが泣いているのか”“友だちが何を困っているか”に気付き、自分なりに解決してあげようとしたり、保育者に知らせに来たりする姿があった。「~してくれたんだね」「○○ちゃんに優しくしてくれてありがとう」などと言葉掛けをし、友だちを思いやる姿を大切にしていった。

環境

園庭や戸外遊びの機会が増え、草花や木の実、虫探しを楽しむ姿があった。また、散歩に出かけると、金木犀の香りや、稲刈りをした後の稲の匂いなどにも気付き、自分たちの気付きを保育者や友だちに知らせる姿があった。“何の匂いなのか”“どこから香ってくるのか”子どもたちに話をし、興味・関心を広げていった。

言葉

絵本やパネルシアターが好きで、様々な物語に親しんでいる。その中でも、『オオカミと7匹の子ヤギ』が好きで、園庭のログハウスを子ヤギの家に見立てて、ごっこ遊びを楽しむ姿があった。物語のセリフをよく覚えており、友だちと声を揃えてセリフを言い、役になりきっていた。保育者もあそびに加わり、オオカミ役になりきることで、さらに遊びを盛り上げ、楽しさを共有していった。

表現

ダンスが好きで、度々「せんせい、○○(ダンス)しよう」とリクエストし、繰り返しダンスを楽しんでいた。運動会ごっこでは、保護者の方に見てもらうことを楽しみにしており、さらにポンポンを持って踊ることで、張り切り、笑顔で踊る姿があった。一人一人の姿を十分に認め、保護者にも園での姿を伝え、喜びを共有することで、自信に繋げていった。

食育

戸外遊びの機会が増えたり、運動会ごっこでたっぷりと体を動かしたりするため、以前よりも食欲旺盛になり、おかわりも進んでいる。運動会ごっこの後の給食は、いつもよりさらに意欲的で、普段野菜や汁を残す子が、「せんせい、全部食べるから見てて」と言って、張り切って食べる姿もあった。一人一人の姿を十分に認め、保護者とも喜びを共有し、自信につなげていった。…

3歳ぱんだ組2022年度8月のまとめ

健康

子どもたちの体調の変化にいち早く気付けるよう、こまめに検温したり、一人ひとりの様子をしっかり見守ったりして対応していった。また、気温が高くなる日が続き、室温も高くなる日が多かったため、子どもたちには、水分をしっかり摂るように声をかけたり、水分補給を行う時間を作ったりしていった。お茶を自分で入れることができる子が増え、積極的に水分を摂ることができていて良かった。

人間関係

集団遊びを楽しむ姿が増え、「○○ちゃん、~しよう!」と遊びに誘ったり、「○○くん、入れて~」と遊びの輪に加わったりする姿が見られた。また、友だちが片付けをしていると、自分が使っていない玩具も一緒に片付けたり、「○○ちゃん、落ちてたよ」と友だちの落とし物を拾って届けたりする姿があった。協力したり、相手を思いやったりする子どもたちの姿を認め、側で見守っていった。

環境

クラスで飼っているカブトムシの観察を楽しむ姿があった。登園してすぐに虫カゴを覗き、「ゼリーがなくなってるよ」とカブトムシのエサの心配をしたり、3匹中1匹だけ土の上に出ていることに気付き、「ほかのカブトムシは?まだ寝てるかなぁ」と残り2匹の様子を考えたりする子がいた。また、手に乗せたり、服につけたりして触れ合いを楽しむ姿があったため、今後も虫や植物などの生き物と触れ合える機会を作り、子どもたちが様々な自然に興味、関心を持てるようにしていきたい。

言葉

「うみにいったよ」「キャンプに行くの」など、休みの間に経験、体験した出来事や次の休みの予定などを嬉しそうに、保育者や友だちに伝える姿があった。保育者も話に参加したり、他児に同じ話題の話を聞いたりして、やりとりが長く楽しめるようにしていった。また、トラブルになった時には、「○○くんが~して嫌だった」「○○ちゃんと~して一緒に遊びたかった」など、自分の思いを言葉ではっきりと伝える姿が増えてきた。保育者が仲立ちとなると、「一緒に~して遊ぼう」「ごめんね」「いいよ」など、友だちにも自分の思いを言葉で伝えて解決しようとする姿も多く見られるようになってきた。

表現

色水遊びでは、様々な色を組み合わせ、それぞれにオリジナルジュース作りを楽しむ姿あった。似ている色でも「これは、りんごジュースだよ」「みて、いちごの色!」など、自分なりのイメージを伝え、嬉しそうに保育者や友だちに見せていた。また、氷遊びや泡遊びでは、「シュワシュワしてる」「ツルツルして気持ちいい」「つめたーい」など、気づきを自分なりの言葉で表現して伝える姿が見られた。一人ひとりが自分なりに表現しようとする姿を認め、一緒に感じたり、気づいたりした喜びを味わえるように言葉を添えていった。

食育

給食を食べる前から、見た目の苦手意識があり、「これ、食べれない」という子がいたため、無理強いせず、子どもの思いに寄り添っていった。また、空になった弁当箱や皿を保育者のところまで見せにくる子もおり、全部食べられた嬉しさを味わったり、自信に繋げられるよう、配膳する量を子どもと考えながら決めていくようにしたい。…

3歳ぱんだ組2022年度7月のまとめ

健康

RSウィルス感染症や胃腸炎、急性咽頭炎等が流行し、体調を崩す子が多かった。いつもより食欲がなかったり、咳や鼻水が出たりする時は、こまめに検温し、保護者に様子を伝え、体調の変化に早く気づけるようにしていった。また、こまめに換気をし、感染対策に努めていった。

人間関係

友だちと関わって遊ぶ中で、「○○ちゃんが入れてくれん」と泣いて訴える姿があった。“今は一人で集中して遊びたい”という思いから、友だちが遊びに加わると嫌がったり、怒ったりする場面が見られる。双方の思いを受けとめ、「一緒に~しようか」と保育者も一緒に遊びに加わったり、「今は○○ちゃん、~したいみたいだから、~して遊ばない?」と違う遊びに誘ったりし、繰り返し仲立ちとなっていった。保育者が間に入ることで、お互いが納得して遊べる姿があった。

環境

早くに梅雨明けとなったが、天気が変わりやすく、晴れていても急に外が暗くなり、大雨が降る日があった。外が薄暗くなると「先生、雨降るんじゃない?」と話したり「おへそ隠さなきゃ!」と雷が鳴ることを予測したりする姿があった。子どもたちと雲の色や動きを観察して楽しんだり、大雨が降ったらどうなるかを紙芝居で伝えたりし、この時期ならではの自然事象に目を向けていった。

言葉

保育者や友だちと保育園ごっこ遊びを楽しむ姿があった。人形を保育者に預け、「この子、ちょっと咳が出るので、お薬飲ませてください」「今日は病院に連れていくので、早く迎えに行きます」など、実際にあったやりとりを真似て、ごっこ遊びをする子がいた。やりとりがさらに広がるよう、保育者も積極的に言葉を交わし、やりとりを楽しんでいった。

表現

音楽に合わせてダンスを踊って楽しんだ。保育者が踊るダンスを真似たり、タブレットを用いて様々なダンスの動画を見ながら踊ったりした。振り付けを覚え「せんせい、○○しよう」と保育者を積極的に誘い、繰り返し楽しんでいた。保育者も身振りを大きくしたり、「次は○○のポーズだよ」と動作を伝えたりしながら一緒に踊り、楽しさを共有していった。

食育

給食室で使う野菜を提供してもらい、野菜スタンプを楽しんだ。玉ねぎやオクラは、花の形のようになり、「オクラってかわいい形だね」「バラみたいな形だ!(玉ねぎ」など、出来上がった形に大喜びの子どもたちだった。普段は「これいらない」と言って残す野菜も、「可愛いお花(スタンプ)ができたよね」と話すと「食べてみるけん、見てて」と進んで食べてみる姿があった。野菜スタンプを通して、野菜への興味・関心が深まった。…