3歳ぱんだ組2023年度8月のまとめ

健康

水遊びの際に、自分で衣服を脱いで畳もうとする姿が多く見られた。自分で畳むことができると、「こうやってするんだよね」と言い、嬉しそうに畳んだ衣服を保育者に見せていた。子どもたちの自分でしてみようとする姿を認めていき、自分でできない子は畳み方を伝えていき、自分でもできるように伝えていった。

人間関係

水遊びの約束事を伝えると、「嫌がる友だちに水をかけないよ」と友だちのことを考えて遊ぶ姿が見られた。水鉄砲の水を汲むタライと色水で遊びたい子のためのタライが違うことを伝えると、したい遊びに応じて水を汲むタライを変え、遊びを楽しむ姿が見られた。

環境

室内で氷や水を入れた圧縮袋を使って感触遊びを楽しんだ。氷を手に取り、腕や額に当てて、「つめたいね」と冷たさを感じ取ったり、氷が溶けて水になることに気が付くと、カップに溶けた水を集めたりしていた。氷や水の独特の感触に触れる楽しさに共感していき、食紅で色のついた氷を作るなどして遊びが広がるようにしていった。

言葉

自分の思いを言葉で伝えようとし、言葉での表現も豊かになってきた。遊びの中で、自分の知っていることを友だちに伝えたり、遊び方の提案をしたりしている。思いが受け入れてもらえず、トラブルになることもあり、保育者が言葉を添えて代弁したり、お互いの思いを整理して伝えるように関わったりしていった。

表現

親しんできた曲に振り付けをつけてダンスをすると、保育者の真似をして楽しそうに体を動かす姿が見られた。ホールで踊ったり、他クラスに見てもらったりすることで意欲も増し、大きく体を使って表現する姿があった。自分なりに表現しようとする姿を認めていき、体を動かす楽しさに共感していった。

食育

夏の暑さもあり、給食を食べる量が普段より少ない子もいた。保育者も一緒に食べることで、美味しさに共感したり、食事への意欲を引き出せるように関わったりしていった。自分で食器を片付ける習慣が身についてきており、高く積まれたコップが倒れそうなことに気づき、整理する子もいた。自分でしようとする姿を認めていき、皿の種類ごとに分けて片付けることも意識できるよう伝えていった。

育児あれこれ