1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2022年度8月のまとめ

健康

体調を崩す子はほとんどおらず、水遊びや氷などを使った感触遊びを楽しむことができた。排泄面では、保育者に誘われるとトイレに座り、排泄ができる子が増えてきた。「やったね」「できたね」と褒めていき、トイレに興味をもち、自らトイレに向かえるよう、声をかけていった。また、食事前にエプロンを自分で取ったり、食事後に口や手を拭いたりすることが身に付いてきて保育者の声かけが無くても自分から行う姿がたくさん見られた。日々の積み重ねを大切に、自分でしたいという気持ちを育てていくようにしたい。

人間関係

子ども同士で遊びに誘い合う姿が増え、おいかけっこや簡単なやりとりを楽しんでいた。玩具を使ってやりとりをする子もおり、スプーンで友だちに食べさせてあげる真似をしたり、手提げバッグを持って、「一緒に行こう」と言い、やりとりをしながら保育室を歩いて遊んだりする姿が見られた。同じ遊びをするようになり、友だちと同じ玩具が使いたくて、玩具の取り合いになることもあるが、「貸してっていってみようか」「○○ちゃんが使っているから、こっちはどうかな?」など一緒に遊びたい子どもの気持ちを受け止めながら、相手の気持ちを伝えたりして仲立ちし、友だちと関わる楽しさが感じられるようにしたりしていった。

環境

先月は気温が高く、水遊びや感触遊びの機会がもてなかったことを反省し、保育室内で感触遊びをする機会を増やしていった。氷を用意すると手に取って、氷の冷たさや手触りを感じることができ、食紅を混ぜた氷をコップに入れてジュースに見立てて遊ぶなど、遊びが展開していった。また、寒天遊びでは、手で握ったり、ちぎったりして寒天独特の感触を楽しみ、氷遊びの時には消極的だった子も最後まで遊び続けるなど、遊びこむ姿がたくさん見られた。「つめたいね」「ぷるぷるしてるね」など子どもたちが感じたことを言葉にしていき、一緒に触れて楽しさに共感していった。

言葉

「一緒にしよう」「○○見る」などの二語文を話すことが増え、だんだんと言葉で思いを伝ようとする姿が増えてきた。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に思いに応えていくようにしたり、やさしく語り掛け、「どうぞ」「ありがとう」など簡単な言葉を使ったやりとりを遊びの中で楽しんだりしていくようにしていった。

表現

製作遊びではスタンプをして、絵の具で花火を表現して遊んだ。自分で絵の具の色を選べるようにしていくと、「ピンク」「黄色」と好きな色を保育者に伝えたり、指差しで使いたい色を伝えようとしたりしていた。自分でスタンプし、色が画用紙につくことが面白く、ポンポンとテンポよくスタンプを楽しむ姿がみられた。完成した作品を見ながら、「花火見た」「どーん!」と家庭で見た花火の様子を伝える子もいた。

食育

夏の暑さの疲れもあったためか、少し食欲が落ちている子もおり、食事がすすまない子もいた。保育者が側に寄り添い、楽しく食べられるように言葉掛けをしたり、食事の介助をしたりした。また、汁物など食べられるものの量を増やすなど無理強いせずに食事が摂れるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度7月のまとめ

健康

中旬ごろから咳、鼻水が出る子が多くなり、発熱や下痢、夏風邪などで体調を崩し、欠席する子が多かった。室内の換気をこまめにしたり、子どもたちの検温をしたり、水分補給をしたりし、体調の変化に留意していった。

ズボンの着脱や、食事前の手洗いなど、身の回りのことに少しずつ興味を持ち、自分でやってみようとする姿が増えてきた。子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にし、一人一人の発達段階を把握しながら、それぞれの必要に応じて援助をしていった。

人間関係

友だちと同じ遊びがしたくて、同じ空間で遊んでみたり、気の合う友だちの名前を呼んで誘ったりと、友だちに興味や関心が高まり、一緒に遊ぼうとする姿が増えてきた。一方で、関わり方が分からず玩具や場所の取り合いになってしまったり、力加減がわからず、友だちを押してしまったりする姿も見られたので、保育者も一緒にあそんだり、子どもの気持ちを言葉にしたりして、友だちとの関わり方を伝えていくようにした。

環境

雨の日が続いたり、体調が優れない子が多かったりして、今月は1回しか水遊びをすることができなかった。初めての水遊びは、どの子も水に抵抗なく、とても喜んで水に触れて楽しんでいた。危険の無いよう、常に子どもの様子を把握しながら、保育者も一緒にカップで水をすくったり、ホースで水をまいたりして楽しさを共有していった。水遊びができなくても、室内でボールプールをしたり、新聞紙でプールに見立てたり、水遊び用の玩具や水車などを室内で使って楽しんだりと、水あそびに期待がもてるようにしていった。

言葉

2語文や単語、仕草、身振りなどで自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。「いっしょだね」と友だちと同じ遊びを楽しんだり、「かして」と手を差し出し、貸してほしい思いを伝えたりしながら、友だちのやりとりを楽しむ姿も見られた。思いを伝えようとしている姿を大切にし、言葉を繰り返したり、添えたりしてやりとりを楽しめるようにしていった。

表現

好きな絵本を「もういっかい」と繰り返し楽しんだり、語尾を真似して一緒に言ったり、自らページをめくったりして絵本に触れて楽しむ姿が多く見られた。絵本棚から好きな絵本を選んだり、すぐに手に取って見ることができるようにしたりと、環境を整えていった。また、音楽に合わせてリズム遊びも楽しんでいった。「かえる」「とんぼ」など、子どもたちのリクエストに応えながら、ピアノを弾いて、保育者も一緒に身体を動かし、楽しさを共有していった。

食育

食材に興味をもち、「これは何?」と尋ねたり、「にんじんあったよ」と知っている食材を周りの友だちや保育者に伝えたりする姿があった。「○○だね」「にんじんおいしいね」など、食材の名前をつたえながら、食材に興味を持って、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度6月のまとめ

健康

食事が終わると「おしぼりとって」と保育者に声をかけたり、自分で口や手を拭いたりする姿があった。また、衣服が汚れたことに気付くと、自分で着替えのロッカーを開け、衣服を手に取る姿も多く見られた。自分で身の回りのことをやってみようとする姿をしっかりと褒め、必要に応じて援助をしたり、子どもたちがゆったりと取り組めるよう時間に余裕を持って保育を進めていったりした。

人間関係

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼んだり、同じ遊びを一緒に楽しんだりする姿が多く見られる。一方で、同じ玩具が使いたかったり、場所の取り合いになったりして、かみつく子や友だちを押してしまう子もいた。トラブルになった際は、お互いの気持ちを受け止めたうえで、「○○したかったんだよね」など、子どもの気持ちを代弁して伝えていった。また、玩具の量を増やしたり、広い空間で遊べるよう保育環境を設定したりして対応していった。

環境

天候の良い日は、小園庭やテラス、散歩などを積極的に楽しんだ。バッタやカエル、カマキリなど、様々な生き物に興味を示し、動く姿をじっと観察したり、捕まえてみようとしたりする姿があった。中には、触り方や力加減が分からず、生き物をつぶしてしまう子どももいたため、「優しくね」「そっと触るんだよ」など声をかけたり、実際に触り方や持ち方を見せたりしながら伝えていった。

言葉

月齢の高い子は、自分の思いや発見したことなどを、二語文や三語文で保育者や友だちに知らせる姿があった。月齢の小さい子も喃語や単語で自分の思いを一生懸命伝えようとする姿が見られた。子どもの発言にしっかりと耳を傾け応答したり、「○○だね」など、簡単な言葉で表現したりして、言葉のやりとりを楽しめるように関わっていった。

表現

音楽が流れると、保育者の真似をして踊ったり、身体を揺らしたりして表現することを楽しんでいた。また、ピアノや歌に合わせて、リズム遊びを楽しむ子も多くおり、かえる跳びや手を横に広げ、とんぼの真似をしながら走り回る姿が見られた。保育者も一緒に身体を動かし、表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。

食育

手づかみやスプーンを使って積極的に食べる子も多くいたが、苦手な食材が出ると、食べることを嫌がったり、食材同士を混ぜ合わせ遊び始めたりする姿も見られた。苦手な食材がある場合は細かくして食べやすくしたり、「にんじん大臣いるよ」「トマト姫が入っているね」など子どもたちの好きなエプロンシアターに出てくる名前を使って食材に興味が持てるように声かけを行ったりした。…

1歳うさぎ組2022年度5月のまとめ

健康

ホールで、友だちや保育者と体を動かして遊ぶことを楽しんだ。体を動かすことが好きな子が多く、走ったり、ボールを投げたりしてのびのびと体を動かして遊ぶことができた。マットや巧技台も自分でできるように配置を工夫したことで、自分で繰り返し遊ぶ姿が見られた。保育者も一緒に体を動かして遊び、遊びの楽しさに共感したり、「できたね」「すごいね」などの言葉がけをしたりし、意欲へと繋げていけるようにした。

人間関係

友だちが保育者と遊んでいるのを見て、一緒に遊ぼうと遊びに加わる姿が増えてきた。友だちへの興味が増し、側に寄って遊んだり、「おいで」と言って遊びに誘ったりする姿が見られた。同じ遊びをすることが増え、玩具や場所の取り合いも出てきたため、玩具の数を工夫したり、一緒に遊びを楽しめるよう仲立ちをしたりしていった。

環境

小園庭や散歩に行き、身近な自然と触れ合う機会を作っていった。小園庭では砂や小石を手で握ったり、掃ったりして感触を楽しむ姿が見られた。また、保育者が摘んだ花を手に取り観察したり、息を吹きかけたりして身近な植物に興味を持つ姿が見られた。今後は散歩に行く機会を増やし、様々な動植物を見て楽しみ、身近な自然に興味を持てるようにしていきたい。

言葉

歌や読み聞かせを繰り返し楽しみ、知っているものを単語で保育者に伝えられるようになってきた。ままごとセットで遊べるようにしたことで、ごっこ遊びを楽しむ姿が増え、「どうぞ」「はい」と言って相手に玩具を渡したり、「いただきます」「かんぱい」など食事でのやりとりを楽しんだりすることができた。言葉を使うことを楽しめるように、遊びの中で簡単なやりとりを繰り返していくようにした。

表現

ダンスや歌が好きで、様々な曲を楽しんだ。保育者が踊っているのを真似して踊っていたが、繰り返し楽しんできたことで振り付けを覚えて、自分で踊れる子もいた。リズムに合わせて手を叩いたり、体を揺すったりして楽しむ子もおり、一人一人がその場の雰囲気楽しむことができていた。今後は季節に合わせた曲などを取り入れ、様々な音やリズムを楽しめるようにしていきたい。

食育

食事に意欲的で、自分でスプーンを使ったり、手づかみで食べたりしていた。自分で食べやすいよう食べたいものの食器の配置を体の近くにするようにしたり、大きさを調節したりしていった。また、食事の前に手を洗うようにすると、自分で水道へ行き、保育者に手を洗いたいことを伝える姿も見られた。楽しい雰囲気の中食事ができるよう声をかけながら、自分で食具を使うことができるよう、援助を行うようにしていきたい。…

1歳うさぎ組2022年度4月のまとめ

健康

紙パンツの交換時には「きれいにしようね」などと声をかけ、排泄したことを伝え、清潔になった気持ち良さが感じられるようにしていった。月齢の大きい子は、トイレに興味を持ち、座ってみようとする子の姿が多く見られた。意欲的な気持ちをしっかりと受け止め、その都度対応していった。中には、タイミングが合うと排尿ができる子もいたため、十分に褒め、自信や意欲へと繋がるようにしていった。

新しい環境への不安や、生活リズムの変化からくる疲れなどから、体調を崩す子が多かった。細目に鼻水を拭いたり、水分補給や検温をしたりしていった。また、送迎時には、家庭や園での様子を密に伝え合い、体調の変化に速やかに気づくことができるようにしていった。

人間関係

新入園児は、初めての環境に戸惑ったり、不安になったりして涙が出ることが多かったが、不安な気持ちをしっかりと受け止め、一対一での関わりを深めていくことで安心して保育者の側で好きなあそびを楽しむ姿が見られるようになってきた。進級児は、どの子も新しい環境に慣れ、安心して好きな遊びを楽しんでいる。気の合う友だちの名前を呼んだり、友だちと同じ場で同じ遊びを楽しんだりする姿も見られた。側で見守り、必要に応じて仲立ちとなり、友だちと関って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

環境

歩行ができる子や、ハイハイの子など様々であるため、どの子も伸び伸びと、安全に遊べるよう環境を整えていった。身の回りにあるものや玩具に興味を示し、見たり触ったりして遊ぶ姿があった。

晴れた日には小園庭やテラスなどで戸外遊びを行い、歩く、這う、触れる、感じるなどしながら探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

二語文で自分の気持ちを伝えようとする子、喃語や仕草で自分の思いや欲求を伝えようする子などいろいろな姿があった。また歌や手遊び、エプロンシアターなどを喜び、保育者の言葉を真似たり、一緒に歌ったりする姿が多く見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりすることで、思いを受け止めてもらえる安心感が味わえるようにしていった。

表現

親しみのある曲が流れると、歌を口ずさんだり、ダンスを踊ったりして楽しむ姿が多く見られた。ホールでは、ピアノの曲に合わせて身体を動かしたり、音程良く歌ったりする子もいた。子どもたちの興味のある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

どの子も食べることに意欲的で、手づかみをしたりスプーンを使ったりして、自分で食べることを楽しんでいた。中には、完食して空になったお皿を「ピカピカ」と言って嬉しそうに見せる子もいた。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、体調を崩してしまう子が何人かいた。子どもの体温を測ったり、鼻水が出る子にはティッシュでこまめに拭いたりして、一人一人の子どもの体調の変化に気を付けていった。鼻水が出ていることや出そうなことに気づき、手で拭おうとしたり、鼻水を出そうとしたりする姿も見られたため、「鼻水出たね」「拭いてみようね」などと言葉で伝えたり、自分で拭くことができるようティッシュを渡したりして配慮していった。

人間関係

友だちと関わり合いながら、見立て遊びやごっこ遊びを楽しんでいた。「○○屋さんでーす」「一緒にお買い物に行こう」などと友だち同士で会話を楽しんだり、好きな友だちを遊びに誘ったりする姿があった。保育者も遊びに加わり、言葉を添えながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう関わっていった。玩具や場所の取り合いになったり、やりとりの中で自分の思いが上手く伝わらなかったりして、トラブルになることもあった。そのため、思いを受け止めながら、「○○したかったんだね」「お友だちも使いたいみたいだよ」などと互いの思いを代弁して、仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は小園庭に出て遊んだ。雪が残っていたため、雪をスコップで掘ってみたり、固まった雪を靴で踏みしめたりして雪の感触を味わっていた。バケツやカップに入れたものを食べ物に見立てて、「いちごアイス」「冷たいジュースだよ」などと保育者や友だちに知らせて遊びを楽しむ姿もあった。また、「風が寒いね」「カエルがいない」などと感じたことをつぶやく姿も見られた。保育者も遊びに加わりながら、子どもの気付きに共感して、冬の自然に親しめるよう関わっていった。

言葉

思いや要求を言葉にして保育者に知らせようとする姿があった。月齢の小さい子も絵本や歌に出てくる単語や言葉のリズムを真似して、口にしてみる姿が見られた。読み聞かせや童謡を歌う際には、はっきりと言葉を発して、子どもたちにしっかりと単語や言葉が伝わるよう配慮していった。

表現

粘土遊びやお絵描きなどの遊びを通して、自分のイメージするものを作って表現しようとする姿があった。粘土を手でこねて丸くしたり、細くしたりすると、「ドーナツができたよ」「ヘビだよ」と、食べる仕草をしたり、机の上で動かしたりして楽しんでいた。「こねこねできたね」「すごいね」などと言葉を掛け、楽しい気持ちに共感していった。

食育

給食やおやつなどの色々な食材に興味を持ち、「美味しそう」「食べてみる」と、スプーンですくって意欲的に食事する姿があった。一方で、眠気が強くあまり食べられない子や体調が優れなかったり、気分が乗らなかったりして食べられない子も見られた。一人一人のペースや合わせて、側で見守りながら、楽しい雰囲気の中で食事できるよう関わっていった。…

1歳うさぎ組2021年度1月のまとめ

健康

保育者に促されて意欲的にトイレに向かい、自らズボンや紙パンツを脱いで、便座に座る子が多く見られた。中には、遊びが夢中になりトイレへ行くことを嫌がる子もいたため、遊びのタイミングを見て、無理なくトイレへ行けるよう声をかけていった。また、タイミングが合うとトイレで排泄をする子もいたため、「すごいね」「できたね」などとできた喜びに共感していき、次への意欲や自信に繋げていった。

人間関係

気の合う友だちを「○○ちゃん、いこ~」と名前を呼んで誘い、一緒に同じ遊びをして楽しむ姿が見られた。中には、友だちと関わりたいという思いから、玩具や場所の取り合いなどのトラブルになることもあったため、関わろうとする姿を側で見守りながら、双方の思いを受け止めたり、代弁したりしていき、仲立ちとなっていった。

環境

タライに雪を入れ室内に持って入ると、「ゆきだ~」「つめた~い」と大喜びでタライの中に手を入れて雪の感触を味わう姿が見られた。また、コップの玩具の中に雪を入れて「ジュースだよ」「アイスできた」と見立て遊びをする姿も見られた。保育者も一緒に遊びに加わり、「つめたいね」「おいしそうだね」と声をかけ、雪遊びをする楽しさに共感していった。中には、雪遊びをしている友だちの姿を遠くから様子を見る子の姿も見られたため、玩具の容器に入れたり、側で雪だるまなどを作ったりして雪に触れる楽しさが味わえるよう関わっていった。

言葉

月齢の小さい子は、「できた」「せんせい、みて」などと1、2語文で自分の思いを知らせる姿が見られた。月齢の大きい子は、「○○ちゃんはね~○○だよ」などと感じたことや経験したことを伝える子が増えてきた。子ども一人一人の言葉に耳を傾け、丁寧に応えていき、やりとりする楽しさが味わえるよう関わっていった。

表現

画用紙にクーピーなどで自分なりになぐり描きをしたり、点を描いたり、塗ったりして楽しむ姿が見られた。中には、丸や線、点を描き「○○だよ」「○○かいた」などと、イメージしたものを描く子も増えてきた。自分なりに表現することの楽しさを感じられるよう、「上手だね」「楽しいね」などと声をかけていき、できた嬉しさに共感していった。

食育

スプーンを持って意欲的に食べ、空になった皿を保育者に見せて喜ぶ子や、「おかわり、ちょうだい」とおかわりを要求する子の姿が増えてきた。また、一方で食べ終わった友だちが席を立つ姿を見て、食事の途中で切り上げたり、気分で残したりする子の姿も見られたため、自分のペースで食べれるよう声をかけたり、「○○が入ってるね」「おいしそうだね」などとやりとりしたりしながら、楽しい雰囲気の中で無理なく食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度12月のまとめ

健康

気温が下がり、鼻水や咳が出て体調を崩す子が多かった。自分で鼻を拭いてみようとする姿も見られるようになったが、上手く拭き取れていない姿も多いので、様子を見ながら保育者がこまめに拭き取るようにしていった。また暖房で部屋が乾燥しやすいので、こまめに換気や水分補給を行うようにした。気温や室温、活動によって子どもの衣服を調節しながら、快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、友だちの遊びを真似たりしながら楽しそうに遊んでいた。子ども同士のやりとりの中で、「これ貸して」「いやだよ」などと相手に言葉で気持ちを伝えられる姿も増えてきた。その一方でまだ自分の思いを上手く伝えられなかったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルに繋がる場面も多いので、トラブルに繋がりそうな場面では間に入って仲立ちし、子どもの思いを受け止めたり、代弁して伝えたりしていくようにしていった。

環境

室内遊びが増え、部屋やホールでさまざまな遊びを楽しんだ。室内では、クーピーやマーカー、花紙やスタンプなどいろいろな用具や素材を取り入れながら手先、指先を使って遊んだ。ホールでは巧技台や一本橋、跳び箱などを用意し、体を動かして遊ぶことを楽しんだ。登ったり、ジャンプしたり体全身を使って遊んでいた。まだまだバランスを崩したり、友だちとぶつかったりする場面も多いので、保育者間で連携を取りながら危険のないように側で見守り、怪我等が無いように気を付けていった。

言葉

月齢の小さい子は、少しずつ言葉が増え、指差しや単語、1語文や2語文などでいろいろなことを伝えようとする姿が増えてきた。保育者も「○○だったね」と言葉を返しながら、言葉でやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。月齢の大きい子は「○○がしたい」「○○がよかった」などと自分の気持ちを言葉で伝えたり、さまざまな気付きや発見を言葉で表現したりする姿も見られるようになり、保育者や友だちとの言葉のやりとりを楽しんだ。

表現

好きな音楽を流して歌ったり、踊ったりすることを楽しんだ。クリスマスに向けて「あわてんぼうのサンタクロース」を流すと体を揺らしながら手を叩いたり、タンバリンを鳴らしたりしながら歌って楽しんでいた。また保育者と一緒に手遊びをすることも喜び、アンパンマンやさかながはねての手遊びを保育者の動きを真似しながら繰り返し楽しんでいった。

食育

スプーンを使って意欲的に食べる姿が見られるようになった。まだまだ手づかみになる姿もあるので、「スプーンで食べられるかな?」などと声をかけながらスプーンも使い、食べていけるように促していった。また、食事をあまり食べずに「おしまい」と言って立ち上がる子の姿もあるので、食事の量を調節して側で声をかけて見守りながら、楽しい雰囲気の中で食べていけるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

健康

タイミングが合うとトイレで排尿することが出来る子が増えた。「すごいね」「おしっこ出たね」などと声をかけて認めたり、嬉しい気持ちに共感したりして、次の意欲へと繋がるようにしていった。

しっかりと体力が付き、ホールや園庭などの安全な場所で誘導ロープを握って自分の足で歩くことを楽しむ子の姿が多く見られた。歌を口ずさんだり、道中で見えたものについてやりとりをしたりしながら、楽しい雰囲気の中で歩くことが出来るようにしていった。

人間関係

友だちが泣いていると優しく頭を撫でたり、「大丈夫?」と心配そうに声をかけたりする姿があった。また、中には、「○○ちゃんが泣いてる」と保育者に知らせてくれる子もいた。「優しいね」「ありがとう」と声を掛け、友だちを思いやる姿を十分に認めていった。

環境

戸外で花や葉を見つけると興味を示し、見たり触れたりして楽しむ子の姿が多く見られた。子どもの発見を受け止め、「お花があったね」「葉っぱがたくさんだね」などと声をかけたり、一緒に集めたりして、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを多語文で伝えられるようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。

表現

ぬり絵やなぐり描きをしたり、粘土遊びをしたりして楽しんだ。以前は「先生描いて」「○○作って」と要求する子が多かったが、最近は描きたいものを自分なりに描いてみたり、作りたいものを作ってみたりする姿が徐々に増えてきた。「自分で作れて楽しいね」「上手だね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

全体的によく食べており、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子がほとんどだった。また、エプロンシアターに登場する野菜のキャラクターに親しみを持っている子が多く、「にんじん大臣だ」と「ピーマン入ってる」と保育者に知らせ、食べてみる姿も見られた。「お野菜、食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、食べることができた姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

健康

朝晩と日中の気温差が大きく、体調を崩してしまう子が何人かいた。こまめに水分を摂ったり、気温に合わせて衣服を調節したりしながら、一人一人の子どもの体調の変化に気を付けていった。感染症が流行り、一日で体調を崩す子も多くいたため、子どもの体温をこまめに測ったり、便の状態を見たりして、様子をしっかりと見ていき、無理なく遊ぶことができるよう配慮していった。

人間関係

友だちと同じ遊びをしたい気持ちからか、友だちに体当たりしたり、服を引っ張ったりする姿が見られた。「一緒に遊びたかったのかな?」「○○ちゃんも使いたかったんだね」などと行動や普段の子ども同士の関わりから子どもの思いを察して、言葉に表したり、保育者も遊びに参加しながら見守ったりしていった。
友だちが困っていたり、涙が出ていたりすると、「どうしたの」「悲しい?」と声を掛ける姿や頭を撫でる姿があった。「優しいね」「ありがとうね」などと声を掛け、友だちを心配する気持ちや思いやりのある姿を大切にして関わっていった。

環境

天候の良い日は園庭や小園庭、散歩車に乗って園周辺の散歩に出掛けた。どんぐりや変わった形や色の葉っぱを見つけ、「どんぐりころころだよ」「おばけみたい」と保育者や友だちに知らせ、喜ぶ姿が見られた。また、生き物にも興味を示し、カエルやイモムシなどを触ってみる子が多くいた。触ることにためらいがある子も、友だちが捕まえた虫をスコップや皿に乗せてもらい、じっと見つめたり、飛んでいるトンボや鳥を指差して追いかけようとしたりする姿があった。子どもの気付きに共感したり、一緒に観察したりして、秋の自然に親しめるよう関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は思いや発見を言葉にして仲の良い友だちに伝えようとする姿があった。月齢の小さい子も「ママ」「葉っぱ」などの身近なものを言葉や単語で保育者に知らせたり、絵本や童謡の一部を覚えて口にしてみたりする姿が見られた。歌を歌ったり、子どもと話したりする際は、ゆっくりと言葉を伝えることを意識し、言葉や簡単な単語を覚えやすいよう配慮していった。

表現

保育者に気に入ったダンスや曲をリクエストして、繰り返し踊る姿があった。保育者の踊りを真似して踊ったり、音楽に合わせ、体を上下や左右に揺らしたりして楽しんでいた。保育者や友だちと顔を見合わせ、微笑みながら踊る子や覚えた歌を口ずさみながら楽しむ子の姿もあった。一人一人の表情や踊り、言葉などを受け止めながら、子どもたちと一緒に踊りや歌を楽しんでいった。

食育

月齢の小さい子も「スプーンを握ってみようね」「すくえるかな?」など保育者の促しによって、スプーンですくってみようとする姿が増えてきた。スプーンを使って食べようとする子や月齢の大きい子も側について、スプーンの握り方を伝えて、意欲的に食事できるよう関わっていった。…