1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2022年度4月のまとめ

健康

紙パンツの交換時には「きれいにしようね」などと声をかけ、排泄したことを伝え、清潔になった気持ち良さが感じられるようにしていった。月齢の大きい子は、トイレに興味を持ち、座ってみようとする子の姿が多く見られた。意欲的な気持ちをしっかりと受け止め、その都度対応していった。中には、タイミングが合うと排尿ができる子もいたため、十分に褒め、自信や意欲へと繋がるようにしていった。

新しい環境への不安や、生活リズムの変化からくる疲れなどから、体調を崩す子が多かった。細目に鼻水を拭いたり、水分補給や検温をしたりしていった。また、送迎時には、家庭や園での様子を密に伝え合い、体調の変化に速やかに気づくことができるようにしていった。

人間関係

新入園児は、初めての環境に戸惑ったり、不安になったりして涙が出ることが多かったが、不安な気持ちをしっかりと受け止め、一対一での関わりを深めていくことで安心して保育者の側で好きなあそびを楽しむ姿が見られるようになってきた。進級児は、どの子も新しい環境に慣れ、安心して好きな遊びを楽しんでいる。気の合う友だちの名前を呼んだり、友だちと同じ場で同じ遊びを楽しんだりする姿も見られた。側で見守り、必要に応じて仲立ちとなり、友だちと関って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

環境

歩行ができる子や、ハイハイの子など様々であるため、どの子も伸び伸びと、安全に遊べるよう環境を整えていった。身の回りにあるものや玩具に興味を示し、見たり触ったりして遊ぶ姿があった。

晴れた日には小園庭やテラスなどで戸外遊びを行い、歩く、這う、触れる、感じるなどしながら探索活動を楽しめるようにしていった。

言葉

二語文で自分の気持ちを伝えようとする子、喃語や仕草で自分の思いや欲求を伝えようする子などいろいろな姿があった。また歌や手遊び、エプロンシアターなどを喜び、保育者の言葉を真似たり、一緒に歌ったりする姿が多く見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりすることで、思いを受け止めてもらえる安心感が味わえるようにしていった。

表現

親しみのある曲が流れると、歌を口ずさんだり、ダンスを踊ったりして楽しむ姿が多く見られた。ホールでは、ピアノの曲に合わせて身体を動かしたり、音程良く歌ったりする子もいた。子どもたちの興味のある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。

食育

どの子も食べることに意欲的で、手づかみをしたりスプーンを使ったりして、自分で食べることを楽しんでいた。中には、完食して空になったお皿を「ピカピカ」と言って嬉しそうに見せる子もいた。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、体調を崩してしまう子が何人かいた。子どもの体温を測ったり、鼻水が出る子にはティッシュでこまめに拭いたりして、一人一人の子どもの体調の変化に気を付けていった。鼻水が出ていることや出そうなことに気づき、手で拭おうとしたり、鼻水を出そうとしたりする姿も見られたため、「鼻水出たね」「拭いてみようね」などと言葉で伝えたり、自分で拭くことができるようティッシュを渡したりして配慮していった。

人間関係

友だちと関わり合いながら、見立て遊びやごっこ遊びを楽しんでいた。「○○屋さんでーす」「一緒にお買い物に行こう」などと友だち同士で会話を楽しんだり、好きな友だちを遊びに誘ったりする姿があった。保育者も遊びに加わり、言葉を添えながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう関わっていった。玩具や場所の取り合いになったり、やりとりの中で自分の思いが上手く伝わらなかったりして、トラブルになることもあった。そのため、思いを受け止めながら、「○○したかったんだね」「お友だちも使いたいみたいだよ」などと互いの思いを代弁して、仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は小園庭に出て遊んだ。雪が残っていたため、雪をスコップで掘ってみたり、固まった雪を靴で踏みしめたりして雪の感触を味わっていた。バケツやカップに入れたものを食べ物に見立てて、「いちごアイス」「冷たいジュースだよ」などと保育者や友だちに知らせて遊びを楽しむ姿もあった。また、「風が寒いね」「カエルがいない」などと感じたことをつぶやく姿も見られた。保育者も遊びに加わりながら、子どもの気付きに共感して、冬の自然に親しめるよう関わっていった。

言葉

思いや要求を言葉にして保育者に知らせようとする姿があった。月齢の小さい子も絵本や歌に出てくる単語や言葉のリズムを真似して、口にしてみる姿が見られた。読み聞かせや童謡を歌う際には、はっきりと言葉を発して、子どもたちにしっかりと単語や言葉が伝わるよう配慮していった。

表現

粘土遊びやお絵描きなどの遊びを通して、自分のイメージするものを作って表現しようとする姿があった。粘土を手でこねて丸くしたり、細くしたりすると、「ドーナツができたよ」「ヘビだよ」と、食べる仕草をしたり、机の上で動かしたりして楽しんでいた。「こねこねできたね」「すごいね」などと言葉を掛け、楽しい気持ちに共感していった。

食育

給食やおやつなどの色々な食材に興味を持ち、「美味しそう」「食べてみる」と、スプーンですくって意欲的に食事する姿があった。一方で、眠気が強くあまり食べられない子や体調が優れなかったり、気分が乗らなかったりして食べられない子も見られた。一人一人のペースや合わせて、側で見守りながら、楽しい雰囲気の中で食事できるよう関わっていった。…

1歳うさぎ組2021年度1月のまとめ

健康

保育者に促されて意欲的にトイレに向かい、自らズボンや紙パンツを脱いで、便座に座る子が多く見られた。中には、遊びが夢中になりトイレへ行くことを嫌がる子もいたため、遊びのタイミングを見て、無理なくトイレへ行けるよう声をかけていった。また、タイミングが合うとトイレで排泄をする子もいたため、「すごいね」「できたね」などとできた喜びに共感していき、次への意欲や自信に繋げていった。

人間関係

気の合う友だちを「○○ちゃん、いこ~」と名前を呼んで誘い、一緒に同じ遊びをして楽しむ姿が見られた。中には、友だちと関わりたいという思いから、玩具や場所の取り合いなどのトラブルになることもあったため、関わろうとする姿を側で見守りながら、双方の思いを受け止めたり、代弁したりしていき、仲立ちとなっていった。

環境

タライに雪を入れ室内に持って入ると、「ゆきだ~」「つめた~い」と大喜びでタライの中に手を入れて雪の感触を味わう姿が見られた。また、コップの玩具の中に雪を入れて「ジュースだよ」「アイスできた」と見立て遊びをする姿も見られた。保育者も一緒に遊びに加わり、「つめたいね」「おいしそうだね」と声をかけ、雪遊びをする楽しさに共感していった。中には、雪遊びをしている友だちの姿を遠くから様子を見る子の姿も見られたため、玩具の容器に入れたり、側で雪だるまなどを作ったりして雪に触れる楽しさが味わえるよう関わっていった。

言葉

月齢の小さい子は、「できた」「せんせい、みて」などと1、2語文で自分の思いを知らせる姿が見られた。月齢の大きい子は、「○○ちゃんはね~○○だよ」などと感じたことや経験したことを伝える子が増えてきた。子ども一人一人の言葉に耳を傾け、丁寧に応えていき、やりとりする楽しさが味わえるよう関わっていった。

表現

画用紙にクーピーなどで自分なりになぐり描きをしたり、点を描いたり、塗ったりして楽しむ姿が見られた。中には、丸や線、点を描き「○○だよ」「○○かいた」などと、イメージしたものを描く子も増えてきた。自分なりに表現することの楽しさを感じられるよう、「上手だね」「楽しいね」などと声をかけていき、できた嬉しさに共感していった。

食育

スプーンを持って意欲的に食べ、空になった皿を保育者に見せて喜ぶ子や、「おかわり、ちょうだい」とおかわりを要求する子の姿が増えてきた。また、一方で食べ終わった友だちが席を立つ姿を見て、食事の途中で切り上げたり、気分で残したりする子の姿も見られたため、自分のペースで食べれるよう声をかけたり、「○○が入ってるね」「おいしそうだね」などとやりとりしたりしながら、楽しい雰囲気の中で無理なく食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度12月のまとめ

健康

気温が下がり、鼻水や咳が出て体調を崩す子が多かった。自分で鼻を拭いてみようとする姿も見られるようになったが、上手く拭き取れていない姿も多いので、様子を見ながら保育者がこまめに拭き取るようにしていった。また暖房で部屋が乾燥しやすいので、こまめに換気や水分補給を行うようにした。気温や室温、活動によって子どもの衣服を調節しながら、快適に過ごせるようにしていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、友だちの遊びを真似たりしながら楽しそうに遊んでいた。子ども同士のやりとりの中で、「これ貸して」「いやだよ」などと相手に言葉で気持ちを伝えられる姿も増えてきた。その一方でまだ自分の思いを上手く伝えられなかったり、玩具の取り合いになったりしてトラブルに繋がる場面も多いので、トラブルに繋がりそうな場面では間に入って仲立ちし、子どもの思いを受け止めたり、代弁して伝えたりしていくようにしていった。

環境

室内遊びが増え、部屋やホールでさまざまな遊びを楽しんだ。室内では、クーピーやマーカー、花紙やスタンプなどいろいろな用具や素材を取り入れながら手先、指先を使って遊んだ。ホールでは巧技台や一本橋、跳び箱などを用意し、体を動かして遊ぶことを楽しんだ。登ったり、ジャンプしたり体全身を使って遊んでいた。まだまだバランスを崩したり、友だちとぶつかったりする場面も多いので、保育者間で連携を取りながら危険のないように側で見守り、怪我等が無いように気を付けていった。

言葉

月齢の小さい子は、少しずつ言葉が増え、指差しや単語、1語文や2語文などでいろいろなことを伝えようとする姿が増えてきた。保育者も「○○だったね」と言葉を返しながら、言葉でやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。月齢の大きい子は「○○がしたい」「○○がよかった」などと自分の気持ちを言葉で伝えたり、さまざまな気付きや発見を言葉で表現したりする姿も見られるようになり、保育者や友だちとの言葉のやりとりを楽しんだ。

表現

好きな音楽を流して歌ったり、踊ったりすることを楽しんだ。クリスマスに向けて「あわてんぼうのサンタクロース」を流すと体を揺らしながら手を叩いたり、タンバリンを鳴らしたりしながら歌って楽しんでいた。また保育者と一緒に手遊びをすることも喜び、アンパンマンやさかながはねての手遊びを保育者の動きを真似しながら繰り返し楽しんでいった。

食育

スプーンを使って意欲的に食べる姿が見られるようになった。まだまだ手づかみになる姿もあるので、「スプーンで食べられるかな?」などと声をかけながらスプーンも使い、食べていけるように促していった。また、食事をあまり食べずに「おしまい」と言って立ち上がる子の姿もあるので、食事の量を調節して側で声をかけて見守りながら、楽しい雰囲気の中で食べていけるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度11月のまとめ

健康

タイミングが合うとトイレで排尿することが出来る子が増えた。「すごいね」「おしっこ出たね」などと声をかけて認めたり、嬉しい気持ちに共感したりして、次の意欲へと繋がるようにしていった。

しっかりと体力が付き、ホールや園庭などの安全な場所で誘導ロープを握って自分の足で歩くことを楽しむ子の姿が多く見られた。歌を口ずさんだり、道中で見えたものについてやりとりをしたりしながら、楽しい雰囲気の中で歩くことが出来るようにしていった。

人間関係

友だちが泣いていると優しく頭を撫でたり、「大丈夫?」と心配そうに声をかけたりする姿があった。また、中には、「○○ちゃんが泣いてる」と保育者に知らせてくれる子もいた。「優しいね」「ありがとう」と声を掛け、友だちを思いやる姿を十分に認めていった。

環境

戸外で花や葉を見つけると興味を示し、見たり触れたりして楽しむ子の姿が多く見られた。子どもの発見を受け止め、「お花があったね」「葉っぱがたくさんだね」などと声をかけたり、一緒に集めたりして、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを多語文で伝えられるようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。

表現

ぬり絵やなぐり描きをしたり、粘土遊びをしたりして楽しんだ。以前は「先生描いて」「○○作って」と要求する子が多かったが、最近は描きたいものを自分なりに描いてみたり、作りたいものを作ってみたりする姿が徐々に増えてきた。「自分で作れて楽しいね」「上手だね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

全体的によく食べており、「おかわりちょうだい」と言っておかわりの要求をする子がほとんどだった。また、エプロンシアターに登場する野菜のキャラクターに親しみを持っている子が多く、「にんじん大臣だ」と「ピーマン入ってる」と保育者に知らせ、食べてみる姿も見られた。「お野菜、食べられたね」「すごいね」などと声をかけ、食べることができた姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度10月のまとめ

健康

朝晩と日中の気温差が大きく、体調を崩してしまう子が何人かいた。こまめに水分を摂ったり、気温に合わせて衣服を調節したりしながら、一人一人の子どもの体調の変化に気を付けていった。感染症が流行り、一日で体調を崩す子も多くいたため、子どもの体温をこまめに測ったり、便の状態を見たりして、様子をしっかりと見ていき、無理なく遊ぶことができるよう配慮していった。

人間関係

友だちと同じ遊びをしたい気持ちからか、友だちに体当たりしたり、服を引っ張ったりする姿が見られた。「一緒に遊びたかったのかな?」「○○ちゃんも使いたかったんだね」などと行動や普段の子ども同士の関わりから子どもの思いを察して、言葉に表したり、保育者も遊びに参加しながら見守ったりしていった。
友だちが困っていたり、涙が出ていたりすると、「どうしたの」「悲しい?」と声を掛ける姿や頭を撫でる姿があった。「優しいね」「ありがとうね」などと声を掛け、友だちを心配する気持ちや思いやりのある姿を大切にして関わっていった。

環境

天候の良い日は園庭や小園庭、散歩車に乗って園周辺の散歩に出掛けた。どんぐりや変わった形や色の葉っぱを見つけ、「どんぐりころころだよ」「おばけみたい」と保育者や友だちに知らせ、喜ぶ姿が見られた。また、生き物にも興味を示し、カエルやイモムシなどを触ってみる子が多くいた。触ることにためらいがある子も、友だちが捕まえた虫をスコップや皿に乗せてもらい、じっと見つめたり、飛んでいるトンボや鳥を指差して追いかけようとしたりする姿があった。子どもの気付きに共感したり、一緒に観察したりして、秋の自然に親しめるよう関わっていった。

言葉

月齢の大きい子は思いや発見を言葉にして仲の良い友だちに伝えようとする姿があった。月齢の小さい子も「ママ」「葉っぱ」などの身近なものを言葉や単語で保育者に知らせたり、絵本や童謡の一部を覚えて口にしてみたりする姿が見られた。歌を歌ったり、子どもと話したりする際は、ゆっくりと言葉を伝えることを意識し、言葉や簡単な単語を覚えやすいよう配慮していった。

表現

保育者に気に入ったダンスや曲をリクエストして、繰り返し踊る姿があった。保育者の踊りを真似して踊ったり、音楽に合わせ、体を上下や左右に揺らしたりして楽しんでいた。保育者や友だちと顔を見合わせ、微笑みながら踊る子や覚えた歌を口ずさみながら楽しむ子の姿もあった。一人一人の表情や踊り、言葉などを受け止めながら、子どもたちと一緒に踊りや歌を楽しんでいった。

食育

月齢の小さい子も「スプーンを握ってみようね」「すくえるかな?」など保育者の促しによって、スプーンですくってみようとする姿が増えてきた。スプーンを使って食べようとする子や月齢の大きい子も側について、スプーンの握り方を伝えて、意欲的に食事できるよう関わっていった。…

1歳うさぎ組2021年度9月のまとめ

健康

友だちがトイレに向かう姿を見て、自分から意欲的にトイレに向かう姿や、自分でズボンや紙パンツを脱いで、便座に座る姿が多く見られた。しかし、紙パンツを履こうと挑戦するも難しくて「やって~」と保育者にアピールする姿もあった。自らトイレに向かう姿を十分に認め、自分で紙パンツを履く姿を見守りながら、必要に応じて手を添えていき、自分で履くことの達成感を味わえるようにしていった。また、タイミングが合うと「でた!」とトイレで排泄をする子もいたため、「すごいね」「できたね」と一緒に喜び、次への意欲や自信に繋げていった。

人間関係

友だちと関わりたいという思いが高まり、気の合う友だちを「おいで~」と誘って一緒に遊ぶ姿や、友だちの遊びを真似て関わろうとする姿が見られた。また、友だちと“同じ遊びをしたい”“一緒に遊びたい”という思いから、友だちが使っている玩具が気になり、取り合いになるなどのトラブルが見らえたため、関わろうとする姿を側で見守り、双方の思いを受け止めながら、代弁し仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は園庭や小園庭で砂遊びやカエルやバッタなど、自然に触れて楽しんでいた。生き物を見つけると「バッタいたよ~」「見て~カエル~」と興味津々で動きを観察する子や、怖がりながらも触れようと挑戦する子がいた。また、異年齢児がどんぐりを見つける姿を見て「どんぐり、ない?」と探したり、「どんぐり、あった~」と見つけて、友だちや保育者に見せたり、大切に持って帰ったりする姿があった。一緒に探したり、発見した喜びに共感したりしていき、秋の自然に親しみがもてるよう関わっていった。

言葉

月齢の小さい子は“せんせ~”“かして”を喃語や単語、仕草で伝えようとする姿が見られた。月齢の大きい子は「いらしゃいませ~」「なに、しますか~?」とお店屋さんごっこを楽しみ、会話のやりとりが盛んになってきた。一人ひとりの言葉にしっかりと耳を傾け、子どものつぶやきや問いかけに丁寧に応えていき、言葉のやりとりや会話をする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

異年齢児が運動会の練習をしている曲を気に入り、「スマイルしたい」「タンポポ団したい」と年中児や年長児に教わりながら、真似て身体を動かす姿が見られた。普段も曲が流れると、自分なりに身体を揺らしたり、覚えている振りを踊ったりして楽しんでいた。子どもたちの好きな曲や踊りたい曲にしっかりと応え、保育者も一緒に踊っていき、表現することの楽しさを味わえるよう関わっていった。

食育

スプーンを使って意欲的に食べる子が多くなった。しかし、すくいにくい食材があると、手づかみで食べる姿もあったため、手を添えながら援助していった。また、苦手な食材や見た目で避けているおかずがあると、残してしまう子もいたため、「どんな味かな?」「(エプロンシアターに出てくる)にんじん大臣があるよ!」などと声をかけながら、楽しい雰囲気の中で無理なく食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度8月のまとめ

健康

暑い日が続いたので、こまめに水分補給や休息を取りながら健康に過ごせるように配慮していった。また汗ばむ子も多かったので、汗を拭いたり衣服を着替えたりするようにした。衣服の着脱などにも興味をもち、「○○ちゃんが」と言って自分でやってみようとする姿も見られるようになり、自分でしようとする姿を見守りながら難しいところはさりげなく手伝い、自分でした満足感を味わえるように関わっていった。

人間関係

友だちと関わる姿が増え、気の合う友だちと一緒に遊んだり、友だちの遊びを真似たりして遊ぶ姿が見られていた。その一方で自分の思いを上手く伝えられずに玩具の取り合いやトラブルにつながる姿も多かったので、様子を見ながら仲立ちし、子どもの気持ちを代弁して伝えていくようにしていった。

環境

天候の良い日は、テラスで水遊びを楽しんだ。タライに入って水の冷たさを感じたり、カップやペットボトルで水を流したりして楽しそうに遊んでいた。中には水がかかることが苦手な子もいたが、水がかからない場所でその子のペースで水遊びを楽しむ姿が見られていた。室内では三角マットの滑り台や巧技台などを用意し、体を動かして遊んだ。登ったりジャンプしたりと全身を十分に動かして遊んでいた。怪我等が無いようにマットを引いたり、子どもたちが密集しないように気を付けたりして安全面に配慮していった。

言葉

月齢の小さい子は、喃語や単語、指差しで保育者にいろいろなことを伝えようとする姿が見られていた。保育者が「○○だね」と言葉を返しながら子どもの伝えようとしていることを汲み取り、伝わる楽しさを感じていけるようにしていった。
月齢の大きい子は「せんせい」と保育者を呼んで自分の思いや要求を伝える姿が増えてきた。友だちの名前を呼ぶ姿も増え、子ども同士でやりとりを楽しむ姿も見られるようになってきた。

表現

寒天あそびや泡あそびなどの感触あそびを楽しんだ。寒天を握って崩してみたり、泡をすくって体につけたりと全身で様々な感触を感じて遊んでいた。寒天あそびではカップや容器に寒天をすくっていれると、アイスやゼリーなどの食べ物に見立てて食べる真似をしたり、「あーん」と言って保育者に食べさせる真似をしたりと保育者や友だちとやりとりしながら見立てあそびも楽しんでいた。

食育

水遊びの疲れなどから給食の時間よりも早く眠くなる子もいたので、給食室と連携して早めに給食を食べられるようにしていった。暑さや体調、好き嫌いなどもあって食欲が落ちたり、進まない子の姿もあったので量を調節しながら自分で意欲的に食べていけるようにしていった。食事時間が長くなるとごはんを混ぜたり、下に落としたりと遊びになる姿もあり、様子を見ながら手伝っていったり切り上げたりしていった。…

1歳うさぎ組2021年度7月のまとめ

健康

月の初めには夏風邪が流行したことにより、体調を崩し欠席する子が多く見られた。保護者から子どもの様子をしっかりと聞き取ったり、こまめに検温したりして一人一人の体調の変化に留意していった。また、気温が高い日が続いたため、水分補給に誘ったり室温の調節を行ったりしていった。
身の回りのことに少しずつ興味を持ち始め、簡単な衣服を自分で着脱しようとしたり、食後の口拭き、手洗いなどを進んで行ったりする姿が増えてきた。“自分でやってみたい”という思いを大切にし、側で様子を見守りながら必要に応じた援助を行い、できた喜びを味わえるようにしていった。

人間関係

気の合う友だち同士で一緒に遊ぶ姿が多く見られるようになってきたが、同じ遊びを楽しむ中で、玩具や場所の取り合いなどでトラブルになることがあった。その都度、双方の思いをしっかりと受け止めながら「貸してだったね」「代わってだったね」などと代弁し、仲立ちとなっていった。

環境

テラスにタライや散水ホースを設置して水遊びを楽しんだ。全身で水に触れて感触を味わう子の姿が多く見られたが、中には顔に水がかかることに抵抗がある子もいた。水場から少し離れたところにペットボトルのシャワーや水車などを用意し、ゆったりと遊ぶことが出来るよう配慮していった。また、水遊びを数回重ね、子どもたちが水に慣れてきた頃には食紅や泡なども用意し、色水遊びや泡遊びなど様々な楽しみ方ができるよう工夫していった。

言葉

月齢の大きい子は、2~3語文で自分の感じたことや経験したことを伝え、友だちや保育者と会話を楽しむ姿が見られた。月齢の小さい子は喃語を盛んに発して思いを伝えようとしており、中には、「先生」「まんま」「アンパンマン」など1語文でやりとりをしようとする子の様子も増えてきた。一つ一つの言葉にしっかりと耳を傾けたり丁寧に応答したりして、会話をする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

粘土遊びや寒天遊びをして楽しんだ。粘土を自分で細長く伸ばしてヘビのようなものを作ったり、寒天をゼリーやアイスなど食べ物に見立てたりして遊ぶ姿が見られた。「上手につくったね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしていった。また、粘土や寒天の感触を「ぷにぷに」「冷たい」などと自分なりに言葉で表現する姿も見られたため、一緒に素材に触れながら思いに共感していった。

食育

スプーンや手づかみで意欲的に食べており、おかわりを要求する子も多く見られた。「たくさん食べられてすごいね」「おいしいね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事が出来るようにしていった。また、食材に興味を示す子の姿も増え、「これなぁに?」と尋ねる様子もあった。「これは○○だよ」と名称を伝えたり、「とってもおいしいよ」などと声をかけたりして、親しみが持ちやすいようにしていった。…

1歳うさぎ組2021年度6月のまとめ

健康

トイレに興味を持ち、自らズボンやパンツを脱ぎトイレに座ろうとしたり、「ちっち」と言って排尿したことを知らせたりする姿が見られた。「上手に脱げたね」、「教えてくれてありがとう」などと声を掛け、意欲につながるように関わっていった。
発熱や体調を崩す子が多くいた。普段の様子をしっかりと把握し、検温をして様子を見たり、水分補給をしたりして体調に留意していった。鼻水や咳が出る子も多かったため、こまめにティッシュで拭き取り、清潔に過ごせるように配慮していった。

人間関係

友だちの遊んでいる場所や玩具が気になり、取り合いになる姿があった。自分の思いを言葉にすることが難しくトラブルになりそうな場面もあったため、「○○ちゃんも使いたかったんだね」、「じゅんばんこで遊ぼうね」などと思いを受け止めたり、代弁したりして仲立ちとなっていった。また、玩具の数を調整し、友だちや保育者と楽しく遊ぶことができるよう配慮していった。

環境

天候の良い日は、園庭や小園庭に出て探索活動をし、自然物や生き物に興味を持ち、関わろうとする姿が見られた。一緒に虫やカエルなどを観察したり、草花に触れたりして自然に親しむことができるよう関わっていった。
雨の日は、室内で積み木や紐通しなどで手指を使って遊んだり、ホールで追いかけっこや三角マットのすべり台などで全身を動かしたりして遊んだ。保育者も遊びに参加しながら、室内でも体を十分に動かして遊ぶことができるよう配慮していった。

言葉

月齢の小さい子は、興味のあることを「あーあー」「先生」と喃語や単語で知らせようとする姿が見られた。月齢の大きい子は、発見したものや気付いたことを二語文や三語文で保育者や友だちに知らせる姿があった。友だち同士で遊んだり、言葉でのやりとりをしたりすることが増えてきた。側でやりとりを見守りながら、言葉を発する喜びに共感し、応答的な関わりをしていった。

表現

紙になぐり描きをしたり、粘土遊びをしたりした。月齢の小さい子は、粘土を細かくちぎったり、握ったりして粘土の感触を味わう姿があった。月齢の大きい子は粘土板の型に粘土を押しつけたり、手のひらでこねたりして形の変化を楽しみながら自分の作りたい形を作る姿があった。自分で作ったり、保育者と一緒に作ったりしたものを「アイス」、「ヘビだよ」と言葉にして表現する姿があった。一緒に遊びながら、「次は○○も食べたいな」などと、さらにイメージを膨らませ、遊びが発展していくような声掛けを意識していった。

食育

給食の時間よりも早く眠くなる子が多く、給食室と連携して早めに給食を食べられるようにしていった。スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られた。「上手にスプーンで食べられるね」、「美味しいね」などと声を掛け、友だちや保育者に見守られ、楽しい雰囲気で食事できるようにしていった。…