1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2022年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、咳や鼻水など体調を崩してしまう子が多くいた。子どもの体温を測ったり、鼻水が出る子にはティッシュでこまめに拭いたりして、一人一人の体調の変化に気づいていけるようにした。中には、「はなでた」と鼻水が出たことを言葉で伝えたり、自分で拭いてみようとする姿が見られ、「ふけるかな?」など声を掛けたりして、自分でしようとする姿を見守っていった。

人間関係

友だちと関わりながら、見立て遊びやごっこ遊びを楽しんでいた。「これどうぞ」「これください」とやりとりを楽しみ、好きな友だちを誘う姿が見られた。「これつかってもいい?」「かして」など自分の言葉で思いを伝えられるようになってきた子が増えてきたため、保育者も仲立ちしながら楽しく遊べるように関わっていった。

環境

雪が降っていたため、室内で雪遊びを行った。アイス屋さんができる玩具を使って、コーンに雪を乗せたり、色水を使って色を付けたりして楽しんだ。「おいしそう」「めろん、いちごかけてください」とごっこ遊びを楽しむ姿があり、保育者も一緒に遊びながら冬の自然に親しめるようにしていった。

言葉

ごっこ遊びをしていく中で、「○○ちゃんもいる?」「これほしい」「これつかっていい?」など子ども同士のやりとりが多くみられ、自分の言葉で伝えられる子がいた。また、保育者の言った言葉を真似して簡単な言葉や単語など自分の口で伝えようとする姿も見られたため、言葉で上手に伝えられた時は、「ちゃんといえたね」「えらいね」と声を掛けて、伝わった喜びが味わえるようにした。

表現

粘土やお絵描きなどをして、思い思いに作って表現する姿があった。粘土では丸めたり、小さくしたりして「ゆきだるま」「あいす」「へび」などイメージしたものを作り保育者に見せる姿があった。お絵描きではぬりえなど「ここはこのいろ」と言いながら塗る子もいた。「じょうずにできたね」「○○みたいだね」と言葉を掛けて、楽しさを共感していった。

食育

「○○ちゃんといっしょにすわりたい」「きょうのくだものはなに?」と給食やおやつを楽しみにしている姿がある。また、「きょうはおかわりあるよー」と伝えると「やったー」「おかわりする」と意欲的に食べたり、「みてー、ぴっかぴか」と空になった器を保育者に見せたりして喜んでいる姿も見られた。無理強いはせず、子どもの様子に合わせて援助しながら、楽しく食事ができるように配慮していった。…

1歳うさぎ組2022年度1月のまとめ

健康

食事後に使用したおしぼりやエプロンを自分で桶に入れるようにしていった。自分で桶に入れるだけでなく、着替えも自分でロッカーから探そうとするなど自分で身の回りのことをしようとする意欲が高まっていった。排泄面ではタイミングが合うとトイレで排泄できる子が増えてきており、自信へと繋げられるよう褒めたり、一緒に喜んだりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊びたいという思いが育ち、自分から「一緒にしよう」「こっちおいで」と言って友だちを遊びに誘う姿が増えてきた。一緒に遊ぶ中で、同じ玩具を一緒に使って遊んだり、玩具の貸し借りができるようになってきたりしている。また、泣いている子がいると心配そうにしたり、「どうしたの?」と様子を伺ったりし、友だちを気に掛ける姿が見られた。

環境

タライに雪を入れて保育室に持って入り、雪遊びを楽しんだ。雪に触れて「冷たい」と雪の冷たさを感じたり、雪の感触に興味を持ち、夢中でアイス作りをしたりしていた。雪を固めたり、色水で色をつけたりして、雪独特の感触や変化を楽しむことができた。雪遊びに始めは消極的な子もいたが、保育者と雪に触れていくことで、安心し、自分から意欲的に雪で遊ぶようになっていった。

言葉

自分の思いを言葉で表現できるようになってきて、「先生見て」「これがいい」など、友だちや保育者にしてほしいことを伝えようとする姿が見られた。言葉にならなかったり、思いが相手に伝わらずにトラブルになったりすることもあるが、子どもたちの思いをしっかりと受け止め、思いを代弁し、言葉での伝え方を繰り返し丁寧に伝えていくようにしていった。

表現

正月にちなんで、福笑いの製作を楽しんだ。福笑いを遊びに取り入れてみると、目や鼻、口などのパーツを顔の絵の上に自由に置いて楽しむ姿が見られた。目や鼻を自分でバランスよく置くことができる子もおり、一人一人の自由な表現を認めていき、「怒った顔にしてみようか」「可愛い顔にしてみる?」と保育者も一緒に遊んで表現が広がるように関わっていった。

食育

給食やおやつを楽しみにし、意欲的に食事をしている。給食時のおかわりを増やしてもらうと、「汁ちょうだい」「おかわり」と保育者にもっと食べたいことを伝える姿が見られた。白米がすすまない子もいたが、おかわりしたものと食べすすめることで、意欲的に食べるようになっていった。手づかみで食べていることもあるが、お椀を持って食べようとする姿も少しずつ見られるようになってきている。自分で食べたいという思いを大切にし、「スプーン使ってみようか」「お皿持って食べられるね」と声をかけていくようにした。…

1歳うさぎ組2022年度12月のまとめ

健康

パンツ交換をする時に、ズボンを脱いだり履いたりすることを自ら行う姿が増えてきた。身の回りのことに対して「自分でする」という思いを言葉や仕草で伝えたり、自分で着脱ができた時に笑顔で喜んだりする姿もある。着脱に時間がかかったとしても、自分でしたいという気持ちを受け止めながら、子どもの様子を見守ったり、「自分でできたね」「すごいね」など自分でできた嬉しさを共感しながら関わったりしていった。

ホールで、三角マットのすべり台から転がしたボールや自分で投げたボールを追いかけて取りに行ったり、保育者に追いかけられて、友だちと一緒に「キャー」と笑顔で走ったりなど、活発に体を動かす姿が見られた。保育者も一緒にボールの投げ合いっこをしたり、「よーいどん」と声を掛けホール内を一緒に走ったりなど、子どもたちが楽しめるように遊びに誘ったり、声を掛けたりしていった。

人間関係

タッパーを弁当箱に見立てて、ブロックや新聞紙を詰めたり、ハート型や星形などのフェルトを棚の上やカラー積み木の上に並べて「いらっしゃいませー」と友だちや保育者を呼びかけて、お店屋さんごっこをする姿が見られた。友だちと一緒に同じ遊びをする中で、お互いに上手く言葉が伝わらず、玩具の取り合いなどのトラブルに繋がることもあるが、保育者が仲立ちに入り「これが使いたかったんだね」「同じのがないか一緒に探してみよう」など子どもの思いに寄り添いながら、関わっていくことで、少しずつ友だちと一緒に同じ遊びを楽しむ姿があった。

環境

タブレットやCDを使って、「あわてんぼうのサンタクロース」を流すと、友だちや保育者と一緒に歌ったり踊ったり、クリスマスの雰囲気を味わったりすることを楽しんでいた。また、「てぶくろ」のCD絵本の読み聞かせをすると、音楽に合わせてリズムに乗って体を動かしたり、踊ったりする姿も見られ、冬の季節を感じたりして楽しんでいた。季節に合った曲をかけたり、歌ったりすることによって、音楽に興味を示し、口ずさむ子の姿も見られたため、今後も季節に合ったものを取り入れていきたい。

言葉

「かして」「いいよ」「一緒に遊ぼう」などゆっくりではあるが、友だちに自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。また、「あっ」など声を出しながら、指差しや仕草で自分の思いを知らせようとする姿も見られた。子どもたちが自分の気持ちを言葉に出せるよう、話に耳を傾けて受け止めながら、必要に応じて代弁し、自分の思いが伝わる嬉しさが味わえるようにしていった。

表現

ピアノのリズムに合わせて、かえるやとんぼの動きを友だちと一緒に真似て楽しむ姿が見られた。子どもたちが身体を動かす楽しさを感じられるよう、保育者も大きな動きで子どもたちと体を動かしていった。

ツリー型や雪だるまの形の画用紙に、サインペンを使って自由にお絵描きしたり、指や手のひらに色々な色の絵の具を付けて、フィンガースタンプをして製作を楽しんだ。作り終えると、「みてー」「できたよ」と保育者や友だちに嬉しそうに見せる姿も見られた。完成した喜びを共感しながら、「上手だね」など声をかけ、製作の楽しさを味わえるようにしていった。

食育

スプーンを一人で持って自ら食べようとする姿や「あつまれして」と保育者に言葉で伝え、残さずに食べようとする姿が見られた。スプーンを使って自分で食べようとする姿を見守り、「上手に食べるね」「お皿が綺麗になったね」など声掛けをしながらしっかりと褒めて、意欲的に食事ができるように関わっていった。…

1歳うさぎ組2022年度11月のまとめ

健康

食後、自分のおしぼりを持ってきて手や口を拭こうとしたり、ロッカーから服を出して自分で着替えようとしたりする姿が増えてきた。難しいところは、「やって」と保育者に言葉で伝えたり、仕草でアピールしたりする姿がある。自分でしようとする姿を見守りながら、できた時には嬉しい気持ちに共感し次につなげていった。また、難しいところは言葉を掛けながらやり方を知らせたり、手を添えたりしながらじっくりと関わっていった。

ホールや園庭など誘導ロープを握って自分の足で歩くことを楽しむ子の姿も多く見られた。子どもたちが楽しく歩くことができるよう、今後も無理の無いよう誘導ロープを取り入れていきたい。

人間関係

「○○ちゃん」と気の合う友だちを誘ったり、「一緒だね」と友だちと同じ遊びをして、楽しさを共有したりする姿が見られた。一緒に遊ぶ中でお互いの思いが通じずトラブルになることもあるが、保育者が気持ちを受け止めお互いの思いを分かりやすく代弁し、「かして」「どうぞ」など言葉を添えながら繰り返し関わり方を知らせ、友だちと遊ぶ楽しさが感じられるようにしていった。

環境

散歩先で落ち葉の上を歩き、ザクザクと音が鳴るのを楽しんだり、園庭で落ち葉や花を使ってままごとの材料にしてあそんだりと、戸外で花や葉を、見たり触れたりして楽しむ子の姿が多く見られた。保育者も一緒に遊び、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

「せんせい」と声を掛け、感じたことや経験したことを言葉で保育者に伝えたり、「ねーねー」と保育者の肩を叩き、仕草や表情で思いを伝えようしたりする姿が増えてきた。子どもたちの伝えたいという思いを大切に受け止め、応答したり、子ども同士のやりとりを仲立ちしたりして、言葉や仕草で思いが伝わる喜びが味わえるようにしていった。

表現

粘土遊びやお絵描き、ブロック遊びなどを楽しんだ。「○○できたよ」と自分でイメージをして作ったものを友だちや保育者に見せたり、友だちが作ったものを見て、同じように作ってみようとしたりと、自分なりに作りたいものを作ろうとする姿が見られた。「すごいね」「上手だね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

「じぶんで」と、スプーンをもって一人で食べようとしたり、「みててね」と保育者に自分で食べる姿を見てもらうことを喜んだりする姿が見られた。自分で食具を使って食べようとする姿をしっかりと褒め、意欲につなげながら、難しいところはさりげなく手を添えたり援助をしたりし、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度10月のまとめ

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、鼻水や咳が出たりする子が多くいたが、熱が出るなど大きく体調を崩す子はいなかった。鼻水が出た時は自分から「はなでた」と保育者に伝えにくる子がいた。細めに拭き取り、気持ち良さを感じられるようにした。一人一人の体調を把握し、こまめに検温を行いながら家庭と連携を図り、体調の変化に気付いた時は、早めに対応できるようにしていった。

人間関係

友だちと同じ遊びをしていて、欲しい玩具があると「かして」と言える子もいれば、まだ気持ちをうまく伝えられず、服を引っ張ったり、友だちを叩いたりする姿が見られた。保育者が仲立ちとなり、「かしてほしかったね」「おなじがいいね」など子どもの思いを察しながら、保育者も一緒に遊び、友だちとの関わりが持てるように見守っていった。

環境

天候が良い日には園庭や小園庭に出て遊んだり、散歩車に乗って園周辺の散歩に出掛けたりした。乗り物や動物、植物など色々なものに興味を示して、「ショベルカーだよ」「○○のはな」などと保育者や友だちに知らせて喜ぶ姿も見られた。小園庭では沢山の虫がいたため、子どもたちも、触ってみようと手を伸ばしたり、虫かごの中にいる虫をじっと観察したりして楽しんでいる姿も見られた。季節の動植物に興味を持ち、自然に親しめるようにした。

言葉

月齢の大きい子は、「やめて」「だめ」「いいよ」など自分の思いを伝えたり、「○○いたよ」「○○があった」と見つけたものを保育者や友だちに伝えたりする姿が見られた。月齢の低い子も喃語や指差し、「あっ、あっ」と声を出して思いを知らせようとする姿や、保育者の言っている言葉を繰り返して単語を言い、楽しむ姿が見られた。保育者や友だちに伝えようとする言葉を受け止め、補いながら、思いが伝わるうれしさを味わえるようにしていった。

表現

保育者が音楽を流すと保育者の真似をして踊ろうとする子や自分なりに体全体を使って踊りをする子がいた。また、ダンスをしながら歌も覚えて歌って楽しんでいる子もいた。「とんぼ」「どんぐりころころ」などピアノの音に合わせて走ったり、転がったりして体を動かす楽しさを感じられるようにした。

食育

日中しっかりと体を動かして活動し、「きょうのくだものはなに?」と楽しみにしている子が多く、友だちと「おいしいね」とほっぺたに手を当てながら楽しく食べていた。「もぐもぐね」などと声掛けをしながら、しっかりと噛むこと伝えて、意欲的に食事できるように関わっていった。…

1歳うさぎ組2022年度9月のまとめ

健康

トイレに興味を持ち、自分から意欲的にトイレに向かう姿が多く見られた。午睡後などタイミングが合い、トイレで排泄する子も増えてきた。十分に褒めていき次への意欲や自信へ繋げていった。また、パンツやズボンの着脱を「自分で」と、自分でしようとする姿も多く見られる。自分でやろうとする姿を十分に認め、見守ったり、さりげなく手を添えたりして、自分ですることへの達成感が味わえるようにしていった。

人間関係

友だちが遊んでいる姿を見て、同じ場に行き一緒に遊んだり、同じ遊びを側で楽しんだりと、友だちと関わって遊ぼうとする姿が見られた。友だちと関わりたいという思いを受け止め、側で見守ったり、保育者も一緒に遊びに加わったりしながら、関わる楽しさに共感していった。中には、友だちと同じ玩具が使いたくて取り合いになる場面もあったため、お互いの思いを代弁したり、仲立ちをしたりして、関わり方を友だちと遊ぶ楽しさを伝えていった。

環境

小園庭に出ると、保育者と一緒に虫探しをする姿が多く見られた。「虫さんいるかな?」と草をかき分けたり、地面をスコップで掘ってみたりし、バッタや幼虫を見つけると、喜んで保育者や友だちに報告をしていた。見つけた虫をじっと観察して動く様子をみたり、手を伸ばして虫に触れようとしたりする子もいた。散歩では、色付き始めた柿を見たり、子どもたちの背丈よりも高いコスモスに触れてみたり、落ち葉の上を歩いてみたりして、秋の自然に触れていった。

言葉

自分のしたいことを「○○したい」「○○がいい」と言葉で思いを伝えたり、仕草や表情、喃語で思いを伝えようとしたりする姿が増えてきた。「これがしたいんだね」「こっちがいいんだね」と、子どもたちが伝えようしている思いを汲み取ったり、言葉に耳を傾けたりしながら、丁寧に応えていき、仕草や言葉で伝わる喜びを感じられるようにしていった。

表現

粘土遊びをしたり、新聞紙を小さくちぎったりして、手先を使った遊びを楽しんでいった。粘土を細かくちぎったり、手のひらで丸めてみたり、作りたいものを形にしてみたりしていた。また、絵の具を使って手形スタンプも楽しんだ。自分の好きな色を選び、絵の具の感触を味わいながら、手のひらにつけ、手形ができる工程を楽しんでいた。保育者も一緒に、「上手にできたね」「きれいだね」などと声をかけ、楽しさを共有していった。

食育

「スプーン持って食べられるかな?」と保育者が声をかけると、「みててね」と意欲的にスプーンで食べたり、友だちと顔を見合わせながら、「おいしいね」と声を掛け合ったりと楽しい雰囲気の中で食事をする姿があった。自分で食べようとする姿を認めたり、「おいしいね」と保育者も声をかけたりしながら、無理なく食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度8月のまとめ

健康

体調を崩す子はほとんどおらず、水遊びや氷などを使った感触遊びを楽しむことができた。排泄面では、保育者に誘われるとトイレに座り、排泄ができる子が増えてきた。「やったね」「できたね」と褒めていき、トイレに興味をもち、自らトイレに向かえるよう、声をかけていった。また、食事前にエプロンを自分で取ったり、食事後に口や手を拭いたりすることが身に付いてきて保育者の声かけが無くても自分から行う姿がたくさん見られた。日々の積み重ねを大切に、自分でしたいという気持ちを育てていくようにしたい。

人間関係

子ども同士で遊びに誘い合う姿が増え、おいかけっこや簡単なやりとりを楽しんでいた。玩具を使ってやりとりをする子もおり、スプーンで友だちに食べさせてあげる真似をしたり、手提げバッグを持って、「一緒に行こう」と言い、やりとりをしながら保育室を歩いて遊んだりする姿が見られた。同じ遊びをするようになり、友だちと同じ玩具が使いたくて、玩具の取り合いになることもあるが、「貸してっていってみようか」「○○ちゃんが使っているから、こっちはどうかな?」など一緒に遊びたい子どもの気持ちを受け止めながら、相手の気持ちを伝えたりして仲立ちし、友だちと関わる楽しさが感じられるようにしたりしていった。

環境

先月は気温が高く、水遊びや感触遊びの機会がもてなかったことを反省し、保育室内で感触遊びをする機会を増やしていった。氷を用意すると手に取って、氷の冷たさや手触りを感じることができ、食紅を混ぜた氷をコップに入れてジュースに見立てて遊ぶなど、遊びが展開していった。また、寒天遊びでは、手で握ったり、ちぎったりして寒天独特の感触を楽しみ、氷遊びの時には消極的だった子も最後まで遊び続けるなど、遊びこむ姿がたくさん見られた。「つめたいね」「ぷるぷるしてるね」など子どもたちが感じたことを言葉にしていき、一緒に触れて楽しさに共感していった。

言葉

「一緒にしよう」「○○見る」などの二語文を話すことが増え、だんだんと言葉で思いを伝ようとする姿が増えてきた。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、丁寧に思いに応えていくようにしたり、やさしく語り掛け、「どうぞ」「ありがとう」など簡単な言葉を使ったやりとりを遊びの中で楽しんだりしていくようにしていった。

表現

製作遊びではスタンプをして、絵の具で花火を表現して遊んだ。自分で絵の具の色を選べるようにしていくと、「ピンク」「黄色」と好きな色を保育者に伝えたり、指差しで使いたい色を伝えようとしたりしていた。自分でスタンプし、色が画用紙につくことが面白く、ポンポンとテンポよくスタンプを楽しむ姿がみられた。完成した作品を見ながら、「花火見た」「どーん!」と家庭で見た花火の様子を伝える子もいた。

食育

夏の暑さの疲れもあったためか、少し食欲が落ちている子もおり、食事がすすまない子もいた。保育者が側に寄り添い、楽しく食べられるように言葉掛けをしたり、食事の介助をしたりした。また、汁物など食べられるものの量を増やすなど無理強いせずに食事が摂れるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度7月のまとめ

健康

中旬ごろから咳、鼻水が出る子が多くなり、発熱や下痢、夏風邪などで体調を崩し、欠席する子が多かった。室内の換気をこまめにしたり、子どもたちの検温をしたり、水分補給をしたりし、体調の変化に留意していった。

ズボンの着脱や、食事前の手洗いなど、身の回りのことに少しずつ興味を持ち、自分でやってみようとする姿が増えてきた。子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にし、一人一人の発達段階を把握しながら、それぞれの必要に応じて援助をしていった。

人間関係

友だちと同じ遊びがしたくて、同じ空間で遊んでみたり、気の合う友だちの名前を呼んで誘ったりと、友だちに興味や関心が高まり、一緒に遊ぼうとする姿が増えてきた。一方で、関わり方が分からず玩具や場所の取り合いになってしまったり、力加減がわからず、友だちを押してしまったりする姿も見られたので、保育者も一緒にあそんだり、子どもの気持ちを言葉にしたりして、友だちとの関わり方を伝えていくようにした。

環境

雨の日が続いたり、体調が優れない子が多かったりして、今月は1回しか水遊びをすることができなかった。初めての水遊びは、どの子も水に抵抗なく、とても喜んで水に触れて楽しんでいた。危険の無いよう、常に子どもの様子を把握しながら、保育者も一緒にカップで水をすくったり、ホースで水をまいたりして楽しさを共有していった。水遊びができなくても、室内でボールプールをしたり、新聞紙でプールに見立てたり、水遊び用の玩具や水車などを室内で使って楽しんだりと、水あそびに期待がもてるようにしていった。

言葉

2語文や単語、仕草、身振りなどで自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。「いっしょだね」と友だちと同じ遊びを楽しんだり、「かして」と手を差し出し、貸してほしい思いを伝えたりしながら、友だちのやりとりを楽しむ姿も見られた。思いを伝えようとしている姿を大切にし、言葉を繰り返したり、添えたりしてやりとりを楽しめるようにしていった。

表現

好きな絵本を「もういっかい」と繰り返し楽しんだり、語尾を真似して一緒に言ったり、自らページをめくったりして絵本に触れて楽しむ姿が多く見られた。絵本棚から好きな絵本を選んだり、すぐに手に取って見ることができるようにしたりと、環境を整えていった。また、音楽に合わせてリズム遊びも楽しんでいった。「かえる」「とんぼ」など、子どもたちのリクエストに応えながら、ピアノを弾いて、保育者も一緒に身体を動かし、楽しさを共有していった。

食育

食材に興味をもち、「これは何?」と尋ねたり、「にんじんあったよ」と知っている食材を周りの友だちや保育者に伝えたりする姿があった。「○○だね」「にんじんおいしいね」など、食材の名前をつたえながら、食材に興味を持って、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度6月のまとめ

健康

食事が終わると「おしぼりとって」と保育者に声をかけたり、自分で口や手を拭いたりする姿があった。また、衣服が汚れたことに気付くと、自分で着替えのロッカーを開け、衣服を手に取る姿も多く見られた。自分で身の回りのことをやってみようとする姿をしっかりと褒め、必要に応じて援助をしたり、子どもたちがゆったりと取り組めるよう時間に余裕を持って保育を進めていったりした。

人間関係

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼んだり、同じ遊びを一緒に楽しんだりする姿が多く見られる。一方で、同じ玩具が使いたかったり、場所の取り合いになったりして、かみつく子や友だちを押してしまう子もいた。トラブルになった際は、お互いの気持ちを受け止めたうえで、「○○したかったんだよね」など、子どもの気持ちを代弁して伝えていった。また、玩具の量を増やしたり、広い空間で遊べるよう保育環境を設定したりして対応していった。

環境

天候の良い日は、小園庭やテラス、散歩などを積極的に楽しんだ。バッタやカエル、カマキリなど、様々な生き物に興味を示し、動く姿をじっと観察したり、捕まえてみようとしたりする姿があった。中には、触り方や力加減が分からず、生き物をつぶしてしまう子どももいたため、「優しくね」「そっと触るんだよ」など声をかけたり、実際に触り方や持ち方を見せたりしながら伝えていった。

言葉

月齢の高い子は、自分の思いや発見したことなどを、二語文や三語文で保育者や友だちに知らせる姿があった。月齢の小さい子も喃語や単語で自分の思いを一生懸命伝えようとする姿が見られた。子どもの発言にしっかりと耳を傾け応答したり、「○○だね」など、簡単な言葉で表現したりして、言葉のやりとりを楽しめるように関わっていった。

表現

音楽が流れると、保育者の真似をして踊ったり、身体を揺らしたりして表現することを楽しんでいた。また、ピアノや歌に合わせて、リズム遊びを楽しむ子も多くおり、かえる跳びや手を横に広げ、とんぼの真似をしながら走り回る姿が見られた。保育者も一緒に身体を動かし、表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。

食育

手づかみやスプーンを使って積極的に食べる子も多くいたが、苦手な食材が出ると、食べることを嫌がったり、食材同士を混ぜ合わせ遊び始めたりする姿も見られた。苦手な食材がある場合は細かくして食べやすくしたり、「にんじん大臣いるよ」「トマト姫が入っているね」など子どもたちの好きなエプロンシアターに出てくる名前を使って食材に興味が持てるように声かけを行ったりした。…

1歳うさぎ組2022年度5月のまとめ

健康

ホールで、友だちや保育者と体を動かして遊ぶことを楽しんだ。体を動かすことが好きな子が多く、走ったり、ボールを投げたりしてのびのびと体を動かして遊ぶことができた。マットや巧技台も自分でできるように配置を工夫したことで、自分で繰り返し遊ぶ姿が見られた。保育者も一緒に体を動かして遊び、遊びの楽しさに共感したり、「できたね」「すごいね」などの言葉がけをしたりし、意欲へと繋げていけるようにした。

人間関係

友だちが保育者と遊んでいるのを見て、一緒に遊ぼうと遊びに加わる姿が増えてきた。友だちへの興味が増し、側に寄って遊んだり、「おいで」と言って遊びに誘ったりする姿が見られた。同じ遊びをすることが増え、玩具や場所の取り合いも出てきたため、玩具の数を工夫したり、一緒に遊びを楽しめるよう仲立ちをしたりしていった。

環境

小園庭や散歩に行き、身近な自然と触れ合う機会を作っていった。小園庭では砂や小石を手で握ったり、掃ったりして感触を楽しむ姿が見られた。また、保育者が摘んだ花を手に取り観察したり、息を吹きかけたりして身近な植物に興味を持つ姿が見られた。今後は散歩に行く機会を増やし、様々な動植物を見て楽しみ、身近な自然に興味を持てるようにしていきたい。

言葉

歌や読み聞かせを繰り返し楽しみ、知っているものを単語で保育者に伝えられるようになってきた。ままごとセットで遊べるようにしたことで、ごっこ遊びを楽しむ姿が増え、「どうぞ」「はい」と言って相手に玩具を渡したり、「いただきます」「かんぱい」など食事でのやりとりを楽しんだりすることができた。言葉を使うことを楽しめるように、遊びの中で簡単なやりとりを繰り返していくようにした。

表現

ダンスや歌が好きで、様々な曲を楽しんだ。保育者が踊っているのを真似して踊っていたが、繰り返し楽しんできたことで振り付けを覚えて、自分で踊れる子もいた。リズムに合わせて手を叩いたり、体を揺すったりして楽しむ子もおり、一人一人がその場の雰囲気楽しむことができていた。今後は季節に合わせた曲などを取り入れ、様々な音やリズムを楽しめるようにしていきたい。

食育

食事に意欲的で、自分でスプーンを使ったり、手づかみで食べたりしていた。自分で食べやすいよう食べたいものの食器の配置を体の近くにするようにしたり、大きさを調節したりしていった。また、食事の前に手を洗うようにすると、自分で水道へ行き、保育者に手を洗いたいことを伝える姿も見られた。楽しい雰囲気の中食事ができるよう声をかけながら、自分で食具を使うことができるよう、援助を行うようにしていきたい。…