1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2023年11月のまとめ

健康

食後に自分でおしぼりを取り出し、手や口を拭こうとしたり、ロッカーから服を出して自分で着替えようとしたりなど、身の回りのことに挑戦してみようとする姿が増えてきた。自分でやりたいという気持ちを受け止めて側で様子を見守り、出来たときには嬉しい気持ちに共感したり、難しいところはさりげなく援助したりして達成感が味わえるようにしていった。

人間関係

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼びかけたり、側で同じ遊びをしたりなど、気の合う友だち同士での関わりを楽しむ姿が見られた。一方で、一緒に遊ぶ中でお互いの思いが通じずトラブルになることもあった。双方の気持を受け止めながら「○○だったんだね」などと声をかけたり、分かりやすい言葉で相手の思いを代弁したりすることで仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は散歩に出かけ、柿や赤とんぼなど秋ならではの自然物探しをした。また、尚徳公民館裏では落ち葉の上を歩き、枯れ葉を踏んだ際に鳴るザクザクとした音や、靴底から足の裏を通して伝わる感触を楽しんだ。保育者も一緒に落ち葉の上を歩いたり、手に取ってみたりして、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

月齢の大きい子は、感じたこと、経験したことなどを言葉で伝えられる姿が増え、保育者や友だちとの会話を楽しんでいた。月齢の小さい子は、1~2語文を発し、自分の思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、丁寧に応答することでやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

粘土遊びやブロック遊び、お絵描きなどを楽しんだ。以前は「先生作って」「○○描いて」と要求する子が多かったが、最近は自分なりに描いたものを「これは○○」と何かに見立てたり、作りたいものを作ってみたりする姿が徐々に増えてきた。「上手だね」「自分で作れて楽しいね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

意欲的に食事をしており、おかわりの要求をする子が多かった。また、エプロンシアターに登場する野菜のキャラクターに親しみを持っている子が多く、「にんじん大臣だ」「あ、ピーマンマン」と保育者に知らせ、食べてみる様子も見られた。「食べられたね」「おいしいね」などと声をかけ、食べることができた姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事が出来るようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差が大きく、体調を崩して咳や発熱が見られる子が増えたり、溶連菌感染症が流行したりした。こまめに検温をしたり、気温に合わせて衣服の調節をしたりして子どもたちの体調の変化に留意していった。トイレに興味を持ち、自分ら紙パンツの交換に来たり、便座に座ってみたりしていた。タイミングが合って排泄できたときには、「すごいね」「おしっこ出たね」などと一緒に喜び、次への自信に繋がるよう見守っていった。

人間関係

友だちの存在や遊びが気になるが、うまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ろうとしたり、できあがった形を崩そうとしたりする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「貸してほしいんだね」などと思いを代弁し、友だちと関わりを持てるよう仲立ちをしていった。
環境  天候の良い日が多く、園周辺の散歩や園庭で遊ぶ機会を設けた。秋の野菜や果物などを間近で見たり、どんぐりや落ち葉を拾ったりして楽しむ子どもたちだった。「トンボいた」「かぼちゃ」などと言葉にしたり、指を差したりして発見した喜びを知らせる姿が見られた。子どもたちの発見や気付きを共有して、秋の自然に親しみをもてるようにしていった。

言葉

経験したことや自分の思いを二語文や三語文で保育者に知らせる子が増えてきた。また、単語や頷き、指差しなどで保育者や友だちに話しかける子の姿も見られた。子どもたちの言葉に耳を傾けながら、つぶやきや問いかけに丁寧に応え、言葉のやりとりをする楽しさを味わえるよう関わっていった。

表現

ペンを使ってのおえかきや粘土遊びを楽しんだ。おえかきでは、ペンならではの濃い発色やインクの滲む様子に興味津々で、不思議そうな表情をしながら線や丸などを描いてみる姿が見られた。粘土遊びでは、丸や細長い形にこねたものを身近なものに見立てて「アイスだよ」「ナス」などと言葉で知らせる姿があった。「○○に似ているね」「面白いね」などと声をかけ、表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。
食育 スプーンを使って食べようとする姿も増えてきているが、途中から手で食べ進める姿も見られた。自分で食べようとする姿を大切にしながら、「スプーンを使ってみようね」「すくえるかな?」などと声をかけ、スプーンを使って食べることに意識が向くように促していった。…

1歳うさぎ組2023年度9月のまとめ

健康

トイレへの興味・関心が深まり、進んで向かったり、友だちの後を追って座ってみたりする姿が多く見られるようになった。また、衣類の着脱を一人でできるようになったり、難しくても諦めずくり返しやってみようとしたりする姿も見られた。環境構成を見直して生活導線を確保したり、意欲的な姿を温かく見守って十分に褒めたりしていった。降園の際には、保護者の方にもその様子を伝えて共に成長を喜んでいった。

人間関係

友だちとの関りが楽しくなり、ごっこ遊びやままごとを一緒に楽しむ姿が多く見られた。月齢の大きな子たちは、保育者が仲立ちをしなくても子ども同士でやりとりを楽しむ光景も見られたが、まだまだ衝動的に行動してしまうため、側で見守りながら思いを代弁し仲立ちとなっていった。月齢の小さい子たちも、喃語を交えてのやりとりや、スキンシップを喜ぶ姿が見られた。「一緒で楽しいね」「大好きだね」などと代弁しながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

環境

残暑が厳しく思うように外遊びを楽しむことが難しかったが、他クラスと連携を図りながら比較的涼しいテラスやホールを利用し、伸び伸びと体を動かして遊ぶ機会を積極的に設けていった。また、安全に外遊びや散歩を楽しめるようにきちんと靴や帽子を身に着けることを伝えながら身支度を整えたり、誘導ロープを取り入れて輪を持って歩くことに慣れたりできるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子どもたちが、「昨日、ママと〇〇行ったよ」「先生、一緒に△△しようよ」などと、家庭での様子や欲求を文章で伝えてくれる姿があった。楽しかった思い出に共感したり、やりたい遊びを一緒に楽しんだりして、言葉で思いが伝わる喜びを味わえるようにしていった。月齢の小さい子どもたちも、気づきや思いを単語で伝えてくれるようになり、絵本や紙芝居読などの少し長い話でも最後までじっくりと聴いて楽しむ姿が見られるようになってきた。登場する物の名前を尋ねてみたり、簡単なセリフを一緒に言ってみたりしながら、話すことの面白さを伝えていった。

表現

粘土遊びはもちろん、お花紙をちぎって紙皿に貼って花を咲かせて楽しんだり、水性ペンでお絵描きをしたりと、いろいろな素材や色で楽しい気持ちを表現できるようにしていった。一つの色やスペースにこだわったり、いろいろな色や台紙全体を使ったりする姿があった。一人一人が伸び伸びと表現する姿を大切にし、また、満足するまで楽しめるよう素材や環境を十分に用意していった。

食育

残暑は続いたが、日を追うごとに少しずつ過ごしやすい天候となっていき、食欲が増してきたように感じた。早く食べたい衝動からついつい手づかみで一度に頬張ってしまう姿もあるが、「おかわりもあるからね」などと声をかけると、落ち着いてスプーンを使って食べたり、「おいしい」と会話を楽しんだりしながら味わって食べていた。新しいままごと玩具で興味を覚え、苦手だった野菜を食べられるようになった子もあった。

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1歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

健康

夏風邪や感染症が流行したことにより、体調を崩し欠席する子が多く見られた。保護者から子どもの様子をしっかりと聞き取ったり、こまめに検温したりして一人一人の体調の変化に留意していった。
身の回りのことに少しずつ興味を持ち始め、簡単な衣服を自分で着脱しようする姿が増えてきた。“自分でやってみたい”という思いを大切にし、側で様子を見守りながら必要に応じた援助を行い、できた喜びを味わえるようにしていった。

人間関係

気の合う友だち同士で一緒に同じ遊びを楽しむ姿が多く見られるようになってきた。一方で、友だちと関わる中で上手く自分の思いが伝わらないときにトラブルになり、咄嗟に相手に噛みつこうとする姿も見られた。その都度、「○○だったんだね」などと思いを受け止めたり、代弁したりして仲立ちとなっていった。

環境

気温が高く水遊びをする機会が少なかったため、室内では感触遊びの機会を増やした。食紅で色を付けた冷たい寒天を用意すると、手の平や足の裏で触れたり、頬に当てたりして感触を存分に味わう姿が見られた。中には、「冷たい」「ぷるぷる」「きれい」など感じたことを言葉で知らせてくれる子もいたので、保育者も一緒に触れて感触を確かめながら「本当だね」「つめたいね」などと声をかけ、思いに共感していった。

言葉

月齢の大きい子は、二語文で友だちや保育者との会話を楽しんだり、友だちの名前を呼びかけて遊びに誘ったりする姿が見られた。また、月齢の小さい子も、喃語や一語文で自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。一つ一つの言葉にしっかりと耳を傾けたり丁寧に応答したりして、言葉でやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

クーピーでなぐり描きをして楽しんだ。思い思いに線や円を描き、イメージしたものを自分なりに表現していた。中には描き終えたものを「アンパンマン」「ママ」などに見立て、保育者に知らせる子の姿もあった。「上手に描けたね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしていった。

食育

スプーンや手づかみで意欲的に食べる子が多かった。また、空になった皿を保育者に差し出しておかわりを要求する子も見られた。「おいしいね」「たくさん食べられるね」などと声をかけ、食べる意欲を十分に認めていった。中には、午前中の活動の疲れから、給食の時間前に眠くなる子の姿も見られたため、食事時間を一人一人に合わせて調節し、無理なく食べられるようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度7月のまとめ

健康

上旬は夏風邪などの感染症が流行り、欠席する子が多かった。こまめに検温をしたり、水分補給をしたりして子どもたちの体調の変化に留意していった。咳や鼻水がよく出ていたため、鼻水を拭き取り、清潔に過ごせるよう関わっていった。

人間関係

友だちに興味を持ち、同じ遊びをしようとしたり、近くに座って遊びをじっと見つめたりする姿があった。一方で、友だちと関わりたい気持ちを上手く伝えられなかったり、遊び方が分からなかったりして、友だちの玩具に手を伸ばす子や友だちを引っ張る子などの姿も見られた。「貸して、だね」「〇〇ちゃんと遊びたかったんだね」などと思いを察して代弁したり、関わり方を繰り返し伝えたりしていった。

環境

天候の良い日は水遊びを楽しんだ。タライの水をカップですくったり、流したりする子や手でかき混ぜて水の動きや水しぶきを喜ぶ子など思い思いに遊んでいた。散水シャワーやホースからの水が顔や体にかかっても平気な子が多く、全身で水を浴びて感触を楽しむ姿が見られた。「冷たいね」「気持ちが良いね」などと声をかけ、楽しさに共感していった。水遊びの他にも、泡遊びや室内での寒天遊びも取り入れ、いろいろな感触を味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、自分の思いや気づいたことを二語文や単語で保育者に知らせようとする姿が見られた。月齢の小さい子も喃語や単語、指差しなどで思いを知らせようとしたり、保育者の言葉を真似して言ってみようとしたりする姿が増えてきた。子どもの伝えようとする言葉に耳を傾け、言葉でやりとりする楽しさを味わえるように応答的に関わっていった。

表現

ダンスや体操を喜び、友だちや保育者と一緒に体を動かして遊ぶ子どもたちだった。体操の一部を体で表現して保育者に踊りたいことを知らせようとしたり、「もう一回」と気に入った音楽をリクエストしたりする姿も見られた。保育者の動きを真似して踊ったり、リズムに合わせて体を揺らしたりとそれぞれ楽しんでいた。保育者も一緒に踊りながら、表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。

食育

知っている食材を「にんじんさん」「美味しい」などと言って保育者に知らせ、喜んで食べてみようとする姿が見られた。「美味しいね」「○○が入っているね」などと声をかけ、食材や料理に興味を持てるよう関わっていった。また、食べ物や野菜についての絵本やエプロンシアターを給食やおやつ前に選び、楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度6月のまとめ

健康

月齢の大きい子たちの中に、少しずつ衣類の着脱を一人でやってみようとする姿が見られはじめ、紙パンツの交換の際にズボンを脱ぎ履きしたり、自分で着替えを選んだりしていた。意欲的な姿をゆったりと見守ったり、さりげなく手を添えたりしていった。月齢の小さい子たちも、友だちの後を追って手洗い場に向かい、蛇口に手をかざしたり、拭き終わったペーパータオルをゴミ箱に捨てたりするようになってきた。「上手にできたね、すごい!」などと思いに共感したり、行動を褒めたりして次への意欲に繋げていった。
複数の感染症が流行し、欠席する子や高熱で早退する子が多数あった。家庭と連携を図って食事を提供したり、細目な水分補給や検温を行ったりしていった。

人間関係

それぞれに気の合う友だちができはじめ、一緒にかけっこをしたり、場所や玩具を共有したりしながら笑い合う姿をあちこちで見かけるようになってきた。連なって積み木の橋を渡ったり、同時に滑り台を滑ったりと運動遊びを通して、より親しくなっていっていた。子ども同士でやりとりができる場面も見られはじめたが、まだまだトラブルになりそうなことも多くあったので、お互いの思いを代弁しながら仲立ちとなっていった。

環境

小園庭に出かけた際には、虫やカエルを探したり、花や草を使ってままごとをしたりして、自然物への興味・関心が深まるようにしていった。室内遊びでは、保育室とホールを行き来しながら、子どもたちが好きな遊びを選んでじっくりと楽しめるように環境を整えていった。また、本格的な使用に備えてエアコンの清掃を行うなど、快適に衛生的に過ごせるよう努めた。

言葉

月齢の大きい子どもたちの中で、二語文・三語文で嬉しそうに話す子と、言葉にしたくても上手く出なくてもどかしく感じている子とがあった。それぞれの一生懸命な思いをしっかりと受け止めて、一言一言に丁寧に相づちをうったり、思いを代弁したりしてやりとりを楽しめるようにしていった。月齢の小さい子どもたちも、保育者の言葉をオウム返ししたり、「せんせ」と呼びかけて甘えたい気持ちを伝えようとしたりする姿が見られるようになった。ゆっくり優しく、はっきりとした発音を心がけたり、きちんと目を見て返事をしたりして話すことの楽しさや伝わることの嬉しさが味わえるようにしていった。

表現

すべり台を滑ったり、大型ソフト積木からジャンプをしたり、「からだ☆ダンダン」などの曲に合わせて踊ったりと、一人一人の発達に合わせて楽しみながら全身を使って遊ぶことができるよう環境を整えていった。保育者が率先して楽しむことで、はじめは遠巻きに見ていた子どもたちも、自然と輪に加わって伸び伸び遊ぶ姿が見られた。

食育

友だちがおかわりをする姿に刺激を受けて”自分も!”と意欲的に食べ進めたり、空いた器を差し出してアピールをしたりする姿が多く見られた。好きな物を味わって食べられるよう、「おいしいね」「たくさん食べられるね」などと明るく声をかけたり、給食室と連携しておかわりを用意してもらったりしていった。…

1歳うさぎ組2023年度4月のまとめ

健康

一人一人と十分にスキンシップを図り、丁寧に関りながら紙パンツの交換を行っていった。新入園児たちも抵抗なく応じ、「おしっこ出たね」「きれいにしようね」などの声をかけに見つめ返したり、頷いたりして応えてくれていた。月齢の大きい子は、排泄した感覚がわかるようになってきて、股に手を当てたり、自分から沐浴室やトイレに向かったりして教えてくれる姿があった。
新しい環境への不安や疲れなどから体調を崩す子が多く、咳・鼻水の症状がどの子にも見られた。細目に鼻水を拭いたり、水分補給や検温をしたりして体調の変化に速やかに気づくことができるようにしていった。

人間関係

新入園児はもちろん、進級児の中にも環境の変化に戸惑ったり、不安になったりして涙が出る子があった。不安な気持ちをしっかりと受け止め、一対一での関わりを深めていくことで、安心して保育者の側で好きな遊びを楽しめるようにしていった。環境に慣れてくると気の合う友だちの名前を呼んだり、友だちの側で同じ遊びを楽しんだりする姿も見られた。側で見守り、必要に応じて仲立ちとなり、友だちと関って遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

環境

ほとんどの子が歩行できるが、まだ伝い歩きの子もあったため、どの子も伸び伸びと安全に遊べるよう環境を整えていった。特に保育室内では、玩具の入ったカゴをひっくり返したり、床に散らばった玩具をかき混ぜたりして音や感触を楽しむ姿も見られたため、踏んで転倒したり、足をケガしたりすることのないよう細目に片づけを行っていった。
ホールで伸び伸びと運動遊びをしたり、保育室でお絵描きや粘土などで指先を使ってゆったりと過ごしたりする中で、子どもたちが好きな遊びを見つけ楽しむことができるようにしていった。

言葉

保育者の声かけに喃語や頷きで応える姿があった。好きな絵本や手遊びをくり返し楽しみながら言葉への興味関心が深まるようにしていくと、保育者の言葉をオウム返ししようとしたり、友だちの名前に興味をもったりする姿が見られるようになった。子どもたちが発する一つ一つの言葉に丁寧に応答し、思いを受け止めてもらえる安心感や伝わる喜びが味わえるようにしていった。

表現

子どもたちが親しみのある曲でダンスを踊ったり、遊びの場面に合った歌を歌ったりして嬉しさや楽しさを表現したり、共有したりできるようにしていった。ダンスでは、よく知っていて先に踊って見せてくれたり、保育者のポーズを模倣しようとしたりする姿が見られた。歌では、保育者と一緒に歌ったり、韻を口ずさんだりして楽しむ姿が見られた。

食育

新入園児も食事の時間になると涙が止まり、自分で食べようとする意欲的な姿があった。さりげなく手が届きにくい食器の位置を入れ替えたり、重たい汁物の食器にそっと手を添えたりしていった。また、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2022年度3月のまとめ

健康

自ら尿意を感じてトイレで排尿したり、便座に座るとタイミングよく排尿したりする子が増えてきた。意欲的な姿をしっかりと褒め、排泄できたことを共に喜び、自信へとつなげていった。また、遊びに夢中でトイレに行くことを拒む子もいるため、遊びの区切りを見てトイレに誘ったり、排泄の間隔を把握し、子どもの意思を尊重して誘ったりしていった。

人間関係

気の合う友だちの名前を呼び合って一緒に同じ遊びを楽しんだり、友だちの側に行き、同じ玩具で遊んだりと、友だち同士で関わろうとする姿が多く見られた。友だちと関わる中で、思いが伝わらずトラブルになることもあったため、双方の思いを代弁しながら友だちとのやりとりの仕方を丁寧に知らせていった。玩具の貸し借りなどできた場合は、十分に褒め、やりとりができた喜びを共有していった。

環境

進級に向けてのクラスチェンジの日を喜び、好きな玩具を手に取り思い思いに遊びだす姿があった。環境の変化に戸惑う様子もなく、進級に期待をもっている様子が伺えた。保育者も一緒に室内を探索したり、玩具で一緒に遊んだりして、安心して過ごすことができるようにしていった。

言葉

簡単な言葉でやりとりを楽しむ姿見られた。月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、保育者や友だちとの会話を楽しむ姿もあった。子どもたちの言葉に耳を傾け、やりとりをする姿を見守っていった。また、子どもの伝えたい思いを汲み取り、「○○なんだね」などと代弁することで、思いが伝わる喜びを味わえるよう心掛けた。

表現

サインペンを使ったお絵描きを楽しんだ。好きな色のペンを選び、「ぐるぐる~」と言いながら円を描いたり、「あか」「あお」とペンの色を確認しながら画用紙に描いたりしていた。中には「これいちごだよ」「うさぎ描いた」など、イメージしたものを自分なりに表現することを楽しむ子もいた。一人一人の表現を大切にし、保育者も一緒に描いたりして楽しさを共有していった。

食育

「先生みてて」と大きな口を開けて食べる姿を見てもらったり、「こう?」とスプーンの持ち方を確認しながら食べたりと、意欲的に食事をする姿が多く見られた。食べこぼしも少なくなり、食事用のエプロンをつけなくてもきれいに食べられる子も増えてきた。意欲的な姿を認めながら、楽しく食事ができるように声をかけていった。…

1歳うさぎ組2022年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、咳や鼻水など体調を崩してしまう子が多くいた。子どもの体温を測ったり、鼻水が出る子にはティッシュでこまめに拭いたりして、一人一人の体調の変化に気づいていけるようにした。中には、「はなでた」と鼻水が出たことを言葉で伝えたり、自分で拭いてみようとする姿が見られ、「ふけるかな?」など声を掛けたりして、自分でしようとする姿を見守っていった。

人間関係

友だちと関わりながら、見立て遊びやごっこ遊びを楽しんでいた。「これどうぞ」「これください」とやりとりを楽しみ、好きな友だちを誘う姿が見られた。「これつかってもいい?」「かして」など自分の言葉で思いを伝えられるようになってきた子が増えてきたため、保育者も仲立ちしながら楽しく遊べるように関わっていった。

環境

雪が降っていたため、室内で雪遊びを行った。アイス屋さんができる玩具を使って、コーンに雪を乗せたり、色水を使って色を付けたりして楽しんだ。「おいしそう」「めろん、いちごかけてください」とごっこ遊びを楽しむ姿があり、保育者も一緒に遊びながら冬の自然に親しめるようにしていった。

言葉

ごっこ遊びをしていく中で、「○○ちゃんもいる?」「これほしい」「これつかっていい?」など子ども同士のやりとりが多くみられ、自分の言葉で伝えられる子がいた。また、保育者の言った言葉を真似して簡単な言葉や単語など自分の口で伝えようとする姿も見られたため、言葉で上手に伝えられた時は、「ちゃんといえたね」「えらいね」と声を掛けて、伝わった喜びが味わえるようにした。

表現

粘土やお絵描きなどをして、思い思いに作って表現する姿があった。粘土では丸めたり、小さくしたりして「ゆきだるま」「あいす」「へび」などイメージしたものを作り保育者に見せる姿があった。お絵描きではぬりえなど「ここはこのいろ」と言いながら塗る子もいた。「じょうずにできたね」「○○みたいだね」と言葉を掛けて、楽しさを共感していった。

食育

「○○ちゃんといっしょにすわりたい」「きょうのくだものはなに?」と給食やおやつを楽しみにしている姿がある。また、「きょうはおかわりあるよー」と伝えると「やったー」「おかわりする」と意欲的に食べたり、「みてー、ぴっかぴか」と空になった器を保育者に見せたりして喜んでいる姿も見られた。無理強いはせず、子どもの様子に合わせて援助しながら、楽しく食事ができるように配慮していった。…

1歳うさぎ組2022年度1月のまとめ

健康

食事後に使用したおしぼりやエプロンを自分で桶に入れるようにしていった。自分で桶に入れるだけでなく、着替えも自分でロッカーから探そうとするなど自分で身の回りのことをしようとする意欲が高まっていった。排泄面ではタイミングが合うとトイレで排泄できる子が増えてきており、自信へと繋げられるよう褒めたり、一緒に喜んだりしていった。

人間関係

友だちと一緒に遊びたいという思いが育ち、自分から「一緒にしよう」「こっちおいで」と言って友だちを遊びに誘う姿が増えてきた。一緒に遊ぶ中で、同じ玩具を一緒に使って遊んだり、玩具の貸し借りができるようになってきたりしている。また、泣いている子がいると心配そうにしたり、「どうしたの?」と様子を伺ったりし、友だちを気に掛ける姿が見られた。

環境

タライに雪を入れて保育室に持って入り、雪遊びを楽しんだ。雪に触れて「冷たい」と雪の冷たさを感じたり、雪の感触に興味を持ち、夢中でアイス作りをしたりしていた。雪を固めたり、色水で色をつけたりして、雪独特の感触や変化を楽しむことができた。雪遊びに始めは消極的な子もいたが、保育者と雪に触れていくことで、安心し、自分から意欲的に雪で遊ぶようになっていった。

言葉

自分の思いを言葉で表現できるようになってきて、「先生見て」「これがいい」など、友だちや保育者にしてほしいことを伝えようとする姿が見られた。言葉にならなかったり、思いが相手に伝わらずにトラブルになったりすることもあるが、子どもたちの思いをしっかりと受け止め、思いを代弁し、言葉での伝え方を繰り返し丁寧に伝えていくようにしていった。

表現

正月にちなんで、福笑いの製作を楽しんだ。福笑いを遊びに取り入れてみると、目や鼻、口などのパーツを顔の絵の上に自由に置いて楽しむ姿が見られた。目や鼻を自分でバランスよく置くことができる子もおり、一人一人の自由な表現を認めていき、「怒った顔にしてみようか」「可愛い顔にしてみる?」と保育者も一緒に遊んで表現が広がるように関わっていった。

食育

給食やおやつを楽しみにし、意欲的に食事をしている。給食時のおかわりを増やしてもらうと、「汁ちょうだい」「おかわり」と保育者にもっと食べたいことを伝える姿が見られた。白米がすすまない子もいたが、おかわりしたものと食べすすめることで、意欲的に食べるようになっていった。手づかみで食べていることもあるが、お椀を持って食べようとする姿も少しずつ見られるようになってきている。自分で食べたいという思いを大切にし、「スプーン使ってみようか」「お皿持って食べられるね」と声をかけていくようにした。…