1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2024年度9月のまとめ

健康

紙パンツの交換では、保育者が声をかけるとトイレに向かい、自分でズボンを脱ごうとしたり便器に座りたいとアピールしたりする子もいた。自ら、ズボンの着脱をしようとしたり、便器に座ってみたりする姿を側で見守りながら、できた喜びに共感し、達成感を味わえるよう手を添えて関わっていった。また、トイレで排尿や排便ができる子も見られたので、十分に認め、次への意欲や自信へつながるよう関わっていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持って真似たり、同じ遊びをしたりして関わってみようとしていた。中には、ブロックを順番に組み合わせて遊びを共有する子もいた。同じ遊びがしたいという思いから玩具の取り合いや場所が重なってしまうことでのトラブルも見られたが、関わりたいという気持ちを大切にしながら、双方の思いを代弁して仲立ちとなりやりとりを見守っていった。

環境

水遊び後も、暑さが続き、室内での遊びが中心となった。寒天遊びや氷を使った遊びを取り入れることで、どの子も感触を味わいながら楽しんでいた。また、ホールでは、誘導ロープを持って歩くことを楽しんだ。自ら持ってみようとする子が多くいたので、持ち方を丁寧に伝え、次への意欲につながるよう関わっていった。

言葉

月齢の小さい子の中には、気になるものを見つけると、指さしで知らせ、片言や身振りで、自分の気持ちを言葉で伝えようとしていた。保育者の言葉を真似したり、絵本のフレーズに声を合わせてみようとしたりする子もいた。月齢の大きい子は、保育者に「〇〇作って」と要求したり言葉で保育者とやりとりをしたりして楽しんでいた。子どもたちの伝えたい思いや言葉に耳を傾けながら、丁寧に応えていき、仕草や言葉で伝わる喜びを感じられるようにしていった。

表現

フラワーペーパーを使った遊びを取り入れると、ちぎったり丸めたりして画用紙に貼り付ける遊びを保育者と一緒に楽しんだり、ペットボトルに入れたり出したりして繰り返し感触を味わって楽しんだりしていた。保育者も一緒に感触を味わい、手先を使う楽しさに共感していった。また、「〇〇できたね」「上手だね」などと声をかけていき、楽しさや表現することの喜びを味わえるよう関わっていった。

食育

スプーンや手づかみで、自分で食べようとする子が多く見られた。中には、保育者にスプーンを渡して援助を求める子もいたので、必要に応じて援助をしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう配慮をしていった。月齢の大きい子の中には、最後まで一人で食べられる子も見られ、援助用のスプーンがなくても食べ進めることができていた。…

1歳うさぎ組2024年度8月のまとめ

健康

感染症や夏風邪が流行し、体調不良が続く子が多かった。家庭での様子を聞きながらこまめに検温したり、子どもの体の様子を確認したりしながら子どもの体調面に気をつけていった。生活面では身の回りのことに興味を持ち、パンツやズボンを自分で履こうとしたり、おやつや食事後に自分で口を拭こうとしたりと意欲的にやってみようとする姿も増えてきた。難しいところはさりげなく手伝っていきながら、自分でした満足感が味わえるようにしていった。

人間関係

友だち同士の関わりが増えて遊びを真似たり、同じ遊びを楽しんだりする姿が増えてきた。また気の合う友だちが見つかり、やりとりや遊びを楽しむ姿も見られるようになった。その一方で友だちが使っている玩具が欲しくて取り合いになったり、友だちが作ったものを壊してみたりとトラブルに繋がる場面も多かった。部屋の環境や玩具の数を工夫し、トラブルに繋がりそうな場面では仲立ちして思いを代弁していった。

環境

気温を見ながらテラスで引き続き水遊びを楽しんだ。全身に水がかかっても平気な子が多く、ダイナミックに遊びを楽しんでいた。また部屋では氷遊びや寒天遊び、ウォーターベットなどを用意して遊んだ。寒天の感触や氷の冷たさを感じながら握ったり、カップに入れたりして楽しんでいた。また保育者が色水を入れたペットボトルを並べると、好きな色を選んでカップに入れてもらい、ジュースに見立てたり、色を混ぜて色の変化を楽しんだりする姿が見られていた。

言葉

2語文や単語、喃語や身振りなどで自分の思いや気づきを伝えようとする姿が増えてきた。また絵本や図鑑を見ながら知っている生き物や食べ物を指差し、名前を言う姿も頻繁に見られるようになった。まだ自分の思いを上手く相手に伝えることが出来ずにトラブルになる場面もあるので、必要に応じて思いを代弁して伝えていくようにしていった。

表現

部屋ではクーピーを使ってお絵描きを楽しんだ。いろいろな色を使って紙いっぱいになぐり描きをしたり、塗り絵のイラストを塗りつぶしたりしてじっくり楽しむ姿が見られていた。また音楽に合わせて体を動かすことを喜び、保育者の動きを真似てみたり、振り付けを覚えて踊ったりして楽しそうだった。

食育

月齢の大きい子はスプーンを使って自分で意欲的に食べようとする姿が見られていた。茶碗に手を添えたり、茶碗を持って食べたりする姿も増えてきた。月齢の小さい子も手づかみからスプーンを使おうとする姿が増えてきた。食べさせてほしい姿もあるので、様子を見ながら援助して無理なく食べられるようにしていった。またイスにしっかりと座れていなかったり、体が横を向いていたりする姿も多いので、しっかりとイスに座って食べていけるように気をつけていった。…

1歳うさぎ組2024年度7月のまとめ

健康

水遊びの着替えの際、自分で服を脱ごうとしたり、ズボンを履いてみようとしたりと、身の回りのことに興味を持ち、自分でやってみようとする姿が増えてきた。子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にし、一人一人の発達段階を把握しながら、それぞれの必要に応じて援助をしていった。

人間関係

友だちの遊びに興味を持ち、同じ遊びをしたり、名前を呼んで一緒に遊ぼうとしたりする姿が増えてきた。一方で、友だちと同じものが欲しくて、友だちが使っている玩具に手を伸ばして取ろうとしたり、思いが上手く伝わらなくて、トラブルになったりする姿も見られた。「○○ちゃんと一緒がいいんだね」「貸してほしいんだね」など、思いを察して代弁したり、関わり方を繰り返し伝えたりしていった。

環境

天気が良い日はテラスで水遊びを楽しんだ。気温によって水の温度を調節し、快適に水遊びが楽しめるようにしていった。顔や体に水がかかっても平気な子が多く、バケツの水を自ら頭にかけたり、ホースの水を体に当てたりして全身で水遊びを楽しんでいた。石鹸を用意し、泡遊びも楽しんだ。カップに泡を集め、アイスに見立てて遊んだり、スポンジに泡をつけて窓を掃除したりと、さまざまな感触を楽しんでいた。「ふわふわしてるね」「きれいになったね」など声をかけながら、楽しさを共有していった。

言葉

2語文や単語、仕草、身振りなどで自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。「○○くん」と友だちの名前を呼んで遊びを共有したり、「これぼくの」と、自分が使っていることを伝えたりと、友だちとのやりとりも増えてきた。思いを伝えようとしている姿を大切にし、言葉を繰り返したり、添えたりしてやりとりを楽しめるようにしていった。

表現

手遊びやダンスに興味を持ち、保育者の真似をして一緒に体を動かしたり歌ったりして繰り返し楽しんでいた。保育者も一緒に表情豊かに歌ったり踊ったりし、楽しさを共有していった。また、絵本に興味を持つ子も多く、語尾を真似して一緒に言ったり、自らページをめくったりして絵本に触れて楽しむ姿が多く見られた。子どもたちの「もう一回」の声に応え、くり返し絵本が楽しめるようにしていった。

食育

月齢の大きい子は、「これ食べるよ」「ぴかぴかになったよ」と、友だちとの会話を楽しみながら食事をしていた。「○○くんお野菜食べているよ」「上手にスプーン使っているね」など、友だちの様子を伝えながら楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。月齢の小さい子も手づかみから、スプーンを使って食べようとする姿が増えてきた。食材をスプーンにのせやすいよう、小さく切ったり、ほぐしたりして、手を添えながらスプーンの使い方を伝えていった。

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1歳うさぎ組2024年度6月のまとめ

健康

日中気温が上がり、衣服の調節や活動の間に水分補給を促して、快適に過ごせるようにしていった。紙パンツ交換では、月齢の大きい子の中には、日中布パンツを喜んではいたり、月齢の小さい子もトイレの便器についたイラストに興味を持って見ながら交換したりしていた。一人一人のペースで清潔になった心地よさが感じられるよう関わっていった。遊びでは、高低差のあるマットを歩行や小走り、ハイハイなどで移動し、体を動かして楽しむ子が多くいた。子ども同士で接触や転倒につながらないよう、必要に応じて側で手を添えて援助し見守っていた。

人間関係

友だちと同じ遊びをすることを喜び、ブロックを渡してやりとりしたり、一緒に重ねてみようとしたりしていた。お互いに上手く思いが伝えられずトラブルになる場面もあったので側で仲立ちをして保育者も一緒に遊びながらやりとりを見守っていった。

環境

気候や体調を見ながら、戸外遊びや水遊びを行った。初めての水遊びでは、どの子も嫌がることなく水に触れようとしていた。今後も水遊びを楽しめるよう環境を整えていく。テラスでは砂地に水をまき、十分に感触を味わって遊べるようにしたり、雨が降ったときには雨にちなんだ歌を歌ったり雨の様子を一緒に観察したりして楽しめるように関わっていった。

言葉

2語文や単語で保育者と言葉のやりとりを楽しんだり、喃語や片言で思いを表現したりしていた。その都度思いを受け止め、丁寧に応答しながら言葉で表現する喜びが感じられるように配慮した。歌や手遊び、繰り返しのフレーズのある絵本などでは、保育者の声に合わせて真似して声を発していた。子どもの興味のあるものを繰り返し取り入れながら発語を促せるようにしていった。

表現

絵の具でのスタンプ遊びを取り入れると、興味のある子はスポンジを自らもって画用紙に当てて繰り返し色付けることを楽しんでいた。また、リズミカルな曲を流すと、両足ジャンプをしたり体を揺らしたりして、表情豊かに楽しんでいた。保育者も一緒に踊りながら音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるよう関わっていった。

食育

月齢の小さい子は手づかみで食べる事も多いが、一口量をスプーンに乗せておくと自らスプーンを持って口に運ぶこともあった。汁椀を両手で持って飲める子も増え、できた喜びに共感したり、十分に認めたりして自信や意欲につながるようにしていった。中には食材に注目し「これは?」と保育者に尋ねる子もいたので興味を大切にし、楽しみながら食べられるように援助を重ねていった。…

1歳うさぎ組2024年度5月のまとめ

健康

感染症が流行し、体調を崩す子が多かった。咳や鼻水が続く子が多かったので、こまめに水分補給をしたり、鼻水を拭き取ったりしながら体調面に気を付けていった。また気温差も大きかったので、子どもの体調や室温を見ながら衣服を調節し、快適に過ごせるように関わっていった。
月齢の大きい子はトイレに行くことを喜び、便座に座って排泄できる姿も増えてきた。また靴や衣服の着脱など身の周りのことに興味を持ち、自分でしようとする姿が見られるようになった。子どもの意欲を大切にしながら側で見守ったり、必要に応じて手伝ったりしていった。

人間関係

新入園児は涙が出る姿もあるが、保育者の側にいたり、抱っこしてもらったりすると気持ちが落ち着き、遊び出せる姿が見られていた。特定の保育者を求める子の姿もあり、なるべく同じ保育者がゆったりと関わることで安心して過ごせるようにしていった。また友だちのしていることに興味を持ち、遊びを真似たり、関わって遊ぼうとしたりする姿も見られた。友だちの玩具が欲しくて取り合いになる場面も多く、様子を見ながら仲立ちしたり、同じ玩具を用意したりしていった。

環境

ホールでは三角マットの滑り台やソフト積み木の一本橋など体を動かせる環境を作り、のびのびと遊べるようにしていった。保育者や友だちと一緒にホールの直線をかけっこすることも楽しんでいた。
晴れた日には散歩や小園庭、園庭に出て戸外遊びを楽しんでいった。春の自然にも興味を持ち、草花を見つけたり、カエルやてんとう虫を観察したりすることを楽しんでいた。

言葉

喃語や単語、指差しなどで自分の思いや欲求を伝えようとする姿が見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、「〇〇だったんだね」「〇〇がいいんだね」などと言葉に置き換えたりしながら丁寧に関わっていった。
また好きな絵本や歌などに出てくる言葉やフレーズを真似して言ってみようとする子の姿も見られていた。

表現

子どもたちの好きな曲を流すと嬉しそうに体を動かしたり、覚えている振り付けを踊ったりすることを繰り返し楽しんでいた。新しい踊りの曲を流すと、保育者の踊りを真似てやってみようとする姿も見られていた。
手先、指先を使うことも上手になり、自分でブロックを長くつなげたり、積み木を高く積み上げたりすることをじっくり楽しんでいた。

食育

食べることを喜び、手づかみやスプーンを使って自分で意欲的に食べようとする姿が見られていた。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「モグモグおいしいね」「お皿がピカピカだね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。日中の活動や体調によっては昼食前に眠くなる子もいたので、様子を見ながら早めに昼食を用意し、無理なく食べていけるようにしていった。

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1歳うさぎ組2024年度4月のまとめ

健康

新しい環境への不安や、生活リズムの変化からくる疲れなどから、体調を崩す子が多かった。細目に鼻水を拭いたり、水分補給や検温をしたりしていった。また、送迎時には、家庭や園での様子を密に伝え合い、体調の変化に速やかに気づくことができるようにしていった。
紙パンツ交換時には、一人一人とスキンシップをとりながら交換し、清潔になった気持ちよさが感じられるようにしていった。パンツやズボンを自分で履こうとする姿も多く、さりげなく手を添えたり、手伝ったりして、自信や意欲へと繋がるようにしていった。

人間関係

新入園児は、初めての環境に戸惑ったり、不安になったりして涙が出ることが多かったが、一対一で抱っこをしたり、スキンシップをとったりし、関わりを深めていくことで安心して保育者の側で好きなあそびを楽しむ姿が見られるようになってきた。進級児は、新しい環境や担任にすぐに慣れ、保育者や友だちと一緒に好きな遊びを楽しむ姿があった。中には、特定の保育者を求め涙が出る子もいるため、なるべく同じ保育者がゆったりと関わることで安心して過ごせるようにしていった。

環境

歩行ができる子や、ハイハイの子など様々であるため、安全に遊べるよう足元に落ちている玩具をこまめに片付けたり、広い空間を作ったりして環境を整えていった。
晴れた日には小園庭や園庭やテラスに出て戸外遊びを楽しんでいった。砂の感触を楽しんだり、しゃぼん玉がとぶ様子をじっと観察したり、園庭を探索したりと、春の自然に触れながら楽しんでいった。

言葉

喃語や単語、指差しなどで自分の思いや欲求を自分なりに伝えようとする
姿が多く見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりすることで、思いを受け止めてもらえる安心感が味わえるようにしていった。
また歌や手遊び、エプロンシアターなどを喜び、保育者の言葉を真似たり、一緒に歌ったりする姿も多く見られた。子どもたちのリクエストに応え、好きな絵本やエプロンシアターなどが繰り返し楽しめるようにしていった。

表現

ホールでは、ピアノの曲に合わせて身体を動かしたり、音程良く歌ったりする子もいた。子どもたちの興味のある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。
クーピーやクレヨンを使ってこいのぼりの製作も楽しんだ。力強くグルグルと描いたり、点々とたくさん点を描いたり、ソフトタッチで優しい線を描いたりと思い思いに表現を楽しんでいた。

食育

どの子も食べることに意欲的で、手づかみをしたりスプーンを使ったりして、自分で食べることを楽しんでいた。中には、お椀を持って、スプーンを使ってこぼさないように上手に食べる子もいる。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度3月のまとめ

健康

2歳児保育室でのトイレトレーニングも順調で、紙パンツ交換に誘うと「トイレ行く」と言って、張り切って便座にも座ってみる子が多くあった。また、今まで消極的だった子も、自分で尿意を感じてトイレに行き排泄に成功するようになるなど、進級への期待が後押ししているように感じられた。意欲的な姿をしっかりと褒め、「できたね」「気持ちいいね」などと声をかけて喜びに共感していった。

人間関係

それぞれに気の合う友だちができ、お互いに誘い合って遊ぶ姿が多く見られた。言葉を添えながら、玩具のやりとりや場所の共有もスムーズに行えるようになってきたが、相手を意識しすぎたり、玩具への独占欲が勝ったりしてトラブルになりそうなこともあったので、仲立ちとなれるよう側で遊びを見守っていった。また、クラスみんなで一緒に体を動かす楽しさも味わえるよう、ホール遊びや外遊びの機会も積極的に設けて、ダンスやかけっこなどを取り入れていった。

環境

他クラスと連携を図って、進級に向けて2歳児保育室で過ごす機会を設けていった。安全に遊ぶことができるよう発達にあった玩具に入れ替えたり、期待や見通しをもって過ごせるよう前もって子どもたちに話をしたりしていった。
夕方や土曜日など少人数での活動になる際には、型はめやジグソーのパズルを用意して、落ち着いてじっくりと楽しめるようにしていった。

言葉

言葉がますます発達し、保育者が仲立ちをしなくても、子ども同士で見立て遊びや買い物ごっこを楽しむ姿が多く見られた。保育者を真似てエプロンシアターごっこしながら流暢な歌や台詞も聞かれるようになってきた。側で遊びを見守り、必要に応じて仲立ちとなったり、言葉を補ったりしながら、話したい思いや伝わる嬉しさに共感していった。

表現

保育者がエプロンシアターを始めると、赤ちゃん人形用の布団をエプロンに、ブロックをフェルトのキャラクターに見立てて、保育者の隣にならんで真似て楽しむ姿が多く見られた。自分なりに考えて、代用できる物を用意したり、保育者になりきって演じたりする微笑ましい姿を温かく見守り、表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

「これ、おいしいね」「○○入ってるね」などと、友だちと会話をしながら食事をする姿が多く見られた。保育者も会話に加わり、よりやりとりが深まり、一緒に食事をする楽しさを味わえるようにしていった。
食具の扱いがより丁寧に、上手になり、食べこぼしがとても少なくなってきた。、食事用エプロンの使用を止めてみたいと協力を仰ぐと、どの保護者も快く同意くださった。一日着替えをしない子が増え、家庭と成長を共に喜んでいった。…

1歳うさぎ組2023年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、鼻水が出る子が多かった。鼻水が出たことに気付くと、「はなでた」と保育者に知らせたり、自らティッシュを取りに行き、拭こうとしたりする子がいた。「教えてくれてありがとう」「自分でできてすごいね」などと声をかけ、その姿を十分に認めながら、一緒に手を添えて綺麗に拭き取れるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちの側で同じ遊びを楽しんだり、名前を呼びかけて遊びに誘ったりする姿が増えてきた。友だち同士でのやりとりを見守ったり、「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」などと声をかけて、楽しい思いに共感したりしていった。一方で、友だちとの関わりの中で玩具や場所の取り合いになることもあったため、「かして、だね」「○○ちゃんも使いたかったんだね」などと代弁するなど、仲立ちとなっていった。

環境

クラスチェンジでの環境の変化に戸惑う様子はなく、絵本やままごとなどそれぞれが好きな遊びを見つけ、楽しみながら普段通り過ごす姿が見られた。また、こぐまぐみ保育室のトイレに興味を示し、自分から座ってみようとする子が多く見られた。意欲的な姿をしっかりと認め、自信に繋がるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを言葉で伝えられるようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。

表現

折り紙に興味を持つ子が多く、手先を使って三角や四角の形に折るなどイメージしたものを自分なりに表現してみようとする姿が見られ、じっくりと集中して楽しんでいた。遊びの妨げにならないよう側で見守ったり、「上手にできたね」「楽しかったね」などと気持ちに共感する声かけをしたりしていった。

食育

ほとんどの子がスプーンや手づかみで意欲的に食べており、好みのメニューはおかわりを要求する姿も多かった。「おいしいね」「いっぱい食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。一方で、苦手なメニューがあったりお腹がいっぱいになったりすると、お茶や汁と混ぜて遊び始める子の姿も見られた。無理強いはせず、食事を終えることを提案したり、量を調節して食べやすくなるような工夫をしたりしていった。

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1歳うさぎ組2023年度1月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、体調を崩して鼻水や目やに、発熱が見られる子が多かった。こまめに検温をしたり、家庭と園での様子を伝え合ったりして子どもたちの体調の変化に留意していった。
月齢の大きい子は“自分で”と言って食後の口拭きや衣服の着脱をしてみようとする姿が見られた。月齢の小さい子は引き出しから衣服を取り出すと、保育者に渡して援助を求める姿があった。一人一人の様子を見守り、必要に応じて手を添えたり、方法を伝えたりしながら、できた喜びや達成感を感じられるよう関わっていった。

人間関係

気の合う友だちを遊びに誘ったり、同じ遊びを一緒に楽しんだりと友だちとの関わりが増えてきた。一方で、友だちと遊びたい思いをうまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ったり、友だちに触ったりして思いを表現しようとする子も見られた。「○○ちゃんと遊びたいんだね」「貸して、だね」などと思いを代弁し、友だちと遊ぶ楽しさを感じられるよう仲立ちをしていった。

環境

雪が積もったことに興味を示し、「雪降った」と保育者に伝えに来る子どもの姿が見られた。雪を保育室に持ち込んで触れる機会を作ると、指先で突いたり、手のひらで触れたりして冷たさを感じる子どもたちだった。遊んでいく中で、両手で握り固めたり、溶けた水に触れたりと形の変化も楽しんでいるようだった。また、ままごと道具や色水を用意すると、ごっこ遊びへと繋がっていき夢中で遊ぶ様子も見られた。子どもの発見や気付きを共有しながら、感触遊びを一緒に楽しみ、冬ならではの自然に親しみをもてるようにしていった。

言葉

自分の思いを「これがしたい」「先生、見て」などと言葉にして伝える姿が見られた。また、子ども同士でも「○○しよう」「いいね」「ありがとう」などと言葉でやりとりをする姿が増えてきた。子どもの言葉に耳を傾け、伝えようとする思いを受け止め補ったり、共感したりして、思いが伝わる嬉しさを味わえるよう関わっていった。

表現

ダンスや手遊び歌を通して体を動かして遊ぶ楽しさを感じられるようにしていった。保育者の動きを真似したり、友だちと一緒に踊ったりすることを喜んでいた。繰り返し楽しむことで、歌も覚えメロディーや歌詞のフレーズを口ずさむ姿も見られたため、保育者も一緒に歌ったり踊ったりして、全身で表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。

食育

友だちとテーブルを囲み、「○○ちゃんと一緒」「美味しいね」などとやりとりをしながら一緒に食べることを喜ぶ姿が見られた。友だちがおかわりする姿を見て、「自分も」と食べてみようとする子も見られたため、意欲的な姿を認めて、楽しく食事できるよう声をかけていった。…

1歳うさぎ組2023年度12月まとめ

健康

本格的にトイレトレーニングが進み、家庭でもトイレに通ったり、日中はトレーニングパンツで過ごしてみたりする子がいた。その他の子も、遊びの合間や起床時などに友だちと一緒に誘うことで、喜んで便座に座ってみていた。「いや」「出ない」などと拒む時には、思いを尊重して無理には誘わず、優しく紙パンツを交換して、清潔になる心地良さを感じられるようにしていった。
外出時の身支度を自分でしてみようと意欲的な姿が多く見られた。上着のファスナーの開閉や靴下、靴を一人で着脱できるようになった子もいた。じっくりと納得いくまで取り組めるよう、時間に十分ゆとりをもって活動計画を立てたり、スペースを確保したりしていった。

人間関係

友だちとの関りが楽しくなり、玩具のやりとりをしたり、一緒に手遊びをしたりして楽しむ姿が多く見られた。特定の友だちと遊ぶ子、いろいろな友だちに積極的に声をかけていく子といろいろだが、一緒に遊ぶことを喜び合う姿を大切に見守りながら、必要に応じて思いを代弁し仲立ちとなっていった。

環境

絵本や紙芝居を観たりしながら、クリスマスの楽しい雰囲気を味わえるようにしていった。サンタクロースやトナカイ、プレゼントなどに興味・関心を持ち、当日とても喜んでいたとの報告を家庭よりいただき嬉しく思った。
「てぶくろ」の話をくり返し楽しみ、”冬は寒い””雪が降る””一緒が楽しい・暖かい”などの理解を深めていった。「(仲間に)入れて」「どうぞ」などと動物たちのやりとりを真似て遊ぶ姿も見られた。

言葉

月齢の大きい子どもたちは、「○○ちゃん、一緒にしようよ」「こっちで遊ぼう」などと、自分の思いを言葉にして友だちに伝えられるようになってきた。月齢の小さい子どもたちは、友だちの名前を呼んだり、単語で話しかけたりしてコミュニケーションを図ろうとする姿が見られた。しかし、いずれも遊びに夢中になると場所や玩具への独占欲が生まれ、思うように言葉にできず、押そうとしたり、噛みつこうとしたりする姿が見られたので、側で関りを見守りながら、必要に応じて思いを代弁したり、言葉を補ったりして仲立ちとなっていった。

表現

手指を使った細かい遊びができるようになり、クリスマスにちなんだ制作遊びで澱粉のりを使って折り紙を貼ったり、粘土で細長い紐や小さな丸を作ったりすることにじっくりと取り組んでいた。「かわいいね」「○○みたいだね」などと、行事を心待ちにする思いやイメージした物を言葉にして伝え共感しながら、表現する楽しさや伝わる嬉しさを味わえるようにしていった。

食育

焦って食べず、スプーンやフォークを使って味わって食べ進める姿が見られるようになってきた。難しくても、保育者の援助を嫌がる子もいたので、掬いやすいように予めほぐしたり、小さく刻んだりして、自分で食べることができたという喜びを味わえるようにしていった。
楽しい雰囲気の中、食べたい物から食べたいだけ味わえるように、声かけのトーンを意識したり、給食室と連携しておかわりを用意したりしていった。…