1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2024年度5月のまとめ

健康

感染症が流行し、体調を崩す子が多かった。咳や鼻水が続く子が多かったので、こまめに水分補給をしたり、鼻水を拭き取ったりしながら体調面に気を付けていった。また気温差も大きかったので、子どもの体調や室温を見ながら衣服を調節し、快適に過ごせるように関わっていった。
月齢の大きい子はトイレに行くことを喜び、便座に座って排泄できる姿も増えてきた。また靴や衣服の着脱など身の周りのことに興味を持ち、自分でしようとする姿が見られるようになった。子どもの意欲を大切にしながら側で見守ったり、必要に応じて手伝ったりしていった。

人間関係

新入園児は涙が出る姿もあるが、保育者の側にいたり、抱っこしてもらったりすると気持ちが落ち着き、遊び出せる姿が見られていた。特定の保育者を求める子の姿もあり、なるべく同じ保育者がゆったりと関わることで安心して過ごせるようにしていった。また友だちのしていることに興味を持ち、遊びを真似たり、関わって遊ぼうとしたりする姿も見られた。友だちの玩具が欲しくて取り合いになる場面も多く、様子を見ながら仲立ちしたり、同じ玩具を用意したりしていった。

環境

ホールでは三角マットの滑り台やソフト積み木の一本橋など体を動かせる環境を作り、のびのびと遊べるようにしていった。保育者や友だちと一緒にホールの直線をかけっこすることも楽しんでいた。
晴れた日には散歩や小園庭、園庭に出て戸外遊びを楽しんでいった。春の自然にも興味を持ち、草花を見つけたり、カエルやてんとう虫を観察したりすることを楽しんでいた。

言葉

喃語や単語、指差しなどで自分の思いや欲求を伝えようとする姿が見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、「〇〇だったんだね」「〇〇がいいんだね」などと言葉に置き換えたりしながら丁寧に関わっていった。
また好きな絵本や歌などに出てくる言葉やフレーズを真似して言ってみようとする子の姿も見られていた。

表現

子どもたちの好きな曲を流すと嬉しそうに体を動かしたり、覚えている振り付けを踊ったりすることを繰り返し楽しんでいた。新しい踊りの曲を流すと、保育者の踊りを真似てやってみようとする姿も見られていた。
手先、指先を使うことも上手になり、自分でブロックを長くつなげたり、積み木を高く積み上げたりすることをじっくり楽しんでいた。

食育

食べることを喜び、手づかみやスプーンを使って自分で意欲的に食べようとする姿が見られていた。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「モグモグおいしいね」「お皿がピカピカだね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。日中の活動や体調によっては昼食前に眠くなる子もいたので、様子を見ながら早めに昼食を用意し、無理なく食べていけるようにしていった。

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1歳うさぎ組2024年度4月のまとめ

健康

新しい環境への不安や、生活リズムの変化からくる疲れなどから、体調を崩す子が多かった。細目に鼻水を拭いたり、水分補給や検温をしたりしていった。また、送迎時には、家庭や園での様子を密に伝え合い、体調の変化に速やかに気づくことができるようにしていった。
紙パンツ交換時には、一人一人とスキンシップをとりながら交換し、清潔になった気持ちよさが感じられるようにしていった。パンツやズボンを自分で履こうとする姿も多く、さりげなく手を添えたり、手伝ったりして、自信や意欲へと繋がるようにしていった。

人間関係

新入園児は、初めての環境に戸惑ったり、不安になったりして涙が出ることが多かったが、一対一で抱っこをしたり、スキンシップをとったりし、関わりを深めていくことで安心して保育者の側で好きなあそびを楽しむ姿が見られるようになってきた。進級児は、新しい環境や担任にすぐに慣れ、保育者や友だちと一緒に好きな遊びを楽しむ姿があった。中には、特定の保育者を求め涙が出る子もいるため、なるべく同じ保育者がゆったりと関わることで安心して過ごせるようにしていった。

環境

歩行ができる子や、ハイハイの子など様々であるため、安全に遊べるよう足元に落ちている玩具をこまめに片付けたり、広い空間を作ったりして環境を整えていった。
晴れた日には小園庭や園庭やテラスに出て戸外遊びを楽しんでいった。砂の感触を楽しんだり、しゃぼん玉がとぶ様子をじっと観察したり、園庭を探索したりと、春の自然に触れながら楽しんでいった。

言葉

喃語や単語、指差しなどで自分の思いや欲求を自分なりに伝えようとする
姿が多く見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりすることで、思いを受け止めてもらえる安心感が味わえるようにしていった。
また歌や手遊び、エプロンシアターなどを喜び、保育者の言葉を真似たり、一緒に歌ったりする姿も多く見られた。子どもたちのリクエストに応え、好きな絵本やエプロンシアターなどが繰り返し楽しめるようにしていった。

表現

ホールでは、ピアノの曲に合わせて身体を動かしたり、音程良く歌ったりする子もいた。子どもたちの興味のある曲や手遊びを繰り返し取り入れ、保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。
クーピーやクレヨンを使ってこいのぼりの製作も楽しんだ。力強くグルグルと描いたり、点々とたくさん点を描いたり、ソフトタッチで優しい線を描いたりと思い思いに表現を楽しんでいた。

食育

どの子も食べることに意欲的で、手づかみをしたりスプーンを使ったりして、自分で食べることを楽しんでいた。中には、お椀を持って、スプーンを使ってこぼさないように上手に食べる子もいる。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度3月のまとめ

健康

2歳児保育室でのトイレトレーニングも順調で、紙パンツ交換に誘うと「トイレ行く」と言って、張り切って便座にも座ってみる子が多くあった。また、今まで消極的だった子も、自分で尿意を感じてトイレに行き排泄に成功するようになるなど、進級への期待が後押ししているように感じられた。意欲的な姿をしっかりと褒め、「できたね」「気持ちいいね」などと声をかけて喜びに共感していった。

人間関係

それぞれに気の合う友だちができ、お互いに誘い合って遊ぶ姿が多く見られた。言葉を添えながら、玩具のやりとりや場所の共有もスムーズに行えるようになってきたが、相手を意識しすぎたり、玩具への独占欲が勝ったりしてトラブルになりそうなこともあったので、仲立ちとなれるよう側で遊びを見守っていった。また、クラスみんなで一緒に体を動かす楽しさも味わえるよう、ホール遊びや外遊びの機会も積極的に設けて、ダンスやかけっこなどを取り入れていった。

環境

他クラスと連携を図って、進級に向けて2歳児保育室で過ごす機会を設けていった。安全に遊ぶことができるよう発達にあった玩具に入れ替えたり、期待や見通しをもって過ごせるよう前もって子どもたちに話をしたりしていった。
夕方や土曜日など少人数での活動になる際には、型はめやジグソーのパズルを用意して、落ち着いてじっくりと楽しめるようにしていった。

言葉

言葉がますます発達し、保育者が仲立ちをしなくても、子ども同士で見立て遊びや買い物ごっこを楽しむ姿が多く見られた。保育者を真似てエプロンシアターごっこしながら流暢な歌や台詞も聞かれるようになってきた。側で遊びを見守り、必要に応じて仲立ちとなったり、言葉を補ったりしながら、話したい思いや伝わる嬉しさに共感していった。

表現

保育者がエプロンシアターを始めると、赤ちゃん人形用の布団をエプロンに、ブロックをフェルトのキャラクターに見立てて、保育者の隣にならんで真似て楽しむ姿が多く見られた。自分なりに考えて、代用できる物を用意したり、保育者になりきって演じたりする微笑ましい姿を温かく見守り、表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

「これ、おいしいね」「○○入ってるね」などと、友だちと会話をしながら食事をする姿が多く見られた。保育者も会話に加わり、よりやりとりが深まり、一緒に食事をする楽しさを味わえるようにしていった。
食具の扱いがより丁寧に、上手になり、食べこぼしがとても少なくなってきた。、食事用エプロンの使用を止めてみたいと協力を仰ぐと、どの保護者も快く同意くださった。一日着替えをしない子が増え、家庭と成長を共に喜んでいった。…

1歳うさぎ組2023年度2月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、鼻水が出る子が多かった。鼻水が出たことに気付くと、「はなでた」と保育者に知らせたり、自らティッシュを取りに行き、拭こうとしたりする子がいた。「教えてくれてありがとう」「自分でできてすごいね」などと声をかけ、その姿を十分に認めながら、一緒に手を添えて綺麗に拭き取れるようにしていった。

人間関係

気の合う友だちの側で同じ遊びを楽しんだり、名前を呼びかけて遊びに誘ったりする姿が増えてきた。友だち同士でのやりとりを見守ったり、「○○ちゃんと一緒で嬉しいね」などと声をかけて、楽しい思いに共感したりしていった。一方で、友だちとの関わりの中で玩具や場所の取り合いになることもあったため、「かして、だね」「○○ちゃんも使いたかったんだね」などと代弁するなど、仲立ちとなっていった。

環境

クラスチェンジでの環境の変化に戸惑う様子はなく、絵本やままごとなどそれぞれが好きな遊びを見つけ、楽しみながら普段通り過ごす姿が見られた。また、こぐまぐみ保育室のトイレに興味を示し、自分から座ってみようとする子が多く見られた。意欲的な姿をしっかりと認め、自信に繋がるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを言葉で伝えられるようになってきた。月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。

表現

折り紙に興味を持つ子が多く、手先を使って三角や四角の形に折るなどイメージしたものを自分なりに表現してみようとする姿が見られ、じっくりと集中して楽しんでいた。遊びの妨げにならないよう側で見守ったり、「上手にできたね」「楽しかったね」などと気持ちに共感する声かけをしたりしていった。

食育

ほとんどの子がスプーンや手づかみで意欲的に食べており、好みのメニューはおかわりを要求する姿も多かった。「おいしいね」「いっぱい食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。一方で、苦手なメニューがあったりお腹がいっぱいになったりすると、お茶や汁と混ぜて遊び始める子の姿も見られた。無理強いはせず、食事を終えることを提案したり、量を調節して食べやすくなるような工夫をしたりしていった。

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1歳うさぎ組2023年度1月のまとめ

健康

気温が低い日が続き、体調を崩して鼻水や目やに、発熱が見られる子が多かった。こまめに検温をしたり、家庭と園での様子を伝え合ったりして子どもたちの体調の変化に留意していった。
月齢の大きい子は“自分で”と言って食後の口拭きや衣服の着脱をしてみようとする姿が見られた。月齢の小さい子は引き出しから衣服を取り出すと、保育者に渡して援助を求める姿があった。一人一人の様子を見守り、必要に応じて手を添えたり、方法を伝えたりしながら、できた喜びや達成感を感じられるよう関わっていった。

人間関係

気の合う友だちを遊びに誘ったり、同じ遊びを一緒に楽しんだりと友だちとの関わりが増えてきた。一方で、友だちと遊びたい思いをうまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ったり、友だちに触ったりして思いを表現しようとする子も見られた。「○○ちゃんと遊びたいんだね」「貸して、だね」などと思いを代弁し、友だちと遊ぶ楽しさを感じられるよう仲立ちをしていった。

環境

雪が積もったことに興味を示し、「雪降った」と保育者に伝えに来る子どもの姿が見られた。雪を保育室に持ち込んで触れる機会を作ると、指先で突いたり、手のひらで触れたりして冷たさを感じる子どもたちだった。遊んでいく中で、両手で握り固めたり、溶けた水に触れたりと形の変化も楽しんでいるようだった。また、ままごと道具や色水を用意すると、ごっこ遊びへと繋がっていき夢中で遊ぶ様子も見られた。子どもの発見や気付きを共有しながら、感触遊びを一緒に楽しみ、冬ならではの自然に親しみをもてるようにしていった。

言葉

自分の思いを「これがしたい」「先生、見て」などと言葉にして伝える姿が見られた。また、子ども同士でも「○○しよう」「いいね」「ありがとう」などと言葉でやりとりをする姿が増えてきた。子どもの言葉に耳を傾け、伝えようとする思いを受け止め補ったり、共感したりして、思いが伝わる嬉しさを味わえるよう関わっていった。

表現

ダンスや手遊び歌を通して体を動かして遊ぶ楽しさを感じられるようにしていった。保育者の動きを真似したり、友だちと一緒に踊ったりすることを喜んでいた。繰り返し楽しむことで、歌も覚えメロディーや歌詞のフレーズを口ずさむ姿も見られたため、保育者も一緒に歌ったり踊ったりして、全身で表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。

食育

友だちとテーブルを囲み、「○○ちゃんと一緒」「美味しいね」などとやりとりをしながら一緒に食べることを喜ぶ姿が見られた。友だちがおかわりする姿を見て、「自分も」と食べてみようとする子も見られたため、意欲的な姿を認めて、楽しく食事できるよう声をかけていった。…

1歳うさぎ組2023年度12月まとめ

健康

本格的にトイレトレーニングが進み、家庭でもトイレに通ったり、日中はトレーニングパンツで過ごしてみたりする子がいた。その他の子も、遊びの合間や起床時などに友だちと一緒に誘うことで、喜んで便座に座ってみていた。「いや」「出ない」などと拒む時には、思いを尊重して無理には誘わず、優しく紙パンツを交換して、清潔になる心地良さを感じられるようにしていった。
外出時の身支度を自分でしてみようと意欲的な姿が多く見られた。上着のファスナーの開閉や靴下、靴を一人で着脱できるようになった子もいた。じっくりと納得いくまで取り組めるよう、時間に十分ゆとりをもって活動計画を立てたり、スペースを確保したりしていった。

人間関係

友だちとの関りが楽しくなり、玩具のやりとりをしたり、一緒に手遊びをしたりして楽しむ姿が多く見られた。特定の友だちと遊ぶ子、いろいろな友だちに積極的に声をかけていく子といろいろだが、一緒に遊ぶことを喜び合う姿を大切に見守りながら、必要に応じて思いを代弁し仲立ちとなっていった。

環境

絵本や紙芝居を観たりしながら、クリスマスの楽しい雰囲気を味わえるようにしていった。サンタクロースやトナカイ、プレゼントなどに興味・関心を持ち、当日とても喜んでいたとの報告を家庭よりいただき嬉しく思った。
「てぶくろ」の話をくり返し楽しみ、”冬は寒い””雪が降る””一緒が楽しい・暖かい”などの理解を深めていった。「(仲間に)入れて」「どうぞ」などと動物たちのやりとりを真似て遊ぶ姿も見られた。

言葉

月齢の大きい子どもたちは、「○○ちゃん、一緒にしようよ」「こっちで遊ぼう」などと、自分の思いを言葉にして友だちに伝えられるようになってきた。月齢の小さい子どもたちは、友だちの名前を呼んだり、単語で話しかけたりしてコミュニケーションを図ろうとする姿が見られた。しかし、いずれも遊びに夢中になると場所や玩具への独占欲が生まれ、思うように言葉にできず、押そうとしたり、噛みつこうとしたりする姿が見られたので、側で関りを見守りながら、必要に応じて思いを代弁したり、言葉を補ったりして仲立ちとなっていった。

表現

手指を使った細かい遊びができるようになり、クリスマスにちなんだ制作遊びで澱粉のりを使って折り紙を貼ったり、粘土で細長い紐や小さな丸を作ったりすることにじっくりと取り組んでいた。「かわいいね」「○○みたいだね」などと、行事を心待ちにする思いやイメージした物を言葉にして伝え共感しながら、表現する楽しさや伝わる嬉しさを味わえるようにしていった。

食育

焦って食べず、スプーンやフォークを使って味わって食べ進める姿が見られるようになってきた。難しくても、保育者の援助を嫌がる子もいたので、掬いやすいように予めほぐしたり、小さく刻んだりして、自分で食べることができたという喜びを味わえるようにしていった。
楽しい雰囲気の中、食べたい物から食べたいだけ味わえるように、声かけのトーンを意識したり、給食室と連携しておかわりを用意したりしていった。…

1歳うさぎ組2023年11月のまとめ

健康

食後に自分でおしぼりを取り出し、手や口を拭こうとしたり、ロッカーから服を出して自分で着替えようとしたりなど、身の回りのことに挑戦してみようとする姿が増えてきた。自分でやりたいという気持ちを受け止めて側で様子を見守り、出来たときには嬉しい気持ちに共感したり、難しいところはさりげなく援助したりして達成感が味わえるようにしていった。

人間関係

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼びかけたり、側で同じ遊びをしたりなど、気の合う友だち同士での関わりを楽しむ姿が見られた。一方で、一緒に遊ぶ中でお互いの思いが通じずトラブルになることもあった。双方の気持を受け止めながら「○○だったんだね」などと声をかけたり、分かりやすい言葉で相手の思いを代弁したりすることで仲立ちとなっていった。

環境

天候の良い日は散歩に出かけ、柿や赤とんぼなど秋ならではの自然物探しをした。また、尚徳公民館裏では落ち葉の上を歩き、枯れ葉を踏んだ際に鳴るザクザクとした音や、靴底から足の裏を通して伝わる感触を楽しんだ。保育者も一緒に落ち葉の上を歩いたり、手に取ってみたりして、自然物に触れることの楽しさを共有していった。

言葉

月齢の大きい子は、感じたこと、経験したことなどを言葉で伝えられる姿が増え、保育者や友だちとの会話を楽しんでいた。月齢の小さい子は、1~2語文を発し、自分の思いを伝えようとする子が多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、丁寧に応答することでやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

粘土遊びやブロック遊び、お絵描きなどを楽しんだ。以前は「先生作って」「○○描いて」と要求する子が多かったが、最近は自分なりに描いたものを「これは○○」と何かに見立てたり、作りたいものを作ってみたりする姿が徐々に増えてきた。「上手だね」「自分で作れて楽しいね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしたり、できた嬉しさに共感したりしていった。

食育

意欲的に食事をしており、おかわりの要求をする子が多かった。また、エプロンシアターに登場する野菜のキャラクターに親しみを持っている子が多く、「にんじん大臣だ」「あ、ピーマンマン」と保育者に知らせ、食べてみる様子も見られた。「食べられたね」「おいしいね」などと声をかけ、食べることができた姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事が出来るようにしていった。…

1歳うさぎ組2023年度10月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差が大きく、体調を崩して咳や発熱が見られる子が増えたり、溶連菌感染症が流行したりした。こまめに検温をしたり、気温に合わせて衣服の調節をしたりして子どもたちの体調の変化に留意していった。トイレに興味を持ち、自分ら紙パンツの交換に来たり、便座に座ってみたりしていた。タイミングが合って排泄できたときには、「すごいね」「おしっこ出たね」などと一緒に喜び、次への自信に繋がるよう見守っていった。

人間関係

友だちの存在や遊びが気になるが、うまく言葉で伝えられず、友だちの使っている玩具を取ろうとしたり、できあがった形を崩そうとしたりする姿が見られた。「一緒に遊びたいね」「貸してほしいんだね」などと思いを代弁し、友だちと関わりを持てるよう仲立ちをしていった。
環境  天候の良い日が多く、園周辺の散歩や園庭で遊ぶ機会を設けた。秋の野菜や果物などを間近で見たり、どんぐりや落ち葉を拾ったりして楽しむ子どもたちだった。「トンボいた」「かぼちゃ」などと言葉にしたり、指を差したりして発見した喜びを知らせる姿が見られた。子どもたちの発見や気付きを共有して、秋の自然に親しみをもてるようにしていった。

言葉

経験したことや自分の思いを二語文や三語文で保育者に知らせる子が増えてきた。また、単語や頷き、指差しなどで保育者や友だちに話しかける子の姿も見られた。子どもたちの言葉に耳を傾けながら、つぶやきや問いかけに丁寧に応え、言葉のやりとりをする楽しさを味わえるよう関わっていった。

表現

ペンを使ってのおえかきや粘土遊びを楽しんだ。おえかきでは、ペンならではの濃い発色やインクの滲む様子に興味津々で、不思議そうな表情をしながら線や丸などを描いてみる姿が見られた。粘土遊びでは、丸や細長い形にこねたものを身近なものに見立てて「アイスだよ」「ナス」などと言葉で知らせる姿があった。「○○に似ているね」「面白いね」などと声をかけ、表現する楽しさを共有できるよう関わっていった。
食育 スプーンを使って食べようとする姿も増えてきているが、途中から手で食べ進める姿も見られた。自分で食べようとする姿を大切にしながら、「スプーンを使ってみようね」「すくえるかな?」などと声をかけ、スプーンを使って食べることに意識が向くように促していった。…

1歳うさぎ組2023年度9月のまとめ

健康

トイレへの興味・関心が深まり、進んで向かったり、友だちの後を追って座ってみたりする姿が多く見られるようになった。また、衣類の着脱を一人でできるようになったり、難しくても諦めずくり返しやってみようとしたりする姿も見られた。環境構成を見直して生活導線を確保したり、意欲的な姿を温かく見守って十分に褒めたりしていった。降園の際には、保護者の方にもその様子を伝えて共に成長を喜んでいった。

人間関係

友だちとの関りが楽しくなり、ごっこ遊びやままごとを一緒に楽しむ姿が多く見られた。月齢の大きな子たちは、保育者が仲立ちをしなくても子ども同士でやりとりを楽しむ光景も見られたが、まだまだ衝動的に行動してしまうため、側で見守りながら思いを代弁し仲立ちとなっていった。月齢の小さい子たちも、喃語を交えてのやりとりや、スキンシップを喜ぶ姿が見られた。「一緒で楽しいね」「大好きだね」などと代弁しながら、友だちと一緒に遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

環境

残暑が厳しく思うように外遊びを楽しむことが難しかったが、他クラスと連携を図りながら比較的涼しいテラスやホールを利用し、伸び伸びと体を動かして遊ぶ機会を積極的に設けていった。また、安全に外遊びや散歩を楽しめるようにきちんと靴や帽子を身に着けることを伝えながら身支度を整えたり、誘導ロープを取り入れて輪を持って歩くことに慣れたりできるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子どもたちが、「昨日、ママと〇〇行ったよ」「先生、一緒に△△しようよ」などと、家庭での様子や欲求を文章で伝えてくれる姿があった。楽しかった思い出に共感したり、やりたい遊びを一緒に楽しんだりして、言葉で思いが伝わる喜びを味わえるようにしていった。月齢の小さい子どもたちも、気づきや思いを単語で伝えてくれるようになり、絵本や紙芝居読などの少し長い話でも最後までじっくりと聴いて楽しむ姿が見られるようになってきた。登場する物の名前を尋ねてみたり、簡単なセリフを一緒に言ってみたりしながら、話すことの面白さを伝えていった。

表現

粘土遊びはもちろん、お花紙をちぎって紙皿に貼って花を咲かせて楽しんだり、水性ペンでお絵描きをしたりと、いろいろな素材や色で楽しい気持ちを表現できるようにしていった。一つの色やスペースにこだわったり、いろいろな色や台紙全体を使ったりする姿があった。一人一人が伸び伸びと表現する姿を大切にし、また、満足するまで楽しめるよう素材や環境を十分に用意していった。

食育

残暑は続いたが、日を追うごとに少しずつ過ごしやすい天候となっていき、食欲が増してきたように感じた。早く食べたい衝動からついつい手づかみで一度に頬張ってしまう姿もあるが、「おかわりもあるからね」などと声をかけると、落ち着いてスプーンを使って食べたり、「おいしい」と会話を楽しんだりしながら味わって食べていた。新しいままごと玩具で興味を覚え、苦手だった野菜を食べられるようになった子もあった。

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1歳うさぎ組2023年度8月のまとめ

健康

夏風邪や感染症が流行したことにより、体調を崩し欠席する子が多く見られた。保護者から子どもの様子をしっかりと聞き取ったり、こまめに検温したりして一人一人の体調の変化に留意していった。
身の回りのことに少しずつ興味を持ち始め、簡単な衣服を自分で着脱しようする姿が増えてきた。“自分でやってみたい”という思いを大切にし、側で様子を見守りながら必要に応じた援助を行い、できた喜びを味わえるようにしていった。

人間関係

気の合う友だち同士で一緒に同じ遊びを楽しむ姿が多く見られるようになってきた。一方で、友だちと関わる中で上手く自分の思いが伝わらないときにトラブルになり、咄嗟に相手に噛みつこうとする姿も見られた。その都度、「○○だったんだね」などと思いを受け止めたり、代弁したりして仲立ちとなっていった。

環境

気温が高く水遊びをする機会が少なかったため、室内では感触遊びの機会を増やした。食紅で色を付けた冷たい寒天を用意すると、手の平や足の裏で触れたり、頬に当てたりして感触を存分に味わう姿が見られた。中には、「冷たい」「ぷるぷる」「きれい」など感じたことを言葉で知らせてくれる子もいたので、保育者も一緒に触れて感触を確かめながら「本当だね」「つめたいね」などと声をかけ、思いに共感していった。

言葉

月齢の大きい子は、二語文で友だちや保育者との会話を楽しんだり、友だちの名前を呼びかけて遊びに誘ったりする姿が見られた。また、月齢の小さい子も、喃語や一語文で自分の思いを伝えようとする姿が増えてきた。一つ一つの言葉にしっかりと耳を傾けたり丁寧に応答したりして、言葉でやりとりする楽しさが味わえるようにしていった。

表現

クーピーでなぐり描きをして楽しんだ。思い思いに線や円を描き、イメージしたものを自分なりに表現していた。中には描き終えたものを「アンパンマン」「ママ」などに見立て、保育者に知らせる子の姿もあった。「上手に描けたね」などと声をかけ、表現する楽しさを感じられるようにしていった。

食育

スプーンや手づかみで意欲的に食べる子が多かった。また、空になった皿を保育者に差し出しておかわりを要求する子も見られた。「おいしいね」「たくさん食べられるね」などと声をかけ、食べる意欲を十分に認めていった。中には、午前中の活動の疲れから、給食の時間前に眠くなる子の姿も見られたため、食事時間を一人一人に合わせて調節し、無理なく食べられるようにしていった。…