1歳うさぎ組2025年度4月のまとめ
健康
新しい環境に不安で涙が出る子が多い中、おやつや食事に対してはほとんどの子が意欲的で、涙も止まり喜んで食べる姿があった。月齢の大きい子はスプーンを使って食べてみようとする姿が見られた。月齢の小さい子も、食べたいものを手づかみしたり、保育者に伝えて食べさせてもらったりして、楽しい雰囲気の中食事をする姿が見られた。紙パンツ交換時には、一人一人とスキンシップをとりながら交換し、清潔になった気持ちよさが感じられるようにしていった。パンツやズボンを自分で履こうとする姿も多く、さりげなく手を添えたり、手伝ったりして、自信や意欲へと繋がるようにしていった。
人間関係
進級児は新しい担任にすぐに慣れ、保育者とスキンシップを取ったり、一緒に遊んだりして、保育者との関わりを楽しんでいた。新入園児は、初めての環境に涙が出る子がほとんどだったが、一対一で抱っこをしたり、スキンシップをとったりし、関わりを深めていくことで安心して保育者の側で好きなあそびを楽しむ姿が見られるようになってきた。新しい環境や保育者に慣れてくると、友だちに興味を示し、同じ場で遊ぼうとしたり、一緒に同じ遊びを楽しんだりする姿も見られるようになってきた。
環境
晴れた日は、テラスや小園庭で遊んだり、散歩に出かけたりして過ごした。散歩では、働く車を見たり、道端に咲く花を観察したり、地域の方に挨拶をして触れ合ったりして楽しんだ。テラスや小園庭では、砂の感触を楽しんだり、しゃぼん玉がとぶ様子をじっと観察したり、園庭を探索したりと、春の自然に触れながら楽しんでいった。
言葉
意味のある発語は少ないが、喃語や指差し、表情などで自分の思いや欲求を自分なりに伝えようとする姿が多く見られた。伝えようとしている思いを汲み取ったり、一つ一つの言葉に丁寧に応答したりすることで、思いを受け止めてもらえる安心感が味わえるようにしていった。
また歌や手遊び、エプロンシアターなどを喜び、保育者の言葉を真似たり、一緒に歌ったりする姿も多く見られた。子どもたちのリクエストに応え、好きな絵本やエプロンシアターなどが繰り返し楽しめるようにしていった。
表現
4月当初は、曲がかかってもあまり踊らず、保育者が踊る姿をじっと見ていることが多かったが、次第に保育者の動きを真似して踊り始める子が増えてきた。踊りたい曲をリクエストし、手拍子したり、リズムに合わせて体を動かしたりして楽しむ姿があった。保育者も表情豊かに歌ったり、踊ったりしながら、音楽に合わせて表現する楽しさが味わえるようにしていった。
食育
どの子も食べることに意欲的で、手づかみをしたりスプーンを使ったりして、自分で食べることを楽しんでいた。中には、お椀を持って、スプーンを使ってこぼさないように上手に食べる子もいる。自分で食べようとする姿をしっかりと認め、「おいしいね」「上手に食べられるね」などと声をかけ、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。…