0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2020年度1月のまとめ

健康

鼻水の出る子が多くいた。中には、鼻水が出たことに自分で気がついて、ティッシュを指差したり、保育者から受け取ったティッシュで鼻水を拭こうとしたりしていた。心地よく過ごせるような言葉掛けや援助で見守っていった。

人間関係

友だちと同じ玩具が使いたくて、友だちが使っている玩具を引き寄せようとすることがあった。保育者が仲立ちとなり、同じものを用意したり、一緒に同じ玩具を探したりすることで納得して遊び始めていた。最近では、手を重ねて「ちょうだい」と友だちに声を掛ける姿も見られ、安心してやりとりができるよう関わっていった。

環境

タライに雪を用意し、保育室で触れて遊べるようにすると、積極的に触れて遊ぶ子や、友だちや保育者の姿を側で見て観察する子がいた。側で観察する子も友だちや保育者が遊ぶ様子を見て、少しずつ興味がわき、自分から雪に触って遊び始めていた。「冷たいね」「とけちゃったね」などと言葉をかけ感触を味わって楽しめるようにしていった。また、クレヨンや水ペンを使用してなぐり描きを楽しんだ。画用紙やシートが色付いたり色が変化したりする感覚を楽しめるよう保育者も一緒に遊びながら見守っていった。

言葉

食べものや動物や乗り物など、知っている名称を一語文で伝える子が増えてきた。「○○だね」と保育者が言葉を添えると、言葉を模倣し、「○○だね」と言うこともあった。月齢の小さい子は、「バイバーイ」と手を振って保育者とやりとりを楽しんでいた。いないいないばあや、名前を呼ばれる事を喜ぶ子もいるので、保育者との遊びの中で、言葉のやりとりを楽しめるように関わった。

表現

音楽がかかると、体を動かして楽しむ子が多くいた。友だちの動きや、保育者の動きを真似して楽しむこともあった。“できるかな?”のリズムあそび絵本が好きで、動物の動きを真似して繰り返し楽しめるようにしていった。保育者は、大きい動作や小さい動作など、子どもからはっきりと見えるように配慮していった。

食育

食事では、スプーンを使って食べる子が増え、お椀を持ったり手を添えたりする姿も見られ始めた。できるようになったことを十分に認め、意欲につながるように関わった。どの子も意欲的に食事に向かっており、中には食べたい気持ちが強いことから、飲み込む前に食材を口に入れて飲み込みにくそうにする子がいる。「もぐもぐだね」と声をかけたり、適量をスプーンにすくって援助したりすることで、少しずつ咀嚼と嚥下がスムーズになってきている。…

0歳りす組2020年度12月のまとめ

健康

ゆるい便が出る子が多くいたので、感染防止に配慮し、洗い場の消毒や便の処理など予防をしていった。家庭や看護師と連携をとり、それぞれの便や体調に合わせて牛乳をお茶に変更して提供したり、食事の変更をしたりしていった。また、お尻が赤くなっている子は、シャワーで流し清潔にした後、処方された塗り薬を塗って対応していった。

人間関係

友だちのことが気になり側によっていく子や、手を繋いで歩く子もおり、友達同士の関わりも多く見られるようになってきた。その中で友だちを意識して、持っているものを欲しがったり取ったりし、トラブルになることもあった。保育者が仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとの関わりが広がるように保育をしていった。

環境

歩ける子も増え、歩行も安定して活発に動き回る姿が多くみられるため、足元の玩具を片付け安全に遊べるよう環境を整えていった。月齢の小さい子はお座りが安定し、目の前にある玩具を取ろうと手を伸ばして前屈みになったり、寝返りをして四つん這いになったりとそれぞれに身体発達が見られた。手の届くところに玩具を用意したり、安心して動ける場所を確保したりしていった。

言葉

好きな絵本や手遊びから、発語が多く出てくるようになり、二語文や歌を歌える子もいた。「いこう」「できた」などと思いを言葉で伝えようとする子の姿もあったので、「○○したいんだね」などと言葉を代弁していき、子どもの思いに応じたやりとりを心掛けていった。月齢の小さい子も大きな声を発したり、喃語を発したりしてアピールする姿も見られた。

表現

音楽が流れると保育者の動きを真似して踊りを楽しむ子や、指を指したりして体で言葉を表現していた。自分がして欲しい踊りや絵本を保育者の所まで持ってきたり、指さしをしたりしてリクエストする子がいた。月齢の小さい子はこちらの声かけに「アー・ウー」などと声が出るようになり応答的な関わりを楽しめていた。

言葉がうまく伝わらず、指を指したり首を振ったりするが、子どもの思いを汲み取り受け止めながら、言葉を引き出せるよう関わっていった。

食育

完了食の子はスプーンですくって食べたり、茶碗を持って飲んだりとそれぞれ意欲的に食べる姿があった。今まで手づかみで食べていた子も保育者が手を添えたり、一口分をすくっておいたり介助することで、スプーンを使って食べられるようになってきた。また苦手な食材は口を閉じたり、顔を背けたりする子もいたので、無理強いせず少しでも食べられた時は一緒に喜び、食べる意識を引き出せるようにした。離乳食の子は、口を開けスプーンの方に顔を近づけるなど喜んで食べる姿が多く見られた。…

0歳りす組2020年度11月のまとめ

健康

うんちやおしっこが出た際には、紙パンツを手で押さえたり、ズボンを自分で脱ごうとしたりして保育者に知らせたりする子がいた。「うんちが出たね」「綺麗にしようね」などと声をかけ、教えてくれたことを褒め、綺麗になった心地よさを感じられるようにしていった。また、以前より少しずつ体力がついてきたことで給食前に眠ってしまう子が減ってきた。無理の無いよう一人一人の生活リズムや体調に合わせ、眠たい子は寝てから食べるなど配慮していった。

人間関係

友だちに興味が出てきて友だちがいるところへ寄って行ったり、体や頭を触ったり、向かい合っておしゃべりを楽しむように喃語や一語文を発し友だちと関わることを楽しんでいた。月齢の大きい子の中には、自分より月齢の小さい子が気になり使っている玩具を譲り渡したり、抱っこをしたくて両手を伸ばし触れ合おうとする姿も見られ微笑ましく思った。保育者が側で見守り、子ども同士がやり取りを楽しめるよう、必要に応じて仲立ちとなっていった。

また、月齢の小さい子も保育者の呼びかけに「あう、あう」「おー、おー」などの喃語で応えたり、保育者との触れ合いを喜んだりしていた。落ち着いた雰囲気の中で過ごせるよう優しく語りかけたり、一対一での触れ合いを多く取り入れたりしていった。

環境

散歩先で犬や鳥を見つけると、「わんわん」「ちゅんちゅん」と言いながら観察したり、道端に咲いている花や葉を摘んで渡すと、指先で触ったりして感触を楽しんでいた。また、興味のあるものは、指差しをしてお育者に知らせる子もおり、「○○だね」などと丁寧に言葉を返し、子ども一人一人の気づきや見つけた喜びに共感しながら関わっていった。

言葉

自分の欲求を言葉で伝えようとしたり、絵本の読み聞かせや手遊びに合わせ喃語や一語文を発したりする子が多く見られた。子どもが伝えようとする姿を見守り、優しく語りかけながら声を発することの楽しさを感じられるようにしたり、応答的に関わることで子どもの発語に繋がるよう心掛けていった。

表現

音楽が流れるとジャンプをしたり、体を揺らしたりして保育者の動きの真似をして思い思いに体を動かし踊りを楽しんでいた。保育者も一緒に体を動かしながら側で見守り転倒などの危険の無いよう環境を整えていった。

また、読み聞かせの際には、話が終わっても繰り返し見たくて喃語や指差しなどで自分の思いを伝える子もいたので、子どもの思いを受け止め繰り返し読みながら発語へと繋がるようにしていった。

食育

ほとんどの子が完了食に移行し、こぼしながらも手づかみやスプーンを使って食べられるようになってきた。一方で、食べたい思いが強く食べ物を詰め込みすぎてしまう子の姿もあったので、詰め込みすぎて喉に詰まらせたりしないよう、「もぐもぐ噛んでから食べようね」と声をかけ咀嚼を促していった。…

0歳りす組2020年度10月のまとめ

食事

完了食の子は、手づかみやスプーンを使って食べようとする姿が見られた。自分で食べたいという気持ちを大切にしながら、保育者が手を添えたり、スプーンに一口量の食材を載せておいたりし、スプーンで食べることに慣れていけるよう配慮し見守っていった。

離乳食の子も、摘まめる大きさのものは摘まんで自分で意欲的に食べる姿が見られた。ミルクの子は目と目を合わせ優しく語りかけ、落ち着いた雰囲気の中で授乳し、一定量のミルクを飲めるようになった。

排泄

月齢の大きい子の中には排便、排尿の感覚を感じ、保育者の側にきて、「あっあっ」と声を出し、手で押さえたりして知らせる子がいた。「おしっこでたの」「きれいにしようね」など声をかけスキンシップを取りながら交換し、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わっていった。

健康

朝晩や日中の気温差により鼻水が出る子が多くいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」と優しく声をかけ、細めに拭き取り気持ち良さが感じられるようにしていった。また、朝の検温で体温の高めの子は細めに検温をし体調の変化に気をつけていった。一人一人の体調を把握しながら関わっていった。

睡眠

月齢の大きい子は、自分の布団に横になり、保育者が側に付き体を擦ったり「ねんねしようね」と声を掛けたりして安心して眠れるようゆったりとした雰囲気を作っていった。また、抱っこで眠る子や午前寝する子もおり、一人一人の様子を見て十分な休息ができるように心掛けた。

身体発達

歩ける子の中には小走りができるようになり、ホールへ出ると活発に体を動かしている。ボール投げを楽しんだり、#ゲタブロックで作った車にまたがって乗ると、上手に足で蹴って進んだりする姿もあった。また、伝い歩きの子はスピードが速くなり、一人で立ち上がり、ゆっくりと歩こうとする姿が見られた。「上手だね」「すごいね」など言葉をかけ喜びを共感するとともに、転んで怪我のないように十分に注意し見守っていった。月齢の小さい子は寝返りができるようになり、頭を高く持ち上げ周りを見て楽しんでいる。

情緒

子ども同士の関わりも多く見られるようになり、手を繋いだり、同じ玩具で一緒に遊んだりする姿がある一方、友だちが持っている玩具を欲しがりトラブルになることもある。子ども同士の関わりを大切にしながら、同じ玩具を用意したり、気持ちを代弁したりして仲立ちとなりながら、楽しく関わることができるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は「ばいばい」「わんわん」「どうぞ」など言葉が少しずつ増えてきた。保育者を真似て言葉を発したり、喃語と指差しを交えたりしながら思いを伝えようとしていた。子どもたちの言葉に耳を傾け、目線を合わせて優しい口調でゆっくりと言葉を返し、やり取りを楽しめるようにしていった。…

0歳りす組2020年度9月のまとめ

食事

完了食の子は、手づかみでや、スプーンを持って食べようとする姿や、コップを持って飲もうとする姿が見られた。自分でできる喜びが味わえるような言葉かけや援助で関わっていった。離乳食の子は、早く食べたい気持ちから大きな声を出すことがあった。「おいしいね」「もぐもぐできるね」などと言葉を添えて、食べることの楽しさが味わえるような雰囲気作りを心掛けた。ミルクの子は、体調やリズムに合わせて無理なく授乳をしていけるよう、職員同士また家庭と連携しながら進めていった。

排泄

保育者がおむつ交換を始めると、「ちっち」と言いながら自ら交換しに来たり、パンツを触って排尿を知らせる仕草をしたりする子がいた。心地よくおむつ交換ができるように、言葉掛けを重ねながら援助をしていくようにした。月齢の大きい子は、着脱の際に、自らズボンに足を通そうとすることもあったので、丁寧に言葉を添えながら、援助をしていった。

健康

季節の変わり目から気温の変化もあり、気温差に応じて衣服の調節をしていくようにした。また、鼻水が出る子が増えた。清潔に過ごせるよう、こまめに拭きとっていった。中には、ティッシュを渡すと、自分で拭き取ろうとしたり、ティッシュを指さして援助を求めたりする子もいた。

睡眠

給食を食べ終えると、布団を指さし、午睡の援助を求める仕草をする子がいた。布団に誘うと自ら横になり、掛け布団を自分でかけようとすることもあった。ゆったりと関わりながら、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

一人一人動きが活発になり、ホールに出た際には、一人歩きができる子は盛んに歩き、はいはいやずり這いの子も動き回りながら探索を楽しむ姿がたくさん見られた。マットや積み木の段差を移動することを楽しむ子も多いが、転倒しやすい場面もあるため、側で支えたり、足元の玩具を片付けたりしながら見守っていくようにした。

情緒

自分が使いたいと思う玩具があると、友だちが使っていても手に取ろうとする姿があった。玩具の補充や入れ替えをしながら、安心して遊べるように関わっていった。友だちに玩具を渡し、遊びに誘う子もいた。子ども同士のやりとりを大切に、仲立ちしていった。

言葉

絵本や写真などを指差して「わんわん」、「にゃんにゃん」などの一語文を話したり、保育者の読み聞かせの言葉を真似て発音したりする子もいた。一人ひとりの喃語や言葉に耳を傾け、同じように言葉を返したり、応えていったりと言葉のやりとりを楽しめるようにしていった。

 

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0歳りす組2020年度8月のまとめ

食事

食事の準備を始めると「まんま」と言ったり、月齢が大きい子は上手に自分で椅子を引いて座ったりする姿が見られた。「ご飯食べたいね」と声をかけ食べたい気持ちを受け止めたり、保育者が側で見守ったりしながら危険の無いよう配慮していった。

また、食べる前に寝てしまったり食事の途中で眠くなったりする子もいたので、無理なく食べられるよう寝てから食べるなどしながら安全に楽しく食事ができるように援助した。

排泄

友だちがおむつ交換をしているのを見ると、股を押さえたり自分で紙パンツをカゴから取り出したりする子がいた。「きれいにしようね」「気持ち良くなったね」などと一人一人声をかけながら気持ち良くおむつ交換ができるよう関わっていった。

健康

夏の暑さからか体調を崩す子がいたので、普段の様子を把握して家庭と連携をとりながら子どもの体調を見守っていった。

また、日々の活動のなかで汗をたくさんかいている子が多く見られたので空調の調整や水分補給をこまめに取り、脱水にならないように十分に気を配っていった。

睡眠

暑さで目が覚めたり、眠りが浅くすぐに目覚める子がいた。室内温度や湿度に配慮し心地よく眠れるようにしていった。また、泣いていたり抱っこを求めたりしている際には、抱っこをしたり優しく声をかけたりしながら安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

一歩二歩と少しずつ歩けるようになる子がいた。つかまり立ちをして伝い歩きをしたり這い這いをしたりする子もおり動きが活発になってきたので安心して動ける場所を確保し、十分に体を動かして遊べるように環境を整えていった。

水あそびは、ほとんどの子が水が手や顔に触れることに抵抗がなく、積極的に自分からタライに入ったり手作り玩具で遊んでいた。転倒し頭を打つなどの危険がないよう、保育者同士声を掛け合いながら見守っていった。

情緒

友だちに興味を持ち関わりたい思いから、持っているものを欲しがったり取ったりする子がいた。「遊びたかったね」「嫌だったね」などと声をかけ双方の思いに寄り添った言葉かけをしていった。保育者が必要に応じて仲立ちとなることで、楽しみながら友だちとの関わりを広げていった。

言葉

音楽が流れると保育者の動きを真似して踊りを楽しむ子や、指を差したりして自分がして欲しい踊りや絵本をリクエストする子がいた。中には、言葉がうまく伝わらず指をさしたり首を振ったりする子もいたので、子どもの気持ちに寄り添い、思いを受け止め、言葉を引き出せるよう関わっていった。また、喃語や一語文を発したりする時は、応答的に関わったりして発語に繋がるようにしていった。…

0歳りす組2020年度7月のまとめ

食事

初期食から、中期食に移行した子は、よく口を動かして食べるが、飲み込むのに少し時間がかかるときもあるので、様子に合わせてりに合わせてゆっくりと食べ進められるようにした。7月から入園した子は、園での食事に慣れ、飲み込むことに時間がかかっていたのが、咀嚼と嚥下がスムーズにできるようになってきた。また、完了食の子の中には、食材をどんどん口に入れようとする子もいるので、側で声をかけながら安全に楽しく食事ができるように援助した。

排泄

保育者が「おしっこでたかな」と言葉を掛けると、股を触って確認する子がいた。おむつ交換の時間も子どもたちとの触れあいを大切にしながら、気持ちよさが感じられるような言葉掛けを重ねていった。

健康

汗をかき湿疹が出たり痒がったりする子がいた。家庭と連携し、体調を見守っていった。活動の間に、水分の補給をし、室温に気をつけ快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

一人一人の生活リズムを把握し、眠たそうにしている時は、優しく背中をさすったり抱っこをしたりして心地よく眠れるようにしていった。また、体調やその日の状況に合わせて睡眠がとれるよう配慮していった。

身体発達

つかまり立ち、伝い歩きと動きが活発になってきたので、十分に動けるようなスペースを確保し見守りながら安全な環境を整えていった。
水遊びは、無理なく少しずつ水に親しんで楽しめるよう関わっていくことで、どの子も嫌がる子となく参加していた。

情緒

音楽に合わせて体を揺らしたり手をたたいたりして、保育者の動きを真似したりするようになってきた。わかりやすく動作を大きくしたり、声を掛けたりして、繰り返し楽しめるように関わっていった。

言葉

保育者が声をかけると笑顔で応え「はい」と返事をする子もいた。指さしや言葉を発したりする姿には、子どもの思いに共感しながら、言葉を添え、やりとりを楽しめるようにした。また、好きな絵本や歌を保育者と一緒に繰り返し楽しむ中で、発語につながるような関わりを心掛けた。…

0歳りす組2020年度6月のまとめ

食事

食事の用意を始めると、棚越しに立ち楽しみに待っている。棚が開くと机に向かう子が多く、完了食の子は自分で椅子に座る姿も見られるようになった。手づかみやスプーンで意欲的に食べたり、コップを持ってこぼさずに飲んだりできるようになり成長を感じる。また、離乳食の子も、大きな口を開け喜んで食べているので、楽しい雰囲気の中で食べられるように関わっていった。今月、入所した2か月の子はお腹がすくと泣いて訴え、上手に哺乳瓶の乳首を吸い、喜んでミルクを飲んでいる。

排泄

寝かせてのおむつ交換は、遊びたくて仰向けから体勢を変えようとする子がいた。気にいった玩具を持ったり「きれいにしようね」など声をかけたりしながら、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わっていった。

健康

朝晩や日中の気温の変化からか、熱が出たり、鼻水や咳が出たりする子がいた。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など声をかけ、細めに拭き取り、気持ち良さが感じられるようにしていった。一人一人の体調を把握し、職員同士、また家庭と連携をしっかりと取り合っていった。

睡眠

2か月の子はミルクを飲むと目を閉じたり開けたり気持ちよさそうに眠る姿が見られた。朝早い登園の子の中には眠くなると目をこすったり、ぐずったりする姿が見られたので、抱っこをしたり、布団に一緒に行き、背中をさすったりし、安心して入眠できるようにしていった。活動量が増えたこともあり、午睡時にぐっすり眠れるようになってきた。

身体発達

一人で立ったり、不安定ながらも歩いたりする子が増え、動きが活発になってきた。危険がないか確認し、十分に動けるスペースを整え、歩行への援助をしていった。月齢の小さい子は、腹這いで遊んだり、お座りをしたり、移動する範囲が活発になり、好きな玩具を見つけ楽しむ姿があった。安全に遊べるよう、使わない玩具を片付け、環境を整えていった。また、ボールを投げたり蹴って歩いたりし、楽しむ姿も見られた。

情緒

歌や手遊びに興味を持ち、保育者を真似て、手を動かしたり、体を揺らしたりして楽しむ姿があった。子どもたちの好きな歌や手遊びなどの触れ合い遊びを繰り返し、一緒に楽しめるように関わっていった。友だちにも関心が出てきて側に行ったり、同じ玩具で遊んだりする姿も見られた。顔を近づけ触れようとする姿もあるので、子ども同士の関わりを見守り必要に応じて仲立ちをしていった。

言葉

「おかあちゃん」「まんま」「ワンワン」など、指差しと共に少しずつ言葉も聞かれるようになってきた。子どもたちの言葉や喃語に優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にしながら、言葉のやり取りをしていった。…

0歳りす組2020年度5月のまとめ

0歳りす組2020年度5月のまとめ

食事

食事イスがある場所まで自分で移動する子が増え、月齢の大きい子の中には、自分でイスに座ろうとする子もいた。最初は食事に意欲がなかった子が、環境に慣れてきたのもあり、保育者の援助を嫌がり自分で食べたいと意思を伝えることもあった。離乳食は、園での様子に合わせて移行していけるよう、家庭と連携しながら見守っていった。授乳では、一人一人の飲むペースに合わせて優しく語り掛けながら安心して飲めるよう関わっていった。

排泄

排尿や排便が出ると泣いて訴えたり、身振りで知らせたりする姿も見られるようになってきた。「出たね、きれいにしようね」と声をかけてオムツ交換に誘い、清潔に過ごす心地よさが感じられるよう関わっていった。また、今月は下痢便が出る子が多かったので、家庭とも連携して便や皮膚の状態を見守っていった。

健康

発熱や鼻水、咳、下痢など体調が崩れる子がいた。家庭での様子を十分に聞き、普段と変わった様子がないか注意して見守るよう心掛けた。降園時には、園での様子もしっかりと伝え、家庭と連携しながら子どもたちの体調を見守っていった。

睡眠

日によって眠たくなるタイミングが違うため、一人一人のリズムに合わせて、安心して入眠できるよう、配慮しながら関わった。一度起きた時にまだ眠たそうにしている子には、体をさすったり、ベビーラックを揺らしたりすると、再び入眠していた。中には、短時間で目が覚める子もいるので、安心して過ごせるよう関わり一人一人のリズムを大切にしていった。

身体発達

一人歩きが出来るようになった子は、歩行での移動が増え、喜んで探索をしていた。マット斜面や段差のあるマットの上り下りを繰り返し楽しめるようになったり、保育者の援助のもと、型はめ遊びを繰り返し試したりと全身を使って遊べるようになってきた。月齢の小さい子は、腹ばいやおすわりで機嫌よく遊ぶことが増えてきた。自分の思う場所に向かおうとするが、棚に接触したり、お座りから倒れそうになったりすることもあるので、安全に過ごせるよう環境を整えた。

情緒

少しずつ園生活に慣れてきて、涙が出る子も少なくなってきた。友だちと顔を見合わせて微笑んだり、保育者と目が合うと声を出して笑ったりする姿も多くなってきた。手遊びや歌などを通してスキンシップをとり安心して園生活を送れるよう関わっていった。

言葉

保育者の言葉を真似て楽しむ姿も見られるようになってきた。手遊びや絵本などの中の言葉を覚えていて、手遊びの最後のフレーズの「わん」のところを保育者と一緒に繰り返し発して楽しむ子もいた。指さしをしたり、指差しをしながら「あっち」と言ったりする子もいた。思いを汲み、気持ちを代弁しながらやりとりをしていった。…

0歳りす組2020年度4月のまとめ

0歳りす組2020年度4月のまとめ

食事

入園当初は、慣れない環境から、椅子に座って離乳食を食べられなかったり、思うようにミルクが飲めなかったりする子がいた。家庭との連携を図り、哺乳瓶や乳首のサイズを変えるなど、いろいろと試しながら関わっていった。また、一対一での関わりを大切にし、無理のないように進めていった。少しずつ、喜んで離乳食を食べたり、一定量のミルクを飲めたりできるようになっていった。

排泄

おむつ交換を嫌がる子はいないが、排便の際に、沐浴室で体を洗うことに抵抗があったり、泣いたりする子がいた。安心できるような言葉掛けで援助し、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わった。また、おむつかぶれでお尻が赤くなっている子がいたので、シャワーで流し清潔にした後、塗り薬を塗って対応していった。

健康

環境の変化や一日の気温差からか、鼻水や咳が出たり熱が出たりする子がいた。また4月当初、水痘が一名発症したが、他に感染することはなかった。子どもたちの体調の変化に気を付け、細めに検温をし、鼻水が出ていたら拭き取り気持ちよく過ごせるようにしていった。

睡眠

眠いのに、なかなか寝つけない子がいた。また、眠りが浅く40分位で目が覚めてしまう子が多かった。抱っこをしたり、子守歌を歌ったりし、安心して眠れるように関わっていったことで、徐々に環境にも慣れ、一定の時間、眠れるようになってきた。

身体発達

月齢の大きい子は、ずり這いやはいはいで移動したり、ゆっくりと歩いたり、つかまり立ちから伝って歩く姿が見られた。歩行、伝い歩きはまだ不安定なので、保育者が側につき、安全に体を動かして遊べるよう援助し、環境を整えていった。月齢の小さい子は、仰向けでプレイジムに触れて遊んだり、寝返りができるようになり腹這いになると、手、足を動かし喜んだりする姿が見られた。

情緒

入園当初は新しい環境に慣れず、泣く子が多かった。抱っこをしたり、優しく語りかけたりし、一対一の関わりを大切にしていった。少しずつ保育者にも慣れ、側にいると安心して遊び始める姿が見られるようになった。

言葉

月齢の小さい子は、あやすとよく笑い「あーあー」と喃語を発していた。丁寧に応え、コミュニケーションを取れるようにしていった。月齢の大きい子は、離乳食を見ると「マンマンマー」と喜んでいた。「マンマだね。食べようね」など言葉を返したり、やり取りが楽しくなるように共感したりしながら関わっていった。…