5歳ぞう組2021年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーや氷鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。感染症予防のために手洗いうがいの大切さを伝えると、自分から積極的に行う姿も増えてきた。室内遊びの時には、水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行うようにした。

人間関係

中学生や高校生との交流では、積極的に関わる姿があった。親しくなり、甘えたい気持ちから抱っこを求めたり背中に乗りかかったりする姿も見られたため、相手の気持ちを考えて関われるよう声をかけていった。また、恥ずかしさから関わろうとしない子もいたため、仲の良い友だちと一緒に好きな遊びに誘ってみるなど、仲立ちしながら少しずつ親しみを持って関われるようにしていった。

環境

クリスマスに向けて製作を楽しみ、ツリーや雪だるまリースの飾り付けを楽しんだ。「顔はこんなのがいいかな」「これはどうかな」と自分で考えたり、友だちや保育者と意見を交わしながら飾り付けしたりして楽しんだ。年末にはクラスで大掃除を行い、自分の使うロッカーや床を整理した。「雑巾真っ黒になったよ」と積極的に掃除をしようとする姿があり、最後までやり切ろうする姿に感心した。

言葉

すごろくやカードゲームのルールなど分からない友だちに丁寧に言葉で説明する姿が見られた。一生懸命になるあまり、教える側同士で作り方などの言い合いになることもあったが、親切な気持ちを認め、相手のことを思った伝え方や友だちと意見を交わして遊びのルールを考えていく楽しさを伝えていくようにした。

表現

クリスマス関連の製作が盛り上がり、クリスマスツリーや雪だるまリース作りを楽しんだ。毛糸やポンポン、シール、紙皿など様々な素材を使ったことでいつもの製作よりもじっくりと考えながら作る姿が見られた。また、完成した作品を保育室全体に掲示したことで、友だちの作品を見て「これどうやった?」「こんなの描いてもかわいいね」など感想を伝えたり、技法を聞いたりする姿が見られた。今後も様々な素材に触れられるような製作活動を行っていきたい。

食育

クリスマスに家でどのようなものを食べたかや正月に食べる縁起のいいものなど冬の季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れていくことで、「食べてみたいな」と興味をもつ姿が見られた。散歩時には畑にある冬野菜にも注目し、興味をもてるようにしていった。

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