4歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

水遊びでは、色水、泡・泥遊び、ボディペイント・しゃぼん玉などを通して、様々な素材の感触を楽しんだり、友だちや保育者と水の掛け合いをしながら、全身で水の心地よさを味わったりして楽しんでいた。子どもたちが自分でやりたい遊びを選択して楽しめるような環境構成や、安全面に十分に配慮しながら遊びを進めていった。気温の高い日が多かったため、汗をかいたり衣服が汚れたりすることも多かったが、自らタオルで汗を拭いたり、衣服を着替えたりする姿が見られた。自分でできた喜びを共感し、自信が持てるよう関わっていった。

人間関係

表現遊びや水遊びなど、室内外で身体を思いっきり動かして楽しめるよう環境を整えていった。水遊びでは、水に濡れることが苦手な子どもへの配慮や、水遊びでの約束事などを子どもたちに丁寧に伝えていくことで、約束事への意識も高まり、子ども同士で伝えあう姿も見られた。また、表現遊びでは振りや動きなどが分からない友だちに○○だよと優しく教えたり、声をかけたりする姿もあった。友だちを思いやる気持ちや約束事を守ろうとする姿を十分に認めていった。今後も子ども同士のやり取りを見守り、必要に応じて援助や声掛けを行っていきたい。

環境

野菜や朝顔、カブトムシのお世話などを通して、自然物や生き物との関わりをたくさん経験できるよう保育を進めていった。保育室内にカブトムシの図鑑を用意しておくことで、より関心が高まり、触れて楽しむ姿が多く見られた。また、野菜が収穫できると、「給食先生に渡してくる」と嬉しそうに持っていく姿も多くあった。今後も様々な自然物や生き物に触れる機会を増やしたり、図鑑や絵本に親しんだりして、関心を高めていきたい。

言葉

ひらがなに興味を示す子どもが多く、保育室にあるひらがなの表を見ながら自分の名前を書いたり、保育者にひらがなの書き方を尋ねながら友だちに手紙を書こうとしたりする姿が見られた。また、絵本に書いてある文字を一文字ずつ丁寧に読み上げる姿もあった。子どもたちの書けた・読めたという喜びに共感し、次への自信へと繋がるように関わっていった。

表現

「たんぽぽ団流して」「バルーンしたい」など、表現活動に対して意欲的に取り組む姿が多く見られた。バルーンでは、様々な技に挑戦しているが、技の名前を子どもたちと一緒に考えることで、より活動に親しみを持ちながら楽しんで取り組む姿もある。保育者も活動に一緒に参加し、子どもたちと体を動かす楽しさを共有しながら関わった。

食育

自分たちで野菜を育てていることもあり、給食の食材に興味を示す子どもが増えた。「あ、きりん組のピーマンだ」「このきゅうりってぞう組さんが育てたきゅうりかな」など子ども同士で会話を弾ませながら、食事を楽しむ姿が多く見られる。子どもたちと一緒に食材の名前を確認したり、給食の先生に作り方を聞いたりして、より食材などへの関心が高まるように関わっていった。

育児あれこれ