1歳うさぎ組2020年度3月のまとめ

健康

気候が暖かくなり、戸外で遊ぶことが多かった。虫や花に興味を示し、見たり触れたりする姿が見られた。戸外遊び後は、手を洗ったり、水分補給をしたりして衛生面や体調面に配慮していった。また、「おしっこでる」「うんちでそう」などと知らせる子も見られ、トイレでの排泄が成功する子もいた。尿意や便意を知らせてくれた時やトイレでできた時は「教えてくれてありがとう」「凄いね、かっこいいね」などと十分に認めていき、更なる自信へと繋がるようにしていった。

人間関係

友だちや保育者と進んで関わろうとする姿があり、言葉のやり取りや触れ合いを楽しむ子どもたちだった。一方で玩具や場所を取り合う姿も見られた。お互いの気持ちを代弁し、仲立ちをしたり、玩具の数や場所を増やし、環境を整えてたりしていった。また、「だっこ」と保育者と一対一の関わりを求めることもあったため、子どもの気持ちを受け止めながら、遊びに誘うなど側で寄り添い、安心して過ごすことができるようにしていった。

環境

クラスチェンジなど環境の変化から保育室を走り回ったり、玩具が入っている箱をひっくり返したりと一日を通して情緒が不安定な子もあった。側で見守りながら見通しが持てるような声かけをし、安心して過ごすことができるようにしていった。また戸外遊びの際では、間隔をあけて上着を並べたり、自分の帽子入れを取り出しやすいようケースを作ったりすることで、身の回りのことに挑戦しやすいよう工夫していった。

言葉

月齢の大きい子はしっかりと会話できるようになり、店員とお客さんになりきり、「いらっしゃいませ」「アイスください」などとやりとりをしてごっこあそびを楽しむ姿が見られた。月齢の小さい子では、「○○ちゃん、おいで」と友だちの名前を呼び、遊びに誘う子も多かった。保育者も会話に参加し、言葉で思いを伝える楽しさ、伝わった際の喜びに共感していった。

表現

紙皿を用意し、シールやクレパスを使って製作遊びをした。好きな色を選んで丁寧に貼ったり、思い切り描いたりしてそれぞれが楽しんでいた。また、出来上がった作品を見て、「これ○○ちゃんの?」と友だちの作品に興味を示す子もいた。表現する楽しさに共感したり、友だち同士で作品を認め合えるように関わったりしていった。

食育

「これ、なーんだ?」「おいしい」などと、感じたことを言葉にしながら意欲的に食べ進めていた。中には、苦手なものが残ったり、お腹がいっぱいになったりすると遊び食べをする子も見られた。苦手な食材は無理強いせず、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしたり、量を調節したりして食べやすくなるよう配慮していった。

育児あれこれ