3歳ぱんだ組2017年度4月のまとめ

健康

新しい保育室や担任に慣れ、張り切って身の回りの事を自分でしようとする姿が見られた。自分でしようとする姿を見守りながら、さりげなく手伝ったり、声を掛けたりしていった。中には、新しい環境に慣れず、登園時に涙が出てしまう子もいたので、一対一でゆったりと関わり、抱っこをしたり語りかけたりして、信頼関係を築いていった。天気の良い日が多く、散歩に出かけたり、園庭で遊んだりと戸外でしっかりと体を動かして遊んだ。

人間関係

保育者に親しみが持てるよう、一人ひとりと積極的に関わり、触れ合ったり一緒に遊んだりしていった。また、子ども同士で関わろうとする姿も多く、友だちと同じ遊びをしたり、誘い合って一緒に好きな遊びを楽しむ姿もあった。子ども同士のやり取りや関わりを見守りながら、状況に応じて仲立ちをしたり、言葉を添えたりしていった。園庭では、年中、年長児の遊びに興味を持ち、一緒に異年齢で遊ぶ姿も見られるようになってきた。

環境

散歩に出掛け、桜の木の変化を見て、季節の移り変わりを感じられるようにしていった。桜の花が散ると、「ピンクから緑に変わったよ」と発見したことを嬉しそうに保育者に伝える子もいた。身近な春の自然に触れ、子ども達の発見や驚きを共感していった。園庭では、気温が高い日に水を使用すると、砂と水を混ぜて感触を楽しんだり、裸足でタライの水の中に入ったりして楽しむ姿があった。

言葉

嬉しかった事や嫌だった事などを素直に言葉で言う姿が見られた。子ども達の言葉にしっかりと耳を傾け、思いに共感できるようにしていった。中にはまだ言葉では伝えることができず、仕草で伝えたり、時にはトラブルになる事もある。保育者がしっかりと代弁したり言葉を添えたりし、仲立ちをするよう心掛けた。

表現

保育者のピアノに合わせて春の歌やこいのぼりの歌など季節の歌を歌ったり、保育者と一緒に手遊びをしたりし、表現する事の楽しさを味わえるようにしていった。こいのぼりの製作では、のりの使い方を伝え、少量ずつのりの量を調節しながら思い思いにこいのぼりの鱗を貼ることを楽しんだ。

食育

友だちと一緒に食事をすることを楽しんでいた。会話が弾んでしまい、なかなか食事が進まない事もあるが、声を掛けながら楽しい雰囲気で食事が出来るよう心掛けた。バイキング給食では、自分で盛り付ける事を喜び、皆張り切って上手に盛り付ける事が出来ていた。まだ量の調節は難しいようなので、回数を重ねていって少しずつ必要量が分かるように伝えていきたい。

育児あれこれ