3歳ぱんだ組2016年度3月のまとめ

健康

2月に引き続き、戸外で身体を動かして遊ぶ姿が多く見られた。また、身体が温まると上着を脱いだり、寒くなると上着を着たりして、自分で衣服の調節をしていた。
基本的生活習慣が分かり、友だちに「○○するんだよ」「○○してからだよ」などと教える姿があった。保育者は子どもたちが自ら進んで行動しようとする姿を見守り、分からない子には声をかけたり、一緒にしたりしていった。

人間関係

園庭で年下の子があそんでいると、優しく声をかけたり、手を引いたりして関わろうとする姿があった。また、年長児、年中児がしている遊びを見て、真似たり、年長児や年中児に遊び方を教えてもらったりする姿があった。保育者は「ぞう組さん、かっこいいね」「きりん組さん、優しいね」など、年上の友だちに憧れが持てるように声をかけていった。

環境

進級に向けて、きりん組の保育室で過ごすと、友だちと誘い合って色々な玩具で遊びを楽しんでいた。机や椅子が高いことに気付いたり、トイレの出入り口が違うことを知ったりし、進級を楽しみにする姿があった。
散歩に出かけると「桜のつぼみ、どうなったかな」と桜の木の変化を見ることを楽しみにし、「つぼみが緑から、茶色になっている」「つぼみが大きくなっている」と色々な発見をしていた。保育者は子どもたちの発見に共感したり、他の子にも伝えたりして、発見を楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの話を聞いて、「すごいね」「いいな」と自分の思いを伝え、友だちと会話を楽しんでいた。また、「私は○○したよ」などと、相手の話に合わせて自分の話をして会話が盛り上がっていた。トラブルがあった時も、落ち着くと相手の思いを聞こうとし、相手の思いに気づくことができてきている。嫌なことがあった時には相手にどういう言葉で思いを伝えたら良いのか、繰り返し伝えていった。

表現

1年間親しんできた曲をピアノで弾いたり、CDで流したりして楽しむことが出来るようにしていった。曲が流れると堂々と大きな声で歌う姿があった。その姿をしっかりと褒め、自信につながるようにしていった。
年長児へのお祝いのメダル作りの際には、年長児に色々なことを教えてもらったことや、トントン当番に来てくれたことなど、年長児にしてもらったことを振り返り、感謝の気持ちが持てるようにしていった。

食育

ひな祭りには、女の子の健やかな成長を願って、ちらし寿司や菱餅、ひなあられを食べることを伝えていった。
食事の時間には、ご飯やおかずをこぼさず食べられるよう、正しい姿勢で食事をする大切さを伝えていった。正しい姿勢で食ている姿を褒め、他の子も意識できるようにしていった。

育児あれこれ