3歳ぱんだ組2016年度2月のまとめ

健康

自分で防寒着の裏返しを直したり、手洗いやうがいを丁寧に行ったりする姿が増えてきた。また、寒い中でも、戸外で体をしっかりと動かして遊び、気温が上がったり、遊んでいて体が温まったことを感じたりしたら、上着を脱いで、衣服の調節を自ら行う姿があった。「自分でできた」という満足感が自信や意欲につながるように、認めたり、褒めたりしていった。

人間関係

気の合う友だちと、鬼ごっこやままごと遊び、楽器遊びなどをして、一緒に遊ぶことを楽しんでいた。遊びの中で、自分のイメージが伝わらなかったり、相手の思いに気づけなかったりして、トラブルになることもあったが、子ども同士でやり取りをしたり、自分なりに状況や気持ちを伝えようとしたりする姿も見られた。子ども同士の関わりを見守り、自分の思いを伝える力を育んでいった。

環境

1月に引き続き、たくさん雪が積もり、雪や氷に触れて遊ぶことができた。雪を遊びの素材にして、雪でごちそうを作ったり、かき氷やさんごっこをしたりして、冬ならではのあそびを楽しんでいた。
また、遊んだ後の片づけの大切さがわかり、友達や保育者と一緒に積極的に片づけをする姿が増えてきた。中には、自分が遊んでいた玩具を片付けずに次の遊びに移る子もいるので、片づけの大切さを伝え、きれいになった心地よさが感じられるようにしていった。

言葉

自分の思ったことやしたいことを言葉やしぐさで伝え、友だちとやり取りをしている。自分の思いが相手に伝わった嬉しさから、相手の思いや気持ちも聞こうとする姿が増えてきた。気持ちが通じ合う心地よさが味わえるよう、遊ぶ様子を見守ったり、時には仲立ちをしたりしていった。
かるた遊びを通して、ひらがなに興味を持つ子が多く、順番でかるたの読み手をしたり、お絵かきの中で、ひらがなを書いてみようとする姿がある。今後もしりとりや、ことば遊びなどを取り入れ、言葉に対して興味が広がっていくようにしたい。

表現

空き箱やプリンカップなどを使って製作遊びを楽しんだ。いろいろな素材に興味を持ち、空き箱でたいこを作ったり、ギターをつくったりと、自分でイメージをして作ることを楽しんでいた。のりやはさみなどの用具の使い方もわかり、のりを少量ずつ使ったり、はさみの受け渡し時には、刃先を持って渡したりと、上手に使用できるようになってきた。

食育

節分では、絵本や集会を通して、恵方巻きを食べる習慣があることや、健康を願って豆をまき、歳の数だけ豆を食べるということを知らせていった。

育児あれこれ