2歳こぐま組2016年度10月の保育日誌

こぐま組(2歳児)  平成28年10月3日(月) 今村

おばけトンネルを通って南部体育館まで散歩に出かけた。トンネルが近くなると前方を指さし「おばけトンネル見えたよ!」「おばけおるかな?」と友だちや保育者に嬉しそうに話していた。子ども達の言葉に共感しながら、“おばけがいるかも”と想像できるように言葉かけをしていった。南部体育館に着くと、広場にカエルがたくさん飛び跳ねており、みんなで追いかけ捕まえていた。また、木の穴に小さなコオロギがいてみんなで、観察する姿も見られた。生き物に興味を持ち、触れてみたい気持ちを汲み取り、保育者も一緒に捕まえたり、観察して見守っていった。

こぐま組(2歳児)  平成28年10月6日(木) 今村

人数が少なかったので、園庭まで手をつないで行った。気になるものがあると、列を外れてしまう子もいたが「前のお友だちの後ろを歩いてね」と声をかけると、すぐに戻る姿もあった。職員同士連携をはかり、少しずつ手をつないで歩く距離を延ばしていきたい。園庭では、砂場で山を作り、白い砂を上からかけ、保育者が「雪が降ったね」と言うと、子ども達も「雪だよ」と言いながら砂山にかけて楽しんでいた。また、敷物を見つけた子がおり、4~5人で座ってままごとをする姿も見られ微笑ましかった。体調不良で休む子が増え、咳や鼻水がでる子もいるので子ども達の体調の変化に気を付け、細目に水分を摂るようにしていった。

こぐま組(2歳児)  平成28年10月12日(水) 加川

今日は尚徳小学校合同避難訓練に参加した。子ども達が安全に避難できるよう、保育者間で連携を取り、子ども達が落ち着いて避難していけるように声をかけていくようにした。あまり不安そうにしたり、涙が出る姿も少なく落ち着いて保育者と避難する姿が見られた。避難靴も一度部屋で履いた経験があり、自分で履ける子も多かった。小学校では、階段を登り降りする際には危険のないよう、手すりに摑まるように声をかけたり、子ども同士がぶつからないように気を付けながら、安全に避難する事ができた。初めての経験であったが、保育者の指示を聞き、落ち着いて避難し、小学校の3階まで上がって降りる時も無事に歩くことができ安心した。

こぐま組(2歳児)  平成28年10月17日(月) 松本拓

どんぐり山に散歩に出かけた。手をつないでの散歩に、だいぶ慣れてきたようで、保育者が少し声をかけると自分で列を整え、前に詰めることができていた。また、「水たまりに気を付けて」「土踏むと汚れるよ」自分たちで声を掛け合い、気を付けながら歩く姿が見られた。保育者も「教えてくれてありがとう」「よく気付けたね」と感謝の気持ちを伝えたり、子どもの気付きに共感し、自信につなげるようにしていった。どんぐり山では、どんぐり拾いや虫探しを楽しんだ。「先生見て、どんぐりとぼうし」と拾ったものを見せたり、「茶色のがあった」と色の違うどんぐりを集めて喜んでいた。虫探しをしていた子は、目を凝らして草の中を見て、小さなダンゴ虫、ヤモリの動きを観察していた。子ども達の発見に「いいのが見つかったね!」などと声をかけて一緒に喜び、遊びを楽しめるようにしていった。

こぐま組(2歳児)  平成28年10月27日(木) 山根

火災を想定した総合避難訓練に参加した。前回の小学校との合同避難訓練や先週の地震後から、日数があまり過ぎていないこともあり、非常ベルが鳴っても慌てる子どもはほとんどおらず、落ち着いて保育者の側に集まり、次の指示を待つ姿が見られた。避難した後も避難靴を履くように促すと、自分で履こうとする姿が見られ、訓練を重ねていく大切さを実践することができた。保育者同士の連携もしっかりと図りながら、安全に避難させることができるようにしていきたい。その後は園周辺を散歩し、土手の方へ出掛けた。草がきれいに刈られた後で、刈られた草の感触を踏みしめながら、散歩を楽しんでいった。

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