4歳きりん組2015年度12月のまとめ

健康

「外であそびたくない」と言う子がいた。戸外で遊ぶ心地よさが感じられるように遊びに誘ったり、友だちのしている遊びに興味を持てるような声かけをしたりと一人ひとりに関わっていった。戸外から帰った後は手洗い、うがいの習慣が少しずつ身に付き進んで行う姿が見られた。中には、おやつ前の手洗いを忘れている子もいたので、保育者が進んで行い見本となるようにし、自ら気が付けるよう配慮していった。

人間関係

発表会の取り組みを通して、年長児の遊びに興味をもち“やりたい”と意欲的に取り組んだり、遊びを共有したりする姿が見られた。遊びの中で、子ども同士でアイディアを出し合いやり取りする姿があった。時々、意見がぶつかり口論になったりトラブルになったりすることがあった。保育者は、ゆっくりと話しに耳を傾け、お互いの思いを汲んだ上で、仲立ちをしていくよう心がけた。中学生との交流では、少しずつ関わり方も変わり子どもたちのほうから話しかけ、会話を交わすこともしていた。中には、嬉しい気持ちから、たたいたりけったりする子もいたので相手の気持ちに気が付けるような声かけで見守っていった。

環境

雪が降ることはなかったが、戸外では吐く息が白いことに気が付く子がいた。不思議だなと思う気持ちに共感し一緒に探求していった。水たまりに氷が張る事があった。触った感触驚きや発見に共感していった。年末に向けて、身の回りの整理整頓を子どもと一緒に取り組んでいった。一人ひとりになぜ片づけをするのか分かりやすく伝え、意欲的に取り組めるよう促していった。

言葉

遊びの中でトラブルになると、「どうしたの?」と気にかける子の姿があったり、保育者にトラブルの状況を説明したりする子の姿が見られた。「どうしたんだろうね、○○だったからかな?」と言葉を重ね、友だちを気にかけられる姿を認めていった。また、絵本や童話を読むと興味を持っていた。子どものイメージを大切にしながら読み進めていったり、読み終わってからの子どもの声に答えたりしていった。

表現

発表会の出し物を、友だちと一緒に踊って楽しむ姿が多く見られた。中には、恥ずかしさから見るだけの子もいたが、保育者も一緒に歌ったり踊ったりして表現する楽しさを味わえるようにしていった。不用品を使ってはさみやセロハンテープなどの用具に触れながら製作遊びを楽しむ姿があった。

育児あれこれ