2歳こぐま組2019年度7月のまとめ

食事

好きなおかずや果物は意欲的に食べているが、汁や苦手な物だけになるとスプーンを置いて遊んだり、食べさせてもらうのを待っていたりする姿が見られた。見た目で食べようとしないこともあり、1口食べると食べ始めることもあるので、食べてみようと思えるような言葉かけを心がけ、少しでも食べられた時は十分に褒めて食べる意欲を引き出していった。

排泄

布パンツで過ごす子は、失敗をすることもほとんどなく、自分のタイミングでトイレに行く子が増えてきた。排便をトイレですることを嫌がり、便意を感じてもトイレに行くことを強く拒む子がいたので、紙パンツに履き替えるなどして対応していった。紙パンツで過ごす子もトイレに行くと排尿するが、紙パンツに既に出ていることが多く、トイレに行くことを嫌がることもあるので、排尿間隔を把握し、遊びのタイミングを見てトイレに誘っていった。

健康

園内で手足口病が流行り、感染して熱が出て休む子がいた。子どもたちの食事の様子や体調の変化に気をつけ、家庭とも送迎時などに変わったことはなかったか連絡を密に取り合っていった。

睡眠

保育者が側につき背中をさすると安心して入眠していた。尿意を感じて短時間で目が覚めてしまう子がいたので、入眠前にトイレに誘うようにしていった。日中気温が高い日が多かったので、午睡中も室温や湿度を確認して、快適に眠れるように配慮した。

身体発達

天候や気温に配慮しながら、園庭で砂遊びや水遊びを楽しんだ。水遊びでは水が顔などにかかっても嫌がることなく、喜んで遊んでいた。泡や氷、泥などいろいろな感触が楽しめるように工夫していった。

情緒

友だち同士の関わりが増え、使っている玩具を取られると思い友だちを押したり、自分の思いどおりにならないと大きな声を出して訴えたりする姿が見られた。子どもの気持ちを受けとめながら、言葉で自分の思いが言えるように友だちとの関わり方を伝えていった。

言葉

保育者に見たい絵本を読んでもらったり、ミニ図鑑を一緒に見たりして喜んでいた。絵本の文章を覚えて、一人で絵本を見ながら言う子もいた。図鑑を見ながら虫や花の名前を言ったり「これは何?」と尋ねたりする姿が見られたので、丁寧に答えて、言葉のやりとりが楽しめるようにしていった。

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