2歳こぐま組2017年度1月のまとめ

食事

箸やスプーンの持ち方を、保育者に確認しながら食べようとしていた。意欲を大切にし、自信となるような言葉掛けを重ねていった。お腹がいっぱいになると後ろを向いたり、スプーンや箸をくわえたりする子がいた。危険が伴うことを伝え、食材に興味が持てるようにしたり、量を見ながら対応したりしていった。「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶に関心が持てるよう関わると、自発的に挨拶できるようになる子もいた。

排泄

尿意や便意を感じると自分からトイレに行き、排泄できる子が多くなった。失敗すると「おしっこでちゃった」と残念そうに保育者に伝えていた。寒い時期でもあるので負担にならないよう関わっていった。排泄後の始末は、定着はしていないが、見通しをもった声掛けで取り組めるよう関わった。

健康

給食後に歯磨きを取り入れると、喜んでする子や、方法が分からないのか進まない子がいた。無理強いせず、意欲を引き出せるような援助をしていった。少しずつ慣れ、保育者に促されなくても取り組めるようになる子もいた。また、体調不良により鼻水が出る子がいた。声をかけたり、必要に応じて保育者が鼻を拭いたりして清潔に過ごす心地よさを感じられるようにしていった。

睡眠

保育者が側につかなくても入眠する子が多くなった。背中をさすったり、見守ったりして安心して眠れるようにしていった。どの子も目覚めがよく、午睡後はスムーズに遊び始めていた。

身体発達

リズムに合わせてジャンプをしたりステップをしたりして、自ら体を動かし遊んでいた。積雪のある園庭で遊んだときには、雪を握ることや指先で氷をさわることなど戸外でも手指を使って遊んでいた。室内遊びでは、パズルを好んでしていた。ピースの多いものも一人で取り組んでみようという意欲が見られた。

情緒

玩具を数多く使いたい子は、時々同じ玩具を使いたい友だちとトラブルになっていた。お互い相手の気持ちに気付けるよう仲立ちとなっていった。思うようにならないと「違う」と言ったり、激しく泣いたりすることもあった。思いに寄り添い、気持ちを言葉で表せるような関わりを心掛けた。遊びを通して、異年齢での関わりも増えてきたように感じる。

言葉

かるた遊びに興味をもち、友だちや保育者と繰り返し楽しんでいた。中には、時々トラブルになることもあるので、側で見守ったり参加したりして仲立ちをしていった。絵本やシアターのリクエストをする子もいたので、繰り返しやりとりを交え、変化を持たせながら言葉への興味や関心が持てるように工夫した。

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