健やかに伸び伸びと育つ
高月齢児は声かけや少しの援助で自ら着替えを行おうとする姿が見られるようになってきた。「自分で!」と言って、何でも自分でやろうとする児も出てきた。低月齢児は離乳食の段階が進み、様々な味に触れ好みが出てきた。移行保育では、初日は場所見知り、人見知りで涙する姿も見られたが慣れた保育者を見ると安心して遊んでいた。
身近な人と気持ちが通じ合う
保育者や気の合う友達と関わろうとする姿が増える。高月齢児は一緒の物を見て指さし笑い合ったり、友だちの後を追って一緒の遊びをしたり、コップをもち「乾杯」を楽しむ。低月齢児は「どーぞ」と持っているものを保育者に渡したり、初めて見る人にも手を振って反応を確かめたりしながら身近な人と関わる事を楽しむ。
身近なものと関わり感性が育つ
高月齢児は、散歩の途中、周りをキョロキョロ眺め、気になるものを見つけると立ち止まって触れる。低月齢児は芝生の感触や風でレジャーシートがなびく様子に反応して手を伸ばす。ホールではマットの上ででんぐり返しをしたり、坂道からボールを転がしたりして遊ぶ。つなぎ合わせたトンネルを友だちと協力して玉転がしのようにして転がす姿も見られる。