健康
肌寒くなる中でも、室内では半袖半ズボンで過ごすなど、丈夫な体作りに繋がっている。積極的に外遊びに向かい、体を動かしている子が多かった。
自分の体調を朝の会で伝える時間を作り、体調の変化を感じ言葉で伝えている。
食事では、食育を経験し、さらに食べることへの意欲が感じられる。マナーや食べこぼしについても考えられるよう声かけを行い意識につなげていく。
人間関係
行事に向けた活動をする中で、クラス全体での活動が多く、友だちの幅も更に広がっていった。以前より、いろいろな友だち同士で関わって遊ぶ姿が見られている。
遊びの中で意見のすれ違いが起きることが多い。保育教諭等がどうしたら楽しく遊べるか、ルール作りの提案を声かけすると、子どもたちがそれぞれの意見を出しはじめ、サッカー遊びのくじや得点表などを協力して作り上げ、相談して遊びを進めることを楽しんでいる。意見を受け入れ目標に向かって繰り返し遊んだり改善に向かったりしている。
環境
発表会に向け、自分たちで場を用意し演じたり、踊ったりできるよう劇で使う道具や、台詞、衣装、楽器、踊りのCDデッキを環境に設置することで、役ごとに友だちを誘ったり、個人で練習したりと自発的に活動を楽しむ姿が見られた。
自分の影に興味を持ち、時間帯によって影の形の違いにも気づいたり、影を踏まないよう飛び越えたりと遊びに展開して楽しむ子もいた。
言葉
数字や漢字、アルファベットなどにも興味が広がっている。時計の時間を数字でなく「〇〇分」と理解している子、数字と数字を足し算、引き算をする子の姿もあった。
大事な話、先生の話を聞くことに、まだまだ難しい姿が見られている。えいごであそぼう、朝の会、クラスでの話など、話を聞く時間や活動する時間を大事にしていく。遊ぶ時間、活動の時間など、メリハリを持って過ごせるよう取り組んでいく。
表現
ジャンケンでは、子どもたち発祥のオリジナルジャンケン「シーサージャンケン」が流行し、クラス全体に遊びが広がっている。
発表会の劇練習や歌練習を日々重ねていくごとに、友だちの動きの表現、演じる姿、歌で手拍子をしてみたいなど子ども同士で「いいね」と認め合ったり、話し合いをしたりして表現あそびの楽しさを感じていった。