5歳ぶどう組2019年度8月のまとめ

健康

気温の上昇で暑い日々であったが、汗をかくと着替えをこまめに行う事や、手洗い、うがいを積極的に行い健康に気を付けて過ごせていた。鼻水がでると近くにティシュを置き、すぐにかむなど自分で快適にする工夫も見られる。室内と、室外の温度差に気をつけながらクーラーの温度調節をこまめに行っていった。今後は残暑の中、健康に過ごせる様に、個々の体調の様子を把握して、水分補給や休息を大切にしていきたい。

人間関係

夏季休みにより、少人数や、異年齢で過ごす事で、普段あまり遊ばないカードゲームを行う姿や、

ボール遊びに誘うなど、交友関係に深まりが見られた。それと同時に「きょう○○ちゃんはおやすみ?」と友だちの様子を気にする質問もあった。室内を広く使って遊びながら、沢山笑うなど、ゆったりとした姿も見られた。お化け屋敷では、お化け役をしながらも乳児クラスの子に「だいじょうぶだよ」「わたしだよ」など、年齢によって言葉掛けや対応を変えることもできていた。新しい交友関係を大切にして、今後の行事にいかして取り組んでいきたい。

環境

水遊びでは、プールの中に体全体で入り、水しぶき、水の流れ、水の勢いなど様々な事を実体験しながら、「きもちいい」「きらきらしてる」「たのしい」など楽しさを口にして夏ならではの遊びを十分に楽しんでいた。入道雲や、大きな雨雲、雨上がりの虹を見て夏の自然気象に興味関心を持って眺めていた。カブトムシや、セミの抜け殻をみると図鑑で調べて「おんなじだ」「これだこれだ」っと見るだけではなく、調べようとする意欲も生まれていた。今後、季節の移り変わりを調べながら楽しく感じられる様にしていきたい。

言葉

「あのね、せんせい。○○にいって、○○してすごくたのしかった!」と夏に家庭で体験した事を一生懸命説明しながら楽しかった事を体全体で表現して話していた。様子が伝わる様に言葉を考えながら、話す姿が見られた。カルタ大会では、文字に親しみ楽しんで参加し、「り」では「りんごのりだ。」など、一緒の文字を考えて発言しながら白熱していた。ごっこ遊びでは会話をしながら設定を細かく決めて楽しむ姿も見られ、集団でじっくりと遊ぶ様子が沢山見られる。今後も気持ちを言葉で伝え、相手の気持ちも考えながら遊びが深く展開していける様に、必要に応じて助言を行っていきたい。

表現

年長で開催したお化け屋敷では、お化けカルタをみながらお化けのイメージを膨らませる姿や、どうしたら、全クラスが楽しめるかなどを考えて、何日もかけて気持ちを高めながら制作を行っていた。保育者が少しヒントを出すと、「いいね」「こうしたらかわいいおばけでちいさいこもだいじょうぶかも」など、出来上がりを想像して制作に取り組んでいる姿は年長児らしい行事の取り組みと感じられた。今後も自由でのびのびとした発想や、表現を大切にして、制作を行なっていきたい。

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