5歳ぶどう組2019年度10月のまとめ

健康

天候不順な日が多く、室内で過ごすことが多かったが、ホール遊びで体を十分に動かし、貴重な晴れ間に広場へ行くと「リレーをしたい」と声が上がり、楽しみながら元気に遊び、健康に過ごすことができていた。咳が出ると、「よこむくんだ」と家庭で学んだことを実践する姿も見られ、衛生的にすごそうとする気持ちも見られる様になっている。 サンマを一人一匹、食べ方にチャレンジしていく中で、よく噛んで食べる大切さも学んでいけた。今後は体を沢山動かすと共に、衣服の調節を自ら行い、冬への転換を体で感じながら健康に過ごしていきたい。

 

人間関係

運動会という大きな行事に取りくむ中で、競技やダンスなど一つのものを作りあげていく楽しさを味わっていた。友だちと調子を合わせる、困っている子に手を差し伸べるなど様々な姿が見られた。友だちの気持ちを汲み取っていくことも経験しながら学んでいた。また、雨天時にホール遊びをしている際、「マットをだして」と子ども達から声があがり、マットを出すと、一枚のマットに何人入れるか考えながら、時には意見がぶつかり合い、時には譲り合い、最後には笑いながらブリッジをする姿が見られ、場の雰囲気が和むこともあった。今後は集団遊びが展開していける様なゲームなどを取り入れていきたい。

 

環境

はらっぱまつりに向け、木の実や小枝を集めるなかで、葉っぱの形を「くちに、にてる」、また、坂道でどんぐりを転がしながらどんぐりコロコロを歌うなど、様々な自然に触れ合うことが出来、季節の移り変わりを体で感じていた。近隣保育園、小学校との交流では、様々な公園に出かけ体を

思いきり動かしながら、顔見知りでない子に声を掛けるなど、緊張しながらも楽しむ様子が見られ、保護者の方より、「おともだちができた」と家で話してくれたという話もあり、交流の楽しさが実を結んでいる事を感じる。今後の交流も楽しめる様な計画をしていきたい。

 

言葉

トランプ遊びで細かいルールを決めながら遊ぶなど活発な会話があり、ゲーム終了までしっかりと楽しむ姿が見られる。「つぎ○○やろうよ」「あそびにいくのはいつ?」など分からないことは積極的に質問し、そこから「あっ。あそびにいくの、あと〇にちだ」など、期待感を持ちながら、予定を先まで見通しをもっていた。サンマを一匹食べる機会で、調理の先生より「少し苦い部分は食べられるけれど大人の味です」と説明があり、実食してその部分を食べた際、「おとなのところたべちゃったね」と可愛らしい表現も聞かれた。会話を大切にしながら、言葉での表現が広がるようにいていきたい。

 

表現

室内おままごと遊びで食材を色画用紙で切り、お金を入れて歩くポシェットを作って絵を描きオリジナルかばん完成で嬉しそうに室内を歩く。1日だけでなく、何日かかけて制作を行ない、大切にしながら遊びに使用している姿が見られ、壊れた部分を補強し、紐をビニールテープにして柔らかさも考えるなど保育者も一緒に楽しんでいけた。誕生児に渡すバッチも【おめでとう】の文字を細かく色分けし、出来上がりを眺め喜ぶ様子が見られ、書いただけではなく、仕上がりと、渡す時の様子を考えながら制作し、とても成長を感じる。今後の制作にも繋げていきたい。

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