5歳ぶどう組2019年度11月のまとめ

健康

気温が低くなり、登園時に「さむかったー。」と入室してくるが、すぐに上着を脱いで活発に遊び始める姿が日々見られる。乾燥する時期でもあり、「せんせい、てがカサカサしている」など、体の変化にも気が付き、様子によりワセリンを塗って気持ちよく過ごせるようにしていった。感染症が出始め、丁寧な手洗いの仕方をみんなで一緒におこない、うがいの大切さを話すと真剣に聞き入る姿が見られた。鼻水をこまめにかむなど、自分でも気持ちよく過ごせる様にしているので、ティッシュを取りやすい位置に置き、室内換気を行うなど、冬時期に健康に留意して過ごしていける様にしていきたい。

人間関係

運動会で一つの事に取り組み、やりきった充実感を味わい、11月はお楽しみ会に向けて、楽器や劇に積極的に取り組んでいった。「ピアニカやっていい?」と自らピアニカを弾き、友だちと一緒にテンポを合わせ、時には発表し合うなど、楽しみながら取り組んでいる姿が見られた。様々な玩具で遊んでいる中で、ルールが合わなくなり涙ぐむ子がいると、ティッシュを持って傍にいくなど、優しく接する姿もよく見られる様になる。保土ヶ谷保育園との交流では初対面の子に話しかけてみて、一緒に遊ぶなど緊張しながらも一歩踏み出す姿が見られ、就学前の良い経験となっていた。今後の交友関係を広げていくきっかけとしていきたい。

環境

「くもがつぶつぶしている」「いきがしろくなっている」など、気温が下がり、冬の事象に目を向けながら、季節が移り変わった事を楽しんでいる。お楽しみ会の練習ではホールの舞台で場所を確認しながら日々の練習の中でのびのびと演技するなど、いつもとは違う環境の中で楽しみながら取り組んでいる。6月より大切にしているザリガニが2回目の脱皮をすると、「みてみてみて」と大興奮しながら、保育者、友だちに声を掛けていく姿が見られ、今後も継続してお世話と観察を行っていきたい。

言葉

「せんせいおたのしみかいまでなんかいねればいいの?」「おりがみあと4まいほしい」など具体的な数字も入りながら、質問や、会話が広がっている。また、保土ヶ谷保育園との交流で遊んだ事や、家での楽しかった事など何日か経過しても、きっかけがあると「○○だったね。」「たのしかったー。」など、ふと言葉を発している。また自分で作った物が見つからない時には、「せんせい、これくらいのおおきさで、ちゃいろで、なかにつくったおかねがはいっていて、ここにおいたけどしらない?」と細かく説明をしてくれその物の様子が明確に伝わってくる。会話がより活発になっているので、相手の気持ちも考えられる様な穏やかな表現を沢山使っていきたい。

表現

お楽しみ会に向けて、劇と楽器演奏で様々な表現を楽しみながら過ごす。楽器では初めは目新しさから入る。音が出る不思議さと吹きながら演奏する難しさを実感しながら、日々の練習の中で少しずつ出来るようになっていく事に喜びを感じていた。クラス全体で意欲的に取り組む活動となっていった。劇では恥ずかしさもありながら、演技で発表する楽しさを味わっている。自分の言葉で表現する部分もあり、今後の活動に自信を持って取り組める大切な活動となっていた。

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