〈食事〉
保育者がエプロンをつけたり、テーブルを出したりすると食事の時間だということを感じて近くに喜んで来る姿が見られる。水道で食事前の手洗いも保育者と気持ちよさそうに行っている。それぞれの椅子に座ると食べる気満々で早くという感じで「あー!あー!」と声を出している。手づかみで食べたり、スプーンで食べようとしたり意欲的である。咀嚼や嚥下の様子をしっかり見守りながら食事の時間を楽しめるようにしていきたいと思う。
〈睡眠〉
保育者に抱っこやおんぶをされながら安心して入眠している。ラックやお布団でトントン、ユラユラすると入眠する子もいる。室温・湿度・換気に気をつけながら快適な環境を整えていくようにする。また、家庭での様子を聞きながら、夕寝をしたりまどろんだりする時間を取るようにしている。
〈排泄〉
濡れたり便がでたりしたら取り換えて、きれいになった心地よさを感じながら快適に過ごせるようにしている。また、取り換えているときにあそびうたや季節のうたを歌って楽しくできるように工夫をしている。感染症対策、消毒を毎回しっかりと行っている。
〈健康〉
風邪症状(鼻水、咳、微熱)が続いていたところ、6月半ばから後半にかけて熱、嘔吐、下痢などで体調を崩す子が多かった。こまめな水分補給を心掛けながら室温・湿度の調節、換気などを行い、快適に過ごせるようにしている。汗をかいた日は、シャワーを行い気持ちよく過ごしていきたい。
〈環境〉
できるだけ戸外で過ごすようにした。園庭の日陰にマットを敷いて砂遊びをしたり、プランター栽培の野菜やビオトープで楽しんだりした。テラスや散歩でのシャボン玉も人気だった。園内散歩、ホールへ行きたくさんの人に声をかけられながら嬉しそうな表情を見せている。
〈情緒〉
園の生活に慣れてきて保育者との信頼関係も築けてきている。リラックスして園生活が送れるようになり、甘える姿も見られるようになった。甘えたい気持ちをしっかりと受け止めながら安心て過ごせるようにしていきたい。
〈言語〉
喃語が盛んに出ている。また、「あ!あ!」と指差しをして伝えようとする姿もある。子どもたちの気持ちや思いを受け止め、応答的なかかわりを心掛けていきたいと思う。『じゃあじゃあびりびり』 『いないいないばぁ』 『だるまさん』など絵本が大好きで繰り返し読んでもらうことを楽しんでいる。満足できるようにかかわっていきたい。また、あそびうた、わらべうた、季節のうたを毎日繰り返し楽しんでいる。リズムあそび、体操で体を動かすことも好きである。