5歳ぶどう組2020年度4月のまとめ

健康

大きな体調の崩れはないが新型コロナウイルス感染による自粛宣言が行われてから欠席者が増え、少ないときは2人の時もあった。登園する子の中でも咳が出る子や発熱して休む子もいた。咳が出る子にはマスクを勧めた。幼児クラスの異年齢で過ごすことが多く、天気が良ければ戸外へ繰り出して広場、はらっぱ、公園などで体を思いきり使って遊ぶようにした。手洗い、うがい、換気、室内の消毒を心がけて感染拡大防止に努めた。

人間関係

ぶどう組に進級できたことが嬉しく、これからいろいろなことに挑戦していこうと期待しているときに自粛宣言を受ける。『新型コロナウイルス』の言葉も子どもたちから聞かれ、

そのために休みが多いことも受け止めている様子。自宅で過ごしている子も元気に過ごしていると話し、ぶどう組の仲間意識を保てるようにした。戸外で遊ぶことが多く、ダンゴムシ、草花で遊ぶなど自然の触れ合う機会もたくさん持った。異年齢で過ごす中、クラスで固まることが多いが寄り添ってくる子にも優しく仲間に入れて遊ぶ姿が見られた。

環境

4月から始まったお当番の仕事を毎日意欲的に行っている。各幼児クラスを回り人数調べ、事務所、園長へ報告、自分たちが育てているほどじゃが、花の水やり、熱帯魚やメダカエサやりを保育者と一緒に楽しんで行えるようにした。自粛が始まってからは登園メンバーで順番に行っている。数字や字が書けない子は見本を見せ、または鉛筆で薄く書いた上をなぞるなど無理のないようにした。また文字や数字に興味をもてるよう、自信を持って楽しんで行えるようにした。友だちと遊ぶ時に『密』を避けることは難しいが、食事や午睡では十分な間隔を持てるように配慮している。

言葉

初日の自己紹介では一人一人照れながらも自分の名前や好きなものを言えることができた。異年齢での散歩では年長という自覚を持ち、「こっちだよ」「あぶないよ」と声をかけ小さなクラスを気遣う姿が見られた。玩具の独り占めや取り合い、遊びの中での自分勝手なルールの変更などが見られるが、その場だけでなくみんなで考えていく時間を持ち、みんなのルールとして確立していきたい。

表現

こいのぼり制作ではこいのぼりの目をクレヨンで描き、うろこは小さく切った折り紙を用意し自分で考えながらのり付けを貼っていった。静かに集中して取り組む姿が見られ、個性ある作品が出来上がった。今まで午睡前は当番の子が紙芝居を選んできたが、保育者もおすすめ絵本の読み聞かせをやっていきたい。異年齢で過ごしており室内で『密』になるようなダンスやリズムなどは自粛しないといけないが今後は戸外での活動を検討していきたい。

育児あれこれ