4歳たんぽぽ組2022年度4月のまとめ

健康

環境の変化に伴って体調を崩す子も少なく、元気に登園していた。月末には乳児クラスで感染性胃腸炎が流行し、きょうだいがいる子は多少の嘔吐が家庭であったもののクラス内での流行はなかった。手洗いは自分たちでしっかりと行っているが、うがいに関してはまだ自分から進んでやる姿が少ないので、次月以降は保育者も一緒に行う等しながら習慣化できるようにしていきたい。

人間関係

仲の良い友だちと玩具や遊びを共有する姿が多く見られた。今年度より塗り絵を個人管理するようになり、塗り絵をじっくり取り組みたい子たちで新しい交友関係が作られているように思う。今後も新しい遊びや体験を通して新しい交友関係を作っていけるように関わっていきたい。

環境

気温が上がり桜や野草、虫等を見つけて楽しむ姿が多く見られた。園庭での遊びは前年度の時と同じような遊びが多いものの、積極的に木登りや鉄棒等、身体を使った遊びを好むようになったと思う。室内では「走って遊びたい時はホールに行く」というルールが子どもたちのなかで自然と生まれ、ホールと保育室を行き来して遊ぶ姿も見られた。子どもの人数は悪の為に必ず保育者にホールに行くことを伝えてから行くという約束を子どもたちとすることでホール遊びの保証をしていきたい。

言葉

朝の会等で少しずつ前に出て発言をする場を設けるなど、積極的に会話をする場を設けていった。また子どもたちのひらがなに対する興味が強く、五十音表を見ながらひらがなを書こうとする姿も多く見られた。子どもたちの興味を伸ばしていきながら、日々の生活の中で自然と言葉や会話に多く触れられるようにしていきたい。

表現

折り紙を使った制作とこすり絵を使ったこいのぼり制作を行う。子どもたちは制作に意欲的で、保育者が準備しているとすぐ集まってきていた。制作にあまり興味がない子も日を改めたりすることで対応していった。男児はブロックを使って恐竜を作って遊ぶことが多く、作った作品を飾っておける棚を用意し、継続して遊べるような環境を整えていった。女児は個人管理になった塗り絵ファイルを使って数日かけて塗り絵を仕上げたり、描いたものをファイルにまとめて見直したりとそれぞれが自分なりの使い方を楽しんでいた。

食育

明確な食事の開始時間を設けず、食事の準備している様子をみて子どもたちが順次食べにくる流れが前年度より出来ているので引き続きその形で行う。全体的に食事量が少ない傾向にあるので、食事に興味が持てるような取り組みや日中の活動などを取り入れていきたい。箸の使用に関しては興味があるもののまだ十分に使いこなせる子は少ないので、家庭での様子等も確認しながら徐々に本数を増やしていきたい。

育児あれこれ