4歳たんぽぽ組2021年度2月のまとめ

健康

子どもたちの自発的なうがい手洗いが大分浸透し、子ども同士で「まず手洗いだよ」と話す様子も見られるようになった。乾燥した日が続き、手荒れが悪化してしまう子が増えたので、こまめに様子を見ながらワセリンを塗布するなどして対応した。症状を送迎時にも細かく伝え、情報を共有していった。

人間関係

子どもたちだけでじっくりと遊び、ルールなども話し合って決められるようになってきた。まだルールとしては難しいが「多数決」という概念を扱えるようになり、話し合いが長引くと「多数決にしようよ」と提案して解決しようとする姿も多くなってきた。トランプやウノといったカードゲームをみんなで楽しめるようになり、ゆり組から借りてきたりゆり組にカードゲームをやりに行ったりするようになった。

環境

年長児が卒園まであと少しと言う事もあり、遊びの中で年長児と関われるように配慮していった。一緒にドッジボールをしたり、竹馬をしたりしたが、興味を持つ子はそれほど多くはなかった。一方で年長と合同で散歩に行った際などは嬉しそうに年長児と手を繋ぐ姿もあり、そうした部分で卒園や進級といった面を感じ取ることができたのではないかと思う。

言葉

制作や自由遊びの中でも文字を書いて遊ぶ姿が多くなり、楽しみながら言葉や文字に親しんでいる様子が見られる。まだ個人差が大きい部分でもあるので、次年度以降にもつながる様な関わり方を引き続き行っていきたい。

日頃の会話のやり取りも語彙力が増え、「提案する」「意見する」「解決する」といった複雑なやり取りができるようになってきた。今後も会話を軸としたやり取りを引き続き行っていきたい。

表現

廃材を使って自由に制作を出来るようにし、子どもたちもその様子を見て家庭から廃材を持って来るようになった。テープやハサミだけでなく、スズランテープや油性マーカー、両面テープなどを自由に使って遊ぶようになり、子ども同士で試行錯誤しながら楽しんでいる。子どもたちが明確なイメージを持てるようになった反面、「それ違うよ」「全然似てない」と他児の作ったものに意見することも多くなった。個々のイメージや表現を大切にしていき、どんなものを表現してもいいという考えを丁寧に教えていきたい。

食育

月の後半から今までフォークだった子も箸に移行してきて、現状ほぼ全員が箸で食事をするようになった。残食が全くない日も数日あるなど、子どもたちの食欲も増してきている。全員が完食することはいい事だが、それが苦手な食べ物が出ている子のプレッシャーにならないようにしていきたい。食器に食事が残らないように丁寧に食べる声掛けを今後も持続して行っていきたい。配膳前に量を増やしたり減らしたりするのは自分の食べられる量に合わせた量を申告できるようになってきた。

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