4歳たんぽぽ組2021年度10月のまとめ

健康

感染症もなく元気に過ごしていたが、気温が一気に低くなったことにより、咳、鼻水の症状が多く見られていた。戸外に出る際、衣服の調整ができるように上着の用意を保護者にお願いする。体調の様子を保護者としかっり伝え合い、体調の変化、管理を十分に留意して過ごした。

人間関係

特定の友だちが強くなる一方で、仲間意識が強くなる。「仲間に入れてあげない」「入れない」トラブルが多くなる。保育者が仲介に入り個別に、話をした。集団遊びを子どもたちだけで始められるようになる。まだ、トラブルも多くあった。ルールの確認を保育者と一緒に行い、ルールを守ることの大切さを伝えた。

環境

自由席で半年過ごしたが、来年度の準備として、席を決める。新しい席をすぐに覚え、新しい環境に戸惑う様子も無く過ごすことができていた。普段関わりの少ない友だちとの会話もみられ、新しい環境を楽しんでいる。お当番活動も始まり、「ありがとう」と感謝を伝えることや、感謝されることを心地よく感じながら率先してお当番活動に参加している。

言葉

クラス全体でひらがなの興味関心がかなり強まる。ひらがな表を用意し、お手紙の封筒を用意する。女の子を中心にお手紙がブームになっている。お手紙の本質について伝えたことで、気持ちを伝える一つの方法になってきている。男の子はひらがなの積み木を使い楽しんでいる。子ども同士での会話が多くなり、話し合いできるようになってきている。簡単なテーマで、話し合う機会を設けた。

表現

自由制作に対する意欲が高く、はさみ、のり、折り紙、セロハンテープ、などの教材を自由に使えるようにした。制作だけではなく、ブロックでも、自分の作りたいものを創造しながら何かを完成させ、作品で友だちと遊ぶことを楽しむ。各々の表現の方法が見られていた。子ども同士でも相手の表現を受けとめることができていたが、時々、表現の仕方を否定され、トラブルになってしまったときは、保育者が仲介した。

食育

お箸に興味を示し、ほとんどの子がフォークとお箸を準備し食事をしている。
食事のマナーについて、保育者だけではなく、子どもたち同士で声をかけ合う姿が多く見られてきた。「肘をつかない」「足をきちんと降ろす」「大きな声で話さない」のどの基本的なマナーを守れる子が多くなった。

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