4歳たんぽぽ組2021年度9月のまとめ

健康

上旬は気温、湿度共に高い日もあり、戸外遊びや散歩は水分補給をこまめに摂ったり早めに入室したりする等して熱中症などに気を付けて過ごした。室内だけで過ごす日も運動量によっては汗をかく日もあったので、戸外に出たから着替えではなく、汗をかいたかどうかで着替えを判断するように子どもたちに伝えていった。

人間関係

運動会の練習を見学する中で幼児の他クラスの子への興味関心が出てきたり、乳児クラスの子が部屋に遊びに来た際に受け入れたりと異年齢との関わりが自然と増え、子どもたちも自然と他クラスの子どもの名前を口にするようになってきた。クラス内では友だちとの関わりが深くなる中で相手に言葉で強く言ってしまう姿も見受けられた。互いの気持ちを保育者が代弁していきながら相手の立場になって考えられるようなきっかけ作りを意識して行っていった。

環境

文字や制作に興味を持つ子が増えてきたことから、塗り絵だけでなく白紙(裏紙)や折り紙、ハサミ、テープと言った素材を多く保育室に用意するようにした。運動会に使う装飾なども制作に興味がある子から自由に行える様にしていった。一方でそうした自由制作にあまり興味が無い子は自発的に来ることはなかったので、毎月の制作などを通して興味関心が芽生えるような関わり方を心がけていった。

言葉

会話を通して友だちと関わる姿が多く見られる一方で、感情が昂った際はまだ衝動的な行動に出てしまったり、言葉で表現したくても適した言葉が見つからず黙ってしまったりする場面もあった。「こういう場面ではどう表現するのか」ということを適宜保育者が伝え、子どもたちが積極的に会話でやり取りをしようとする姿勢を大切にしていった。

表現

運動会への活動を通して身体を使った表現を楽しむ子が多くなってきた。運動遊びでは最後に自由にポーズを決めていいよ、友だちと一緒でもいいし、一緒じゃなくてもいいよと話すとそれぞれが自由に考え思い切り表現していた。遊びの中でもブロックや積み木だけでなく自由に制作をして表現する子も増えたので素材や道具を自由に使える様にしていった。

食育

給食の際にゆり組がスプーンやフォークを借りに来ることから「ゆり組になるとお箸しか使わないみたい」と子どもたちがお箸に対しての意欲が高まっていたので、少しずつお箸だけで食べられるように声を掛けていった。夏が終わり、また積極的に戸外で遊ぶようになったからか、クラス全体として喫食状況が良くなり、野菜も完食できる子が多くなってきた。クラス全体の傾向として苦手な子に無理強いする流れにならない様に気を付けながらも様々な食材、料理に親しみを持てるようにしていきたい。

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