2歳もも組2021年度7月のまとめ

食事

6月をもって、食事・おやつ時にエプロンの使用を止めた。食事の献立に応じて、エプロンが必要と思われる際は使うなど対応していく。気温が上がり、湿気の多い時期となってきた為か食欲が落ちているように見えた。空腹を感じられるように体を動かす時間を多くする、食事に対する意欲が持てるような声かけや絵本などの読み聞かせをおこなった。その結果、中旬頃からおかわりや意欲的に食べている光景などを見ることができた。

排泄

7月に入り、パンツへの移行ができている子が8名。新たにトレーニングを始めた子どもが2名となった。時折、お漏らしはあるものの、声かけや自身のタイミングで排泄をおこなうことができている。オムツで過ごしている子どもたちへは、着替えやオムツの交換時に便器に座れるように促し、興味・関心が持てるようにした。

健康

7月に入ってからすぐに咳や発熱を伴うRSウィルスの感染がクラス内で広がった。おおよそ、クラスの半数が1週間の間、欠席となった。第2週より回復した子どもたちが登園してくる。この感染を通し、クラス内の感染予防を改めて担任間で話し合い、室内の清掃・消毒・換気などを実施した。
暑くなり、汗をかくことで、肌が敏感な子どもが肌荒れをおこしている。保護者と連携をとり、荒れた個所を清潔に保てるように配慮した。

睡眠

午睡時に快適な環境で眠れるようにエアコンで室温・湿度の管理を徹底した。その為、湿気の多い日でも、寝苦しそうにしている子はいなかった。RSの感染がクラス内で広まった時は、布団の配置を広くあけて並べ、感染症対策をおこなった。7月の後半になると水あそびが始まり、外の活動が増え、入眠への移行がスムーズであった。

身体発達

天候の為、室内で過ごす時間が多かった。部屋の中でも楽しく体を動かせるようにダンスのバリエーションを増やす。新しい音楽が流れると、がんばって保育士と同じ動きをしようとしている姿があった。踊り終えると「もう一回やって」と子どもから何度もリクエストをする声が聞こえてきた。あそびでは、パズルを導入し、指先を使った机上あそびをする機会を多く設けた。初めは介助を必要とする子が多かったが、繰り返しあそんでいくことで、ひとりで完成させることができるようになった。自らピース数の多い物に取り組む子どももいた。

情緒

机上あそびを多く取り入れるようになると戦いごっこをする子どもが少なくなった。そして、ひとつのテーブルに座って落ち着いて過ごす子どもが増え、互いにできないパズルの箇所を教え合うなど相手を気遣う様子などが見られるようになった。

言葉

言葉の発達に伴い、食事・あそびの中で、子ども同士、声を掛け合って小グループを作る。そして、会話を楽しみながら食事・おやつを食べたり、遊ぶことが増えた。日中の活動中、保育士に前日にあったことや保護者とどんな時間を過ごしたかを思い出しながら話かけてくる子どもが増えてきた。

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