<食事>
「お腹とテーブルはぺったんこ」と声をかけることで、姿勢や座り方を意識できるようにしていった。また、食前後では「いただきます」「ごちそうさま」を言うことを知らせ、自分のタイミングで済ませることが出来るようにしていった。その分、先月よりも食べこぼしが少なくなったように感じた。
<健康>
花粉症により鼻水が出ていたり、目が充血していたりする子がいた。また、寒暖差などで肌が乾燥し、頬や口周りが荒れている子も見られたため、その都度ワセリンを塗って対応していった。
<排泄>
新しいトイレの形式に臆することなく、幼児クラスのトイレに興味をもち、保育者が声をかけなくても自ら進んで積極的にトイレに行く子が多く見られた。3歳児保育室の玩具に興味を示し、遊びたい気持ちが勝り、焦ってトイレを済ました後に漏らす子や、遊びに夢中になりトイレに行くといった切り替えが難しい子も数名いた為、安心して行けるように工夫していきたい。
<身体発達>
綱渡りでは、以前は腹這いや四つん這いのみで進んでいたのに対し、全員が歩いて渡ってみようと挑戦していた。保育者の援助無しでは難しかった子も、保育者の助言や、前方を歩く友だちの動きを見て同じように真似てみることで、短時間の間に少しずつ、援助なしで自分の力で進むことが出来ていた。
<情緒>
進級できること、新しい環境(3歳児保育室)での生活が始まったことに対して、初日は不安で涙ぐんでいた子も、2日目では笑顔で登園し、機嫌よく遊んで過ごすことが出来ていた。
ふと気持ちが不安定になるような様子はなく、目新しい玩具に興味を惹かれて、遊びに集中し、夢中になって遊んでいた。
<言葉>
時と場合によっては自分の思い通りにならないこと、解決することが難しいことを少しずつ理解し始めているようで、その際はすぐに保育者に助けを求めたり、友だち同士の仲介になって「いーれーてって言ってごらん」などと助言したりする姿が見られた。また、口調が強くなってしまう子も、どんな言い方だと相手を傷付けないのか話し方を気に掛ける姿が見られた。