4歳たんぽぽ組2022年度8月のまとめ

健康

お盆の前後で体調を崩す子が多く、受け入れ時や迎え時に体調について家庭と情報共有していくように心がけた。

下旬からは園でもコロナによる欠席も目立ってきたので、新しく導入したCo2測定器を使いながら換気をこまめに行っていった。

人間関係

仲の良い友だちと同じ遊びをするという形から「一緒に取り組むことでより難しいものにチャレンジする」といった姿が目立つようになった。ジグソーパズルやLaQの大作等を友だちと分担して完成させるようになった。

そのような姿に合わせて少し難しいものを部屋に準備したり、必要に応じてゆり組から借りてこられるような環境を整えていったり、興味があればゆり組に自分たちで行き、「貸してください」と交渉してくるようになったので、自然な形で異年齢とのやり取りもできていたように思う。

環境

中旬にロッカーの位置を変え、棚の配置も若干変更した。コーナー分けが以前よりはっきりしたことで子どもたちも遊び込めているように感じる。夕方の時間は他クラスの子も遊びに来ることが多くなったり、ホールで遊んでいる乳児と一緒に遊ばせてもらったりと他クラスとの交流がしやすい環境に職員側も対応してきているように思う。

言葉

友だちと遊びや貸し借りが上手くいかなくなったときに「じゃあいつ終わりになる?」「そっちのほうが多く使っているから少し貸して」等、自分の感情だけでなく提案や指摘といったやり取りが出来るようになってきた。まだそこから子どもたちだけで解決に持っていくのは難しい場面の方が多いが、自発的にそうしたやり取りをするようになってきたので保育者もすぐに仲介するのではなく様子を見守っていきたい。

表現

運動会の遊戯を保育に多く取り入れていく中で、子どもたちが好きな音楽を保育室で流して過ごすことが多くなった。普段積極的に話さない子もダンスになると積極的に踊り、他児と関わりを楽しんでいる姿も見られた。運動会に向けてだけでなく、今後も子どもたちの表現遊びが自由にできるような環境を整えていきたい。

また、折り紙や裏紙を使って遊ぶ姿が多くなってきたので、自由に取れる場所にも多めに用意していきたい。

食育

育てていた夏野菜は十分な収穫が出来ず、収穫と食事といった部分については上手くいかなかった部分が多かった。室内にフェルトボールやボタンを箸やトングでつかみ、別皿に移す遊びを取り入れると子どもたちも楽しそうに箸を使って遊んでいた。遊びの中から箸に興味を持つようにするなどしていきたい。

育児あれこれ