4歳たんぽぽ組2022年度10月のまとめ

健康

感染症や体調不良は少なかったが、急激な気温の低下で寒がる子が多かった。子どもたちと戸外に出る前に上着の有無を自分たちで感じられる様に声掛けをしたり、手洗いうがいを再度見直していくことで気温の変化が大きい時期も体調を維持したりできるように心がけた。また、送迎の際にも保護者と体調の様子を伝え合い情報を共有していくようにしていった。

人間関係

子どもたちだけでじっくりと遊べるようになり、それぞれが好きな遊びを楽しむようになってきた。

一方でその集団の中で遊びたい内容が嚙み合わないと言い合いになり「入れてあげないよ」といったトラブルも徐々に増えてきた。そうしたトラブルを未然に防ぐのではなく、言い合いになった際にどうしたら双方納得できるかを意識して仲立ちしていった。また、乳児に対して興味を持つ子が増え、室内外問わず優しく関わろうとする姿が多く見られるようになってきた。

環境

飾り棚に作った自分の作品を午睡時間に出して遊ぶ一方で、金曜日には一回壊して片付けようという流れが定着してきた。LaQはゆり組が一度種類ごとに分けてくれたこともあり、子どもたちも様々な玩具を色ごとや種類ごとに分けて片付ける姿が見られるようになった。そうした子どもたちが作ったクラス環境を子どもたちがどう受け止めていくか見守りながら必要に応じて声をかけたり手助けをしたりするように心がけた。

言葉

文字を読める子が増え、ひらがなの積み木を使って言葉を作って遊ぶ姿が多くなってきた。女児を中心に文字を書く姿も増えてきたので、徐々に手紙遊びなどの用意もしていきたい。他児や保育者との会話も言葉を上手く使って説明できるようになってきた子が増えてきたが「誰が、誰に、どこで、何をした」といった筋道を立てての会話はまだ難しい姿もある。日々の会話を通して徐々にそうした会話が組み立てられるようにしていきたい。

表現

折り紙や廃材、テープやハサミといった様々なものを組み合わせて遊ぶ事が多くなってきた。制作遊びだけでなく好きな音楽を流してダンスを楽しんだり、運動会の曲を流してバルーンの動きを表現して遊んだりする子もいて、個々が表現したい方法で表現を楽しんでいるように思う。互いの表現について伸び伸びと楽しめる様に環境を整え、必要に応じて保育者も仲立ちしていった。

食育

前月に比べ、箸を使って食べる子が増えてきた。「もうすぐゆり組になるからね」「お兄さんお姉さんは好き嫌いしないんだってさ」と子どもたちが食べながら話す様子が増えてきた。進級に対してそうした気持ちを持つ子にはその気持ちをより高められる様に、そうではない子にも箸の使用や様々な食材に興味を持てるように保育者が仲立ちして関わっていった。

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