2歳こぐま組2022年度3月の保育日誌

こぐま組(2歳児)  令和5年3月6日(月) 野田
散歩に出かけるとわかると、自分はもちろん、年下の友だちの身支度もしてあげようとする姿があった。歩くスピードも相手に合わせ、決してあせらせたり、自分だけ先を行ったりせず、優しく気づかっていた。また、道路脇や畑に咲く花を見つけて観察したり、後で振り返って「かわいかったよ」と話したりなど、心の成長が見られた日だった。残り少ない園生活だが、友だちと一緒にたくさんの思い出が作れるよう、日々の計画をしっかりと立てていきたい。

こぐま組(2歳児)  令和5年3月9日(木) 野田
保育室を中心にゆったりと過ごす。言葉の成長が著しく、また表現力や手指の動きの発達が進み、自分のイメージする物をいろいろな方法で表現して驚かせてくれた。一人の子は、井ゲタブロックで大きな家を作り、その中にはピアノまであった。もう一人の子は、何色ものシールを丁寧に貼って繋げて虹を完成させていた。まだ援助が必要かもしれないと思っていたことが恥しく、裏切られたことを嬉しく思った。

こぐま組(2歳児)  令和5年3月15日(水) 野田
お別れ散歩やお別れ会に参加する。家庭でも話をされているようで「○○に行く」と園名を答えることができる子もあった。また、友だちがどこの園に行くのかもちゃんと聞いていて教えてくれた。見通しを持って、友だちを大切に思っている姿に成長を、別れが近づいてきていることに淋しさを感じた。「南部町ベアーズは楽しかった」と思い出してもらえるよう一緒に遊び、一緒に歌い旅立ちを応援していることを伝えていった。

こぐま組(2歳児)  令和5年3月27日(月) 野田
転園まで残り一週間となり、情緒が不安定な子があった。予定を気にして何度も尋ねたり、気を引こうとつまずいてみせたりしていた。ゆったりとした雰囲気を心がけ、丁寧に応対し、安心して過ごせるようにしていった。種まきから栽培をおこなってきたラディシュの収穫を喜び、赤く丸い姿を見ると、益々意欲的に抜いていた。土を落とす際に、箱の外にこぼれたり、衣服が汚れたりしないよう意識する姿があり、成長を感じた。

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