言葉
・その場に合った声の大きさを1年間通して伝えてきたため、給食の時間はコロナウィルス感染症予防のための黙食を徹底したり、午睡の時間は他クラスが起きないように小さい声で話をしたりすることができた。
・相手を思いやる言葉での解決により、トラブルはほとんどなかった。
環境
・卒園式の練習が始まり保育者が環境設定をしていると「てつだおうか?」「なにをはこべばいいの?」など、自分たちでも気づいて行動することができた。
・トイレのスリッパが元の数より増えていたり、バラバラになっていたりすると、数名だが、綺麗に整える姿が見られた。
表現
・卒園制作でアクリル板を作成し、慣れない絵の具に慎重になりながら、自分の似顔絵を描いていた。友だちが真剣に描いている時はそばで見守りながら、似顔絵を描き終えると「じょうずだね」「かわいいね」など、互いの作品を褒めていた。筆使いが難しそうだったが、髪の毛や髪ゴムなどの細かい部分も表現することができた。
健康
・くしゃみをする時に手で押さえてしまった時は石鹸で手を洗ったり、鼻水をこまめに拭いたりなど、保育者の声掛けがなくても自分から感染症予防に努めていた。
・気温の変化に応じて自ら上着を着たり、汗をかいたら肌着を取り換えたりなど、環境の変化に合わせた衣服の着脱をおこなっていた。
人間関係
・言葉で解決できる分、大きなトラブルはなかった。また、お互いに助け合い、声を掛け合い、いい雰囲気の中で過ごすことができた。遊びも自然と輪になり、それぞれは好きな遊びを楽しみながら過ごしていた。
・自分たちのクラスだけでなく、他クラスのことを気に掛け、午睡明けの手伝いを率先して行っていた。